第24話 行こう…新たな1歩へ 後編
「分かったゾイ…」
「ありがとうございます…! あ、あとは………あなたがカービィですよね?」
「うん、そうだけど?」
「あなたの邪悪な部分がピンチに負われています」
「えっ!? シャドーが!?」
カービィの邪悪な部分のシャドーカービィは、カービィより少し強い。なのに、何故 彼がピンチになっているのは何かしらの理由がない限りそんなことは起きない。
「シャドーが負けるって…」
シャドーカービィが負けるのであれば、そこまで強い奴の可能性もあるし、卑怯な奴だとも考えられる。
「なので、今はあなたたちに掛けてるんです…。お願いします…」
「うん、分かってるよ! みんなを助けるって決めたもん!! メタも守ってみせるからねっ!」
カービィは、くるんと1回転し引き受けてくれた。
「ありがとう…。お願い…ね…ギャラ…」
「!!」
「………ら」
ギャラクティックナイトだけには聞こえた最後の一言…それは、別れの一言だった。
*
あれから何時間が経って、メタナイトがやっと目を覚ました。だけど、もう夜だったからみんなは寝ていた。
「………………」
仮面からは見えないが、少し悲しい感情を出していた。
「あれから、何年も経つが、そなたはどこにいるんだ………。エリー…久しぶりに…会いたい気分だ…」ボソッ