第22話最終決戦!〜バトル・オブ・S〜(中編)完成版
「ピロロロロ…」
ファイター達のもとにメールが届く。
ルイージ「なんだ?」
桜井の第1形態が倒された。
しかし、桜井は第2形態となり、ソニック、パックマン、ロックマンそして乱入者のスネークが脱落。
ルイージ「なんてこった。第二形態だって…」
Mii「はあ!」
突然Miiが現れ、ルイージの不意を突こうとする。
ルイージ「わっ!?」
ルイージはその攻撃をかわす。
ルイージ「ルイージロケット!!」
Mii「ぐほお!!!」
ルイージロケットがMiiに直撃し、Miiは吹っ飛んだ。
ルイージ「Sが第2形態になったことでHAL研究所もやばくなってる…」
そのころ3人の男たちが桜井に挑もうとしていた。
サンドバッグの試練
リトルマック「ジャブ!ジャブ!ジャブ!ジャブ!ジャブ!」
〉〉〉〉〉〉〉KO
ファルコン「イェス!ぶちかませ!!!」
リトルマック「どりゃあああああ!!!!」
「ドーーーーーーーーーン!!!!!!」
サンドバッグは吹っ飛び、立ちふさがる壁を壊した。
ガノンドロフ「さすがはKOアッパーカットだな」
リトルマック「俺にかかればこんなもんだよ」
ファルコン「先を急ぐぜ!!」
10分後…
桜井「お待ちしていましたよ」
ガノンドロフ「S…」
ファルコン「第2形態になったと聞いたぜ、ちょっと実力を試させてもらう」
桜井「いいですよ、しかし…私を見くびっていると後で痛い目見ますからね?」
リトルマック「承知の上だ」
桜井「では…始めますか。少しは楽しませて下さいね」
リトルマック「ジョルトブロー!!」
リトルマックは横必殺のジョルトブローを繰り出す。
桜井「フッ!」
桜井はそれをジャンプでよける。
リトルマック「なら上スマッシュだ!!」
リトルマックは円を描くような軌道でアッパーカットをした。
桜井「羽翼オン!!」
桜井に翼が生え、多段ジャンプで上スマッシュをかわす。
リトルマック「何!?」
桜井「こちらの番です」
リトルマック「来い!」
桜井「変則急襲斬り!!」
桜井はまるくなって回転しながら斬り付けようとする。
リトルマック「カウンター!!」
しかし、リトルマックはその技をうまくカウンターする。
桜井「…ふふっ」
桜井の翼が光り、リトルマックを飛ばした。
リトルマック「ぐわああ!!」
ガノンドロフ「なんだと!」
桜井「この翼はカウンターを砕き、攻撃することができる」
ガノンドロフ「ってことは」
ファルコン「カウンターをカウンターしたのか!?」
桜井「そう言う事です」
ガノンドロフ「なら…フッ!!!」
ガノンドロフは剛肩をくりだすダッシュ攻撃をした。
桜井「フッ!!」
桜井はガノンドロフの技を避ける。
ガノンドロフ「ハッ!!」
『ガンモード!シャゲーキ!』
何かの音声が聞こえた。
3人「!?」
桜井「くらえ!!!」
桜井は横スマッシュ攻撃をガノンドロフに繰り出した。
ガノンドロフ「ぐわわわわわーーー!!」
桜井「フフフ…」
ガノンドロフ「お、お前…」
ガノンドロフが驚くのも無理はなかった。
無論、残りの2人も驚いていた。
なぜなら…
先ほど撃った横スマッシュは…
桜井「射撃タイプの技だから」
ファルコン「おい、おまえさっきまで剣術タイプの…」
桜井「これは進化した桜井の姿…第1形態はほんのご挨拶だったんですが…これほど脱落するとは」
ファルコン「ファルコンナックル!!」
キャプテンファルコンは横必殺のファルコンナックルを繰り出した。
桜井はそれを軽々避けたのは言うまでもない。
『コブシ!カクトーウ!!』
桜井「ハアアアアアア…」
ファルコン「うおおおおおおおおおおおおおお」
桜井は格闘タイプの通常攻撃である連続攻撃を繰り出す。
桜井「はあー!」
ファルコン「うお!?」
連続攻撃の最後は大きく吹っ飛ばす。
ガノンドロフ「魔神剣!!!」
その時、ガノンドロフが魔神剣を繰り出してきた。
桜井「相殺!!」
桜井は技を相殺した…
そして…
ガノンドロフ「相殺魔剣!!」
桜井「これか…私があなたに授けたカスタムの活用後の姿は…」
ガノンドロフ「お前、あえて相殺したな?」
桜井「そうでなければ面白くありません」
ガノンドロフ「相殺したことを後悔させてやるぜ!!」
桜井「百裂ラッシュ!!」
桜井は格闘タイプの横カスタマイズ技の百裂ラッシュを繰り出す。
ガノンドロフ「フン!!」
ガノンドロフはすぐさま避ける。
ガノンドロフ「魔神剣!!!」
桜井「うおわ!?」
魔神剣は桜井に当たる。
ファルコン「イイェェス!!」
リトルマック「これはいけるぞ!!」
ファルコン「ファルコンキック!!!」
リトルマック「究極アッパーカット!!!」
桜井「ぐはっ!!」
2つの技も桜井に当たる。
桜井「ふっふっふっ…ハア!!」
3人「!?」
『サークラーイ!スぺシャール!!』
桜井に黄金の光が降り注いだ。
桜井「ふぅ…出すのには早いですが。まあいいでしょう」
ガノンドロフ「見かけ倒しだ…裂鬼居合い!!」
桜井「フン!シャトルソード!!」
桜井はガノンドロフの後ろに回り、剣でガノンドロフを背後から切り上げた。
ガノンドロフ「ぐおお!!」
ファルコン「ライジングファルコンキック!!!」
キャプテンファルコンはファルコンキックのカスタム技であるライジングファルコンキックを繰り出す。
桜井「カウンター+!」
桜井はライジングファルコンキックをカウンターし、連続でキャプテンファルコンを斬りつける。
ファルコン「お、おい!そんな技Miiにはないぞ!!」
桜井「ええ、ないですよ。しかしこの技は桜井スペシャルで使えるんです」
リトルマック「やはりただものではなかったな」
ガノンドロフ「というかそれをやる前もなんかカウンターをカウンターする技あったよな」
桜井「行きますよ…ソードファイア!!」
桜井は炎のソードビームを繰り出す。
ファルコン「ハッ!」
キャプテンファルコンはその攻撃をジャンプでよけた。
しかしキャプテンファルコンの後ろには…
ガノンドロフ「おい」
ファルコン「ぁ…ごめん」
ガノンドロフ「全く…」
ファイアソードはガノンドロフに直撃する。
ガノンドロフ「ぐわああああ!!!」
ファイアソードはガノンドロフを包んで最後は爆発して、ガノンドロフを飛ばした。
ガノンドロフ「ぐわああ!!」
ファルコン「やっちまった…」
桜井「変速急襲斬り!」
ファルコン「ぐお!?」
桜井の攻撃が見事にヒットする。
ガノンドロフ「Miiの技もまだ使いこなせるのか…」
リトルマック「究極アッパーカット!!!」
桜井「ガード!」
リトルマック「ぬ!」
桜井「ふっ!」
桜井はリトルマックを掴んだ。
リトルマック「ぐっ…」
そのとき…
「ドカーン!」
リトルマック「ぐおおあ!!!」
リトルマックは爆発に巻き込まれた。
桜井「射撃タイプの下必殺のグランドボムです」
説明しよう。グランドボムとは前方に小さなボムを仕掛ける技である。そして、一定時間経つと爆破する。
ガノンドロフ「なるほど…あれは密集して撃たないと意味ないからな」
ファルコン「それで掴んで相手との距離を密集させたのか…」
桜井「その通り!…さてと『あれ』もうそろそろ来ますよ」
その時スマボがフィールドに現れる。
3人「来たか…」
4人「行くぞぉおおお!!!!」
10秒後…
桜井「フフフ…さあ、終わりにしましょう」
取ったのは桜井だった。
ファルコン(クソ…)
ガノンドロフ(どんな技かが…)
リトルマック(分からないから対処できない…)
桜井「ハァー…ハア!!」
桜井は大きく息を吸ってパワーを溜めた後、それをフィールド上に発生させた。
ガノンドロフ「か…体が…」
リトルマック「うごかねぇ…」
桜井「フン!!」
桜井は剣を上にあげた。
ファルコン「何をするつもりだ…」
その時、上から射撃タイプの切り札のするスロットルのレーザーが
左右からは剣術タイプの切り札のファイナルエッジの衝撃波が
奥からは巨大なこぶしの形をしたエネルギーの塊が飛んできた。
3人「ぐわあああああああああああ!!!!!!」
3人は無論画面外から出た。
桜井「フウ…まだお客さんは来ないですね」
そのころバトルモードのHAL研究所では…
マグマの間
ここはマグマが上ってくる崖を登る試練の場所。
リザードン「行くぞ!S戦までもうすぐだ!!」
ゲッコウガ「急がないと下から来るマグマに飲まれて退場でござる!」
リザードン「なんとかできないのか?」
ゲッコウガ「やれるか不安でござるが…やってみるでござる!」
リザードン「おう!…で何をするんだ?」
ゲッコウガ「フルパワーハイドロポンプ!!!」
ゲッコウガは手から大量の水を出すハイドロポンプの強化版を繰り出す。
リザードン「おお!!」
「プシュー」
マグマは冷めて石となった。
ゲッコウガ「今がチャンスでござる!」
リザードン「おう!」
2匹は崖を楽々と登る。
数分後…
桜井「お待ちしておりました」
ゲッコウガ「桜井殿、勝負でござる」
桜井「ええ、ポケモン2匹ですね。いい勝負ができそうです」
リザードン「さっさと始めるぜ」
3人はフィールドに移動する。
リザードン「俺は近接で攻める、ゲッコウガは遠距離からサポートしてくれ」
ゲッコウガ「合点!」
桜井「何をしているのですか?」
「コブシ!カクトーウ!!」
桜井はいつ間にかゲッコウガの前に居た。
ゲッコウガ「ゲッ!?」
桜井「反転キック!!」
桜井はリザードンの所まで反転し、キックを繰り出す。
桜井「ハッ!」
リザードン「ぐお!」
ゲッコウガ「みずしゅりけん!!」
「ソード!ケンジューツ!!」
桜井「リバースラッシュ」
桜井はタイプを剣術タイプに変化させ、虹で飛び道具を跳ね返すリバースラッシュを繰り出し、みずしゅりけんを跳ね返す。
ゲッコウガ「ゲゲッ!!」
みずしゅりけんはゲッコウガに当たった。
ゲッコウガ「ガー!!」
リザードン「フレアドライブ!!」
リザードンは炎をまとって突進するフレアドライブを繰り出す。
桜井「リバースラッシュ」
リザードン「!?」
桜井はフレアドライブの進む方向を変えてしまった。
リザードン「ぐう…」
リザードンは反動ダメージを受けた。
ゲッコウガ「リザードン!!」
ゲッコウガはリザードンの方へ向かう。
桜井「ハッ!」
ゲッコウガ「ぐぅ!」
桜井は横強攻撃を繰り出した。
ゲッコウガ「フン!」
ゲッコウガは消えた。
桜井「かげうちか…どこに来る…?」
ゲッコウガ「ガー!」
ゲッコウガは桜井の真上から攻撃した。
桜井「うわっ!?」
ゲッコウガ「今でござる!!」
リザードン「フレアドライブ!!!」
桜井「ぐおお!!!」
リザードンは桜井がひるんだ隙を狙ってフレアドライブを撃つ。
桜井「ふふふ、なかなかですね…流石人気シリーズのキャラ…」
ゲッコウガ「フン!」
ゲッコウガはまた消えた。
ゲッコウガ「ガー!!」
ゲッコウガは桜井の後ろで攻撃を仕掛ける。
桜井「カウンター+!」
桜井はかげうちをカウンターし、振り返って攻撃した。
ゲッコウガ「ぐは!」
リザードン「火炎放射!」
桜井「フン!」
桜井は火炎放射をジャンプでかわす。
桜井「昇天スピンキック!!」
リザードン「ごおお!!」
桜井「どうしました?その程度ですか?」
リザードン「クソ…ほのおだま!」
リザードンは通常カスタマイズ必殺技のほのおだまを3発繰り出した。
桜井「リバースラッシュΩ!!」
桜井はほのおだまをまとめて剣に集め、跳ね返す。
ゲッコウガ「リザードン!!」
ゲッコウガはリザードンをかばう。
リザードン「!?」
ゲッコウガ「みがわり!」
ゲッコウガはカウンター技の身代わりを発動させた。
桜井「何!?」
ゲッコウガ「はーっ!!」
桜井「…だが」
桜井の翼が光り、カウンターを崩す。
ゲッコウガ「な!?」
ゲッコウガは大きく飛ばされ…
ゲッコウガ「ガァーーーーー!!!!」
画面外へ…
リザードン「ぐっ…フレアドラーーーーーーイブ!!!!!」
リザードンは最後の力を振り絞り、フレアドライブを発動させる。
桜井「カウンター」
リザードン「ぐう!?…ぐわあああああああああ!!!」
そして、一瞬で散った。
桜井「………馬鹿ですね」
そのころHAL研究所ではファイター達にあるメールが届いていた。
送り手はパルテナだった。
件名:Sを倒すための策
桜井さんを倒すための策を考えました。
ゆっくりその内容を伝えたいので、交流の間に集まってください。
そして、数分後…
4人のファイターがパルテナのもとへ集まった。
ピット「皆さん、来てくれてありがとうございます」
パルテナのもとにはピットがいた。
パルテナ「やはり、ここに来るには敵衆をたくさん倒さなければいけないからあまり人は来なかったわね」
ピット「そうですね」
交流の場に来てくれたのは、サムス、ゼロスーツサムス、トゥーンリンク、フォックスの4人だった。
パルテナ「でも、ラッキーなことに来てほしいファイターが来ました」
サムス「それはどういう意味だ?」
パルテナ「はい、この作戦を実行するに当たってそれにピッタリな人が集まったという事です」
ゼロサム「そうなのか?」
パルテナ「そうなんです」
フォックス「で、その策っていうのは?」
パルテナ「はい、まず皆さんの共通点を考えてみてください」
トゥーンリンク「共通点ですか?」
サムス「一ついえるとしたら、飛び道具か?」
パルテナ「そうです!」
フォックス「そうか!大量の飛び道具で敵をけん制してこっちに近寄りにくくするんだな!」
ピット「そして、桜井スペシャルの技を調べてみたところ、飛び道具を跳ね返す技はなかったんです」
サムス「しかし、リバースラッシュは?」
パルテナ「発動中に、後ろからふっ飛ばしが高いファイターが攻撃します」
ピット「ゼロスーツサムスさんには一番重要な役割が待っています」
ゼロサム「なんだ?それは」
ピット「あなた、パラライザーって持ってますよね?」
ゼロサム「ああ」
パルテナ「それをいざという時に桜井に撃ってシビレさせます」
ゼロサム「いいのか?しびれる時間もそう長くないぞ?」
ピット「それに関しては、パワータイプのファイターが桜井に密着して行動してもらいます」
トゥーンリンク「え!?そんなの危ないですよ!!」
パルテナ「そうするしか…ないのです…」
周りに沈黙が走る。
パルテナ「さあ、行きましょう…最強になるために…」
6人は桜井の待つ部屋へ足を急がせた。
パルテナ「こんにちは」
桜井「おや、女性ファイターと戦うのは初めてですねぇ」
サムス&ゼロサム「手加減せんぞ」
ピット&フォックス&トゥーンリンク「……………」
8人はフィールドへ着いた。
桜井「うおーーー!!」
桜井は猛スピードでファイターのもとへ走る。
パルテナ「早い、早くけん制しないと遅いですよ!!」
ピット&トゥーンリンク「ハーーーーッ!!!!」
桜井「ぐっ、うお!?」
桜井は無数の弓矢の餌食となった。
桜井「くっ…ふふふ…やりますねぇ」
フォックス「ぴんぴんしてるぞ!!」
パルテナ「撃て!!」
ピット&トゥーンリンク「ハァーーーー!!!!」
桜井「私はスマブラの開発者…そう簡単には…」
桜井は見切ったと言わんばかりに緊急回避で弓をかわす。
桜井「イデャ!!!」
ピット&トゥーンリンク「ぐはあ!!」
桜井は2人の攻撃をかわした後、横スマッシュを撃ちこむ。
フォックス「とりゃあ!!」
フォックスも同じように横に移動する横スマッシュを叩きこむ。
桜井「ぐふぅ!…ふっ!」
桜井は何かを撃った。
フォックス「お前…なにを?」
パルテナ&ゼロサム「うわあああああ」
フォックス「!?」
パルテナとゼロスーツサムスは爆撃系の技を喰らっていた。
ピット「これは…ステルスボムか!!」
桜井「そう、すけたボムを発射する技です」
桜井はピットに向かって走る。
ピット「くっ…やあ!!」
ピットはまた弓を乱射する。
桜井「同じ手は通用せんと言っただろうに!!」
サムス「…だったら」
『チャージOK!!』
サムス「これはどうかな!!!」
サムスは最大溜めのチャージショットを繰り出す。
桜井「!?」
桜井は背後からチャージショットを撃たれた。
ピット「今だ!ダッシュアッパー!!」
桜井「させん!」
桜井はカウンターを繰り出す。
ピット「ゴワァ!!」
ゼロサム「フッ!」
桜井「なっ!!」
桜井にパラライザーが当たる。
フォックス「今だ!」
フォックスは下スマッシュを撃ちこむ。
桜井「ごふ!…ふふふ、第2形態となった私と本気でやり合うとは…!!」
桜井はMiiの装備を落とし、桜井スペシャルのみの装備となった。
6人「!?」
桜井「しかし…私はあなた達を最強どころかライバルだとも認めませんよ…なぜなら…」
『サークラーイ!スぺシャール!!』
桜井「今まで私は本気を出してはいなかったからねぇ!!」
サムス「最大溜めチャージショット!!」
桜井「ハッ!」
桜井は翼を使ってチャージショットをかわす。
桜井「分割レーザー!!」
桜井はちいさなエネルギーレーザーを数発サムスに撃つ。
サムス「ぐわああ!!」
ゼロサム「ブーストキック!!」
ゼロサムは斜め上に上昇し、頂点で蹴り飛ばすブーストキックを発動する。
桜井「スパイクキック!!」
桜井はとげの生えた靴で急降下キックをする。
ゼロサム「うっ!」
その技はブーストキックをしているゼロスーツサムスの姿勢を崩し、ヒットした。
ゼロサム「ぐわあ!」
ゼロスーツサムスは地面にすごい勢いで落ちた。
ピット「メテオ効果があるのか!」
桜井「本気の桜井スペシャルは以前のものと度が違います。それにMiiファイターの武器を代用するものもちゃんとありますよ」
パルテナ「強化型ですか…」
桜井「ええ」
ピット「クソ…ダッシュアッパー!!!」
ピットは剛腕ダッシュアッパーという武器で桜井に殴りかかる。
桜井「フン!」
ピット「ああっ…」
桜井は剣でダッシュアッパーを払った。
桜井「お返しです」
桜井は剣でピットを突こうとする。
フォックス「させるか!!」
そのとき、フォックスがジャンプ連続蹴りを仕掛けてきた。
桜井「フッ!!」
しかし、桜井はそれを避ける。
桜井「セイ!」
桜井は剣を地面に突きつけた。
ピット「なんだ?」
それと同時にピットとフォックスの地面から火柱が
ピット&フォックス「うわああああ!!!」
パルテナ「爆炎!!」
パルテナは自分から少し離れた場所に爆発を起こす爆炎を繰り出す。
桜井「ぐう…!」
桜井はそれを喰らって吹っ飛ぶ。
桜井「火車!!」
桜井はパルテナの方向に炎をまとって回転しながら突進する。火車を繰り出す。
パルテナ「カウンター!」
パルテナがカウンターを準備した時。
桜井「フッ!」
桜井は突進の軌道を変え、パルテナの後ろに回る。
パルテナ「!?」
桜井「横スマッシュ!!」
パルテナ絶体絶命のその時。
ピット「パルテナ様!!!」
パルテナ「!?」
桜井「ハァーー!!!」
ピット「うわああああああああああああああああああああ!!!!」
ピットはパルテナをかばい、画面外に飛ばされた。
その隙にパルテナは桜井との間合いを離す。
ゼロサム「下がれ」
サムス「休んでろよ、リーダー」
フォックス「そのかわり、ピンチになったら助けてくださいね」
トゥーンリンク「行くよ皆!!」
3人「おう!」
パルテナ「みなさん…」
トゥーンリンク「ブーメラン!!」
桜井「ガード!」
ゼロサム「今だ!!」
ゼロスーツサムスはプラズマウィップで桜井を掴んで引き寄せた。
桜井「しまった…リンクとトゥーンリンクとサムスとゼロスーツサムスは掴みの時リーチが長くなるんだった…」
その時、後ろからブーメランが。
桜井「ぐわ!」
桜井にブーメランが当たった。
トゥーンリンク「よし!」
桜井「やるじゃないですか…しかし…」
桜井は大きく跳びあがり急降下キックを繰り出す。
ゼロサム「ぐわぁ!!」
フォックス「ゼロスーツ!!」
キックはゼロスーツサムスに直撃した。
桜井「まだまだ…」
さらに、桜井が地面に着地したと同時に火柱が桜井の左右に立つ。
トゥーンリンク&フォックス「ぐわああ!!」
『ピリリリ』
桜井「チャージ出来ましたか…」
サムス「チャージショットか?なら任せろ!どちらのチャージショットが強いか勝負だ!」
『チャージOK!』
サムスは満タンチャージショットをいつでも打てる状態になった。
桜井「そうですか…では…」
サムス「ハァー!!」
『ドーン!!』
サムスはチャージショットを撃つ。
桜井「ハッ!!」
『ズビュン!!!』
その時桜井のアームキャノンから放たれたチャージショットは普通のチャージショットではなかった。
細長く、鋭いチャージショットだった。
サムス「ごあ!!」
トゥーンリンク&フォックス&ゼロサム「ぐわあ!」
サムス「!?」
サムスが後ろを見るとそのチャージショットを喰らったのであろう3人の姿が見えた。
サムス「貫通するのか…クソ…!」
桜井「3…2…1…」
桜井はカウントした後指をパチンと鳴らす。
サムス&フォックス&トゥーンリンク&ゼロサム「うわああああああああああああああ!!!!!!」
その後、まるで止まっていた時間が動いたかのように4人は画面外へ…
パルテナ「え!?ど、どういう事…」
桜井「これぞ、桜井マジックです」
パルテナ「最後の切り札…ではないそうですが…」
桜井「これは、ごく稀に発生する技でしてね。そう言えばこれで他社キャラ4人を倒しましたねぇ」
パルテナ「あの技だったんですか…」
桜井「それにしてもピンチですねぇ、今まで集団で戦ってきた仲間がいなくなり、あなたの考えた作戦もパーになったんですから」
パルテナ「…なんで作戦の事を!?」
桜井「最初からお見通しでした。また新しい作戦を作られないためにわざとかかったんでしょうが」
パルテナ「…くっ」
????「諦めてはいけません」
パルテナ「その声は!」
桜井「おっと、乱入はいかがなものかと思いますよ…ロゼッタさん」
ロゼッタ「ダメなんですか?」
桜井「ま、いいんですけどね」
パルテナ「来てくれたんですね!」
ロゼッタ「私はもとくらさんとの戦いに負けました…それを取り返すためにも戦いに来ました」
パルテナ「ロゼッタさん…」
桜井「もとくらさんには悪いですが、私ともとくらさんでは大きな違いがあります。そう簡単にあなた達には倒されませんよ」
チコ「そんなの…やらなきゃ分からないよ!!!」
桜井「いいですね、その心得は…では始めますか」
パルテナ「オート照準!!」
パルテナは桜井に照準を合わせ、連続してビームを撃った。
桜井「ハッ!火炎チャクラム!!」
桜井は火のついた、チャクラムという切れ味のいい金属製の輪を投げた。
チコ「うわああ!!!」
ロゼッタ「チコ!!」
チャクラムはチコに当たる。
桜井「急降下ジェットスタブ!!!」
そして、また桜井はチコに攻撃を仕掛ける。
パルテナ「カウンター!!」
チコ「!?」
パルテナはチコの前に立ち、攻撃をカウンターする。
桜井「何!?」
パルテナ「ハッ!!」
桜井「ぐわあ!?」
ロゼッタ「今だ!剛速スターピース!!!」
桜井「ぐっ!」
ロゼッタは桜井がひるんだ隙にカスタマイズ技の豪速スターピースを撃った。
桜井「ふふふ…竜打!」
桜井は手に竜の炎をまとわせ、アッパーを繰り出す。
ロゼッタ「わあああ!!」
攻撃はロゼッタに当たる。
パルテナ「爆炎!!」
パルテナは爆炎を繰り出す。
桜井「爆吸!!」
パルテナ「!?」
桜井は爆発系の技を吸収し、体力回復をする爆吸をした。
ロゼッタ「ハッ!!」
ロゼッタは下に光の輪を出す下空中攻撃を繰り出す。
桜井「緊急回避」
ロゼッタ「しまった!!」
桜井「横スマッシュ!!!」
ロゼッタ「うああああ!!」
ロゼッタはステージの外に来てしまった。
桜井もメテオするべく、ロゼッタと同じ所へ行く。
桜井「終わりです」
ロゼッタ「!?」
ロゼッタが諦めかけていたその時。
パルテナ「オート照準!!」
桜井「うわああ!?」
オート照準が桜井に当たる。
パルテナ「今です!」
ロゼッタ「ギャラクシージャンプ!!!」
ロゼッタは復帰技のギャラクシージャンプをし、復帰した。
桜井「やりますね」
桜井もその後、復帰に成功する。
桜井「いやー、なかなかですねぇ。もうピンチですよ」
チコ「そんなピンチの時こそ」
ロゼッタ「『アレ』が来るんですよね」
桜井「ご明答」
3人はいつの間にか来たスマボを見る。
スマボは、桜井のカスタマイズパーツのスマッシュボール引き付けのバッジの効果で桜井の方に密着する。
しかし…
ロゼッタ「アイテムキャプチャー!!!」
桜井「何!?」
ロゼッタのアイテムを近寄らせる技のアイテムキャプチャーで桜井のバッジの効果を妨げる。
ロゼッタ「1アタック!」
ロゼッタはスマボにアタックする。しかし壊れなかった。
桜井「こうなったら…スマッシュボール引き付けパワーアップ!!」
スマボは今度は桜井の方へ寄った。
ロゼッタ「そうきましたか…」
桜井「2アタック!!」
桜井はスマボにアタックした。しかし壊れない。
桜井「よし、このまま…」
桜井がアタックしようとしたその時…!
「スカ!」
桜井「!?」
スマボはロゼッタの方向へ…
ロゼッタ「やった!」
桜井「そう簡単に取らせるかああああ!!!!!」
桜井はもっとスマッシュボール引き付けの効果を上げる。
ロゼッタ「私だって…!」
ロゼッタも同様にアイテムキャプチャーの威力を上げる。
そして、スマボは止まってしまった。
ロゼッタ「今ですパルテナさん!!」
桜井「何!?」
パルテナ「ハァーーーー!!!!!」
桜井「!?」
パルテナはスマボを取った。
桜井「クソ…しかし逃げればいい!!」
パルテナ「そうは行きません!テレポート!」
桜井「!?」
パルテナは桜井の前に来た。
パルテナ「ロゼッタさん!一緒に!」
桜井「させない!!」
桜井が横スマッシュを繰り出そうとした瞬間、桜井は何かに吸い込まれた。
桜井「ここは…?」
そこは半分が天界半分が宇宙という不思議な空間だった。
すると、目の前には大量のパルテナ軍を率いたパルテナと大量のチコを連れたロゼッタの姿が。
桜井「何…!」
パルテナ「聖なる空の光!」
ロゼッタ「彩の宇宙の星!」
パルテナ&ロゼッタ「スカイギャラクシー!!!」
その掛け声とともに、2人の背後から黄金の光と大量の星が桜井目掛けて飛んできた。
それと同時にチコ達やパルテナ軍も攻撃を始めた。
桜井「ぐっ…くっ…うわあああああああああああああああああ!!!!」
桜井はスカイギャラクシーに耐えながらも、最後は画面外へ飛ばされてしまった。
ロゼッタ&パルテナ「ハァ…ハァ…」
チコ「やったの?」
ロゼッタ「そう、ママたちは勝ったのよ!」
チコ「本当?やったーーー!!!」
パルテナ「皆さん頑張りましたね」
ロゼッタ「パルテナさんもすごかったですよ」
パルテナ「そうですか?」
ロゼッタ「ええ!」
3人は喜びを分かち合っていた。
その時…
桜井「フフフフ…負けましたよ…この姿で…本当にあなた達は物凄いファイターですね」
桜井のフィギュアが画面外からステージの上へ飛んできた。
ロゼッタ「桜井さん…」
パルテナ「まさかまだ…」
『スーパーマリオ!』
『ドンキーコング!』
『星のカービィ!』
『ゼルダの伝説!』
『スターフォックス!』
『メトロイド!』
『ヨッシーストーリー!』
『ポケモン!』
『MOTHER!』
『パルテナの鏡!』
『ファイアーエンブレム!』
『ピクミン!』
『どうぶつの森!』
『Wiifit!』
『ゼノブレイド!』
『パンチアウト!』
『ソニック・ザ・ヘッジホック!』
『パックマン!』
『ロックマン!』
『Mii!』
ロゼッタ「これは…」
スマブラに出ているファイター達の出展作品の名前が呼ばれると共にそのゲームのマークが空中に映し出された。
そして…
『大乱闘!スマーーーーーーーーーーーーシュブラーーーーザーーーズ!!!』
スマブラの名が呼ばれたとともにそのマーク達は桜井のフィギュアのもとへ集まる。
そして、桜井は蘇生した。
新たな姿になって。
装備品の形は同じだが、金色から虹色の装備に変わり、防具と剣と背中と羽にスマブラのマークである十字が描かれていた。
桜井「どうです?これが…私の最期の形態!桜井スマブラスペシャルです!!」
ロゼッタ「桜井…」
パルテナ「スマブラ…」
チコ「スペシャル…」
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次回#23最終決戦!〜バトル・オブ・S〜(後編)