あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: みみみみ/投稿日時: 2023/12/19(火) 19:14:35
投稿者コメント:
超長くなりましたが次回もこのぐらい長いと思います!最終回をお待ちください!
僕の恋愛?物語Part23
俺はこいしとの関係を終わらせる言葉を言った…
※Part22参照

こいし「もしかして、何かの冗談?」
みみ「本当に冗談だと思っているのか?」
こいし「…っ」
みみ「きっと、もっと前から僕はこいしのことが好きだった」
みみ「惚れてしまってはダメだった。だって僕と付き合えないから」
みみ「だから、何が合ってもそんなことは絶対にないと俺は自分に言い続けたが、違ったんだ…」
みみ「僕はこいしのことが大好きだった。ずっと居たいというぐらい好きになってしまった。」
こいし「それって…本当の告白なの?」
みみ「そうだ、心の底からの気持ちだ」
みみ「だから…これが最後のデートなんだよ…」
こいし「ねぇ…」

とこいしが言葉を話した次の言葉…
こいし「なんで私とみみくんが離れる前提の話になってるの?」
みみ「えっ…」
こいし「だって、私まだ返事してないんだよ?」
みみ「だって、こいしは俺が惚れないことに惚れたんだろ?」
みみ「だったら俺は惚れてしまってるからこの恋愛は終わりに決まってるんだよ」
みみ「少なくともそれが僕らの恋愛だろ?」
こいし「確かに私は惚れないところに惚れた…」
こいし「けどね…私には隠し事があるんだよ」
みみ「隠し事…?」
こいし「私には隠し事があるから、その言葉が嘘かもしれない…だから…」

こいしが何かを告げようとした時俺は思わず…
みみ「…いや…そんなわけはない…」

という言葉を口にしていた…
みみ「そんなわけはない…こいしは俺に告白されて…振る。そして僕たちは離れ離れになる」
みみ「それ以外に何かあるわけがない…未来があるわけでもないから…」
こいし「それは…みみくんの…いや…」

とこいしは首を横に振りながら…
こいし「みみくんがそう勝手に思ってるだけでしょ?」
みみ「…っ」
こいし「私たちはお互いに嘘を吐いていた…だからこそみみくんは私に告白した」
こいし「そして…私もみみくんに嘘を吐いたことがあるの…だから」
みみ「…そんなわけが…」
こいし「私はみみくんに告白されて嫌どころか逆にドキドキして嬉しいと思ってるよ…」
みみ「なんで、だよ」
こいし「何が?」
みみ「こいしは僕の惚れないところに惚れてたんだろ…それなのに告白されて受け入れていたら…」
みみ「俺の考えていた計画がおかしくなってしまうだろ…」
こいし「考えていた計画って何?ていうかそもそもどうして…」
こいし「どうして告白が成功しそうなのにそんな顔になってるの?」
みみ「えっ…」
こいし「嬉しそうだけど…全然嬉しくなさそうだし…いろんな感情が混ざってるような顔になってるよ」
みみ「だって…そんなことを言うからだろ…」

俺には惚れる要素なんて微塵もない…何もない俺をこいしが惚れるわけがない…だから俺は受け入れない…だから…
みみ「僕には無理だ…」
こいし「無理って何?私はまだみみくんと…」
みみ「そんなわけがない!そんなわけがない。俺なんかをお前が好きになるわけが…」
みみ「この告白が成功するわけがないんだ…ありえないんだ…」
みみ「僕はだって…何もないから…」

俺には何もなくて、手には何かを壊すためにある…俺は過去で沢山何かを壊して、傷つけて…気づくと誰からも愛されてもなかった…俺には恋愛なんて不可能だ…だから片思いでよかった…
そして僕の手を掴むこいしの手を…
俺は振り払い…そして逃げ出した…
続く…

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