第22話 みんなのいじられ役
「着きましたか…」
「カービィ、次って誰が来るの?」
「うーん…と……確か……」
秋桜達を追いかけてきた4人が来ると、1人のデデデ大王が出てきた。
「あっ! デデデだよ!」
「和紙ZOY!?」
「そのネタいらないです」
「「「「激しく同意」」」」
「何故、ワシの扱いが酷いんゾイ」
ギャラメタとシャドカビがバンワドの言うことに激しく同意した。デデデは何故いじられる役なのかと理解不能になっていた。
「まぁ、せっかくだ。この偉大なるデデデ大王同士、頑張っていこう」
「そうゾイ。って、誰ゾイ!!」
「だから、我が輩はデデデ大王d「本物はこのワシゾイ! 失せるゾイ!!」
バゴンッ!!!
「あーれー…………」キラ-ン
偽のデデデは吹っ飛ばされていった。それをカービィが「ナイスホームラーン…」と棒読みで呟く。
「何なのだろうかこのデジャブは…」
「気にするな。気にしたら落ちるぞ」
「ギャラさんネタ好きになってしまいましたね……; これでは……ボクの突っ込みが消えて何が残るのだ!」
「雑魚のかたまr「うるせぇ!!」
カービィがバンワドに対してザコと言う。バンワドは逆ギレをして言い、カービィが「おーこわいこわい」と言った。
「ワドルディ落ち着け」
「はっ! ボクとしたことが…」
メタナイトの掛け声でバンワドは正気を取り戻す。
「それより…ペンギンさんの1人称や口調って様々ですね……」
「そうだよ。顔グラとか全く違うことがあることから一部ではたけしと言われてるんだよ」
「たけしって誰ゾイ!」
「いやいやいや待て待て待て待て待てたけしはアカンわ! UU○Mの人に謝れよ!」
「U○UMの人ってだれだよ」
「○鬼作ってる人達ですよ! あ、著作権料払ってなかった…ヤバいオワタだ」
まだ戦闘が終わってもいないというのに、こんな空気であった秋桜とギャラとメタナイトは呆れていた。
「いつもこんな感じ……ですか?」
「いつもこんな感じだ」
「ちょっとしか関わってないが、そうらしい」
「はぁ…道理で1体1体倒すのに時間がかかったのですね……;」
「そういうことだ」
秋桜はメタナイトの言ったことで把握をした。
「では、次へと…」
「「ちょっと待った!」」
「えっ!?」
秋桜が行こうとしたとき、誰かに止められた。そいつらは……
「また、だいおーかよ! しかも、中くらいの!!」
「仕方ないですね…一発で終わらせますよ。皆さんは下がっていて下さい。被害に遭っても知りませんよ」
秋桜がそう言うとみんなは3歩くらい下がる。
「こんなザコごときで使いたくありませんでしたが…やるしかありません…。」
「氷の中で眠りなさい!【ダイヤモンドダスト】!!!!!!」
「「ギャー!!!!!!!!!」」カチンコチン
見事に中くらいのデデデ2体をカチコチにさせた。
「凄い威力…」
「氷山ができそうなくらいだ」
「大王様まで凍ってしまわれましたが……」
バンワドの一言に秋桜は「えっ」と振り返る。見事にデデデ大王だけ凍っていた。
「あの大王に何か恨みでもあるのか?;」
ギャラが恐ろしく聞いてみると、彼女は「そのつもりではなかったはずですが…」と目線を逸らしていた。秋桜は絶対デデデが苦手であると思った一同だった。