第23話 飯テロタイム
メタナイトとシャドーがエリーを探している頃、カービィたちは…………
「い、いつまで食べる気ですか!」
「あと5分!」
あと5分とカービィは言うが、もう何十回も言っていたらしい………。
「ワドルディ、もっと飯を出すゾイ!」
「は、はい……!(この野郎)」
カービィとデデデは1時間も食べていた。バンワドが疲れつつ食料が尽きているというとんでもないことになっていた。
(くっ……こうなったら!!)
バンワドは何か謎の薬を入れた。
(ふふふ、今までの恨みですよ!)
「できましたよ!」
「さっすがー!」
「「いっただきまーす!!」」
バンワドが作った料理はもの凄い勢いで食べ尽くしていたが…………
ぐきゅるるる………
「あ、あれ…?;」
「な、なんかお腹が痛くなってきたゾイ………」
「あームリー! もう食べたくないー!!!」
「ト、トイレゾーイ!!!!!」
2人はトイレへと駆け込んだ。
〜10分後〜
「し、死ぬかと思った……」
「ワドルディ、なんてことをしたゾイ! お前は、極刑ゾイ!」
「それはこっちのセリフですよ…!!」
バンワドが冷静に怒り始めた。
「食料が尽きそうだというのに、いつまでも食っているあんたたちだけには…言われたくないんですよ♪」
「あっ…あわわわわ…;」
「覚悟、できていますか?」
バンワドはどっからどう見ても黒い(怪しい)笑みしか浮かんでいなかった。
「いぎゃああああああああ!!!!!!!」ピュ-ン
「あーもう、仕方ないなぁ……。えっと、ここに確かコピーのもとがあったような………」ゴソゴソ
カービィはメタナイトから貰ったコピーのもとで何かのコピー能力を得ようとしていた。
「コピー能力、ソード!」
「ってカービィ!? えっ、ここここっちに来ないで下さいー!;」
「…あら?」
イシスは空中でカービィとワドルディ(ついでにデデデ)の姿を発見した。
「剣を使ってる………あいつがメタナイトねっ!」
「ワドルディ覚悟っ!」
チュドオオオオォォォォン!!!!
「うわっ!」
「いっ、一体何が!?」
「ふふふ…」
「だ、誰だっ!」
「これはこれは…初めまして、私はイシス。魔法使いですわ…」