あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/10/13(土) 09:51:45
投稿者コメント:
 なかなか書くのに時間かかります…
 あと、最近投稿者コメントのネタが尽きているネタしか書けません…
ノート20前編
 キャメルは、遠くに人が倒れているのに気がついた。
「ちょっと待って!」
 キャメルは急いで駆けつける。が、その者は息をしていない上に、馴染みのある顔付きだった。
「……エガ…?」
 急な事に、キャメルは絶句して仕舞う。
「あー、なんか御免ね?ソイツもレイに近付くし邪魔でさー。直ぐ動かなくなっちゃったよ」
 メイは何食わぬ顔で言う。
「さいっ…てーー………」
 キャメルはゆらり、と立ち上がると、強靭な、刃物を魔法で造り出す。
「あははっ、要約本気出してくれたのね?」

 遡る事数時間前。
「くっ……!!!!!」
「あれれ、もう終わりぃ?つまんない!」
 エガとメイは激しい戦闘を繰り広げていた。夢限の世界の空中で。
「これで…!」
 メイは、殺気を帯び、エガの手を鎖で拘束した。
「貴方男だけど、戸々で…」
「あ……ぁ…あぁ……っ」
 エガは恐怖で声もなく涙を流す。
「死んでもらうね?」
「………………………………………………………………………………………………」
 静寂が舞い降りる。

「酷い……」
 キャメルは、メイに近付くと、いきなり切りつける。
「キャッ!」
 メイは避け、次の行動に出る。
「…[キュピイイィィィインンンンッッッ]…」
 呪文は効果音でかき消される。
「……え」
 キャメルは遥か遠い南極の薄い氷の上に立っている。一歩歩いたら間違いなく割れるだろう。
「(この子結構しぶとい…まだまだ遊びたいな♪)」 メイは空間を瞬時に変える。
 そこは、何色とも言えない空間が広がっていく。
「さあ、キャメル…」
「……」
 キャメルは落ち着き、身構える。
「決戦としましょう!」
「ええ!」
 史上最悪の闘いが、今、始まろうとしている。

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