あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/08/08(火) 08:15:27
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※総集編です
第23話 行こう…新たな1歩へ 前編
ギャラクティックナイトは、メタナイトのことを知っている存在だった。そんな過去を彼は知っているのだろうか…いや、覚えているのだろうか。

「うっ…………」

そんな中、メタナイトに光が照らされて、眩しくて目を開けずらかった。

「あっ! メタ!! 」

メタナイトが起きた瞬間、カービィが「おーい!! メタが起きたよー!!!」と大声で叫ぶ。すると、デデデ大王とバンワド、ギャラクティックナイト(エイレーネもいるが、声しか聞こえない状態)が来た。

「ぞろぞろ来るのは慣れてないんだが…;」
「あっ、呼びすぎた?」
「…別にいいんだが」
「そう…。そ・れ・よ・り!!」

カービィが間を開けて………

「メター!!!!!」

メタナイトのところへと全速力で来るが、メタナイトは安定のかわし方をする。そして、カービィは安定の壁にぶつかる。

「…またか」

確かに、こんなことは2回目になる。
「だけど、だからと言ってそこ突っ込むか」と思うデデデ大王だったが、そんなことをスルーし、メタナイトと一応カービィも心配するバンワドだった。

「メタナイト様! 大丈夫ですか!?」
「ああ」
「カ、カービィは!?;」
「うん、だいじょーぶだよー」

見事な棒読み感。棒読みだけに、城の壁がボロボロになっていた。

「あぁーっ!! ワシの城がー!!!」
「デデデ大王なら、“こんなこと”余裕だろう」

デデデ大王はついにメタナイトに裏切られた。アニメだけでも、もう裏切ってるが、そこまで裏切っていない。

「こんなことってどういうことゾイ!!!」
「それより…」

デデデ大王がキレる中、普通にスルーしていたギャラクティックナイトが場の空気を変えてくれた。

「……エイレーネ、そこにいることは分かっている…」
「……………!!」

__やはり、あなたには…かないませんね

「メタ、誰かいるの?」
「姿は見えない。いや、正確に言えば消してるだけだ。だが、声は聞こえる」

__本当に、あなたにはかないませんね

「どこにいるのだ…」

わざとらしく言っているが、そんなことを皆、スルーする。勿論、ギャラクティックナイトも姿は見えないが声は聞こえる。

「エイレーネ、この現状をそなたから言ってくれないか?」

__でも、みんなには聞こえないですよ…

「なら、私の体を使って話せばいいだろう」

一同空気が「!?」な状態になった。わざわざそんなことをしていいのかという状況だったからだ。

__…分かりました。その方が良さそうですね

メタナイトの考えに理解をしたエイレーネー。理解するには、仲の良さや気が合わない限り難しいと思う。なのに、何故エイレーネは分かっていたのだろうか…。

「…………」
「メタ?」

エイレーネはメタナイトの体を借りることにした。しばらくメタナイトの意識はない。今は、エイレーネがメタナイトの体を操っている。

「メタナイトは……今、眠っています」
「だ、誰っ!?」

まあ、最初だから、こうなることは分かっている。メタナイト…いや、エイレーネはそのまま話を続ける。

「私は、女神 エイレーネ」
「なんか、かわいい女の子な感じがするゾイ…///」
「大王様、欲を抑えて下さい。」

こんな大事なことにも関わらず、デデデ大王が場を悪くさせた。

「キミがエイレーネなんだね?」
「カービィは知ってたんですか!?」
「いや、メタが呟いていたのを聞いただけ」
「それなら、話が早いです…」

エイレーネは起きた出来事を全て話した。














「そ、そんなことが…」
「………………」
「なら、ボクたちでメタナイト様を見守りましょう!」
「なんでそんなことしなきゃいけないんゾイ…」

バンワドの一言にデデデ大王は不満。まあ、ムリもない。メタナイトに裏切られたから、そう言えるだけだ。

「お願いです…メタ…ナイトを守ってくれませんか!!」

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