第17話最後の四天王戦!VST
前回から2時間経っても周りは深い沈黙に閉ざされていた
そして数秒後、マリオの咳ばらいが聞こえる
ファイター達は振り向いた
マリオ「えーっと、皆はまだしもT本人までも黙りこくってるって事は…」
ルイージ「正体ネタバレしちゃったってことかな?」
ファイター達「そうだよバッキャロー!」
クッパ「台無しじゃないかぁ!わくわく感がぶち壊しだい!」
マリオ「いいんじゃないかな?」
クッパjr「よくないわぁ!」
ルイージ「はいはい茶番はそこまで。てかはよフード脱げよ!」
T「えぇ!?」
マリオ「正体分かったんだからよぉ!」
T「えぇぇぇぇぇ!!!」
そしてTはフードを脱ぐ
岩田「どうも!任天堂社長の岩田です」
ファイター達「あたったぁ!?」
メタナイト「よく分かったな!」
ルイージ「むしろ分からない方がおかしい!」
メタナイト「え?」
ルイージ「任天堂の本社に、社長室、頭文字がT、それがいわっちだという事を物語っているんだ!」
ファイター達「ナッ、ナンダッテー!?」
岩田「ふふ、ふふふふふ…」
岩田は笑いだす
岩田「そうですよ!私がS様の四天王最後の1人、Tなのです!」
メタナイト「やはりあっていたのか…」
岩田「しかし、マリオとルイージ!」
岩田はマリオとルイージに指をさす
マリオとルイージ「はい?」
岩田「あなた達なかなかやりますね…決めた!2vs1で勝負と行きましょうか!」
マリオ「よくわかんねぇけど…いいだろう!」
ルイージ「最近思うんだけどさ、四天王って2vs1戦が多くない?」
岩田「それが四天王の強さを表しているのです!」
シュルク「まぁ、1人相手に軍団でバトルを仕掛けたセコーい奴もいるけどね」
ファイター達は白カービィのほうを向く
白カービィ「うるさいな!つーかさっさとバトル始めろや!」
岩田「言われなくとも!」
「バーサース!岩田社長!(Miiファイター剣術タイプ)」(3人ともストック2)
ルイージ「ストック2か…」
マリオ「ルイージ、飛び道具で援護しろ」
ルイージ「ラジャー」
そうこうしているうちに岩田はジェットスタブという横方向に突進する技を出してきた
マリオ「うわっ!?」
マリオに攻撃が当たった
ルイージ「兄さん!」
岩田「何を話しているのですか?」
マリオ「へへ…油断したぜ」
そのあとマリオはカスタマイズ技の高速ファイアボールを連続で打つ
岩田「フッ…」
岩田の目が光る
岩田「ハッ、ヤッ、テイ!」
岩田はファイアボールを次々と相殺していく
マリオ「何!?」
岩田「ヤーッ!」
岩田は上必殺技の一つの回転切りを繰り出した
マリオ「ぐはっ…強い…」
岩田「どうです?」
ルイージ「おりゃー!」
岩田が回転切りをした後、ルイージがいきなり空中蹴りをしてきた
岩田「うおぉ!?」
岩田は体制が整ってなかったので攻撃を喰らった
マリオ「ルイージ…」
ルイージ「兄さんがピンチなら助けるのが弟ってもんだよ!」
岩田「兄弟の絆か、感動的だ!……………………だが」
マリオ「ん?」
岩田「無意味です!」
そう言って岩田は通常必殺にトルネードショットを2発繰り出した」
マリ&ルイ「ぐわぁー!」
2つのトルネードは2人に当たる
岩田「私は四天王最後の1人…絆の力などにはひれ伏しません…」
フィールド外でバトルを観戦している戦いに敗れた四天王は岩田の性格の変わり様に疑問を抱く
白カービィ「岩田の性格…変わってるな」
もとくら「あんなにこやかな岩田さんが…」
レジー「…お前達もそうだったろ」
白カー&もと「え?」
レジー「俺達は四天王だ、バトルとなっては性格が狂変する。S様もそうだろ?」
白カービィ「フッ、そういえばそ…」
もとくら「そう言えばそうでしたね…」
白カービィ「(ー_ー)!!」
白カービィのセリフがとられたw
白カービィ「うわーん!もとくらがセリフ取ったぁー!」
白カービィが泣きだした
もとくら「よしよし、悪かった悪かった」
レジー「白カービィそんなキャラだったけ!?」
僕「白カービィファンに向けてのサービスです」
そのころ乱闘中の3人は
マリ&ルイ「ダブルファイアボール!」
岩田「ガード」
マリオ「今だ!」
マリオはマリオサイクロンを発動する
岩田「ぐわ!?」
攻撃は命中した
ルイージ「追撃だー!」
ルイージはルイージサイクロンを撃つ
マリオ「行けー!」
岩田「カウンター!」
マリ&ルイ「え?」
岩田はルイージロケットをカウンターした
マリ&ルイ「うわぁー!」
2人共近くに居たので、2人飛ばされた
岩田「今までの四天王とはケタが違うんですよ!」
ルイージ「さすが…最後の1人」
マリオ「やっぱ強い」
ルイージ「でも、負けない!」
ルイージは岩田に向かって走る
マリオ「ルイージ!…!?」
マリオが気づいていた事は岩田にはもう気付いていた
ルイージに眠る
潜在能力の事を…
岩田「まだ完全には引き出せていない…か…」
ルイージ「何の事だ!」
ルイージは岩田にパンチするが、岩田は避ける
マリオ「ハッ!」
マリオも岩田が避けている隙に回り込んで横スマッシュを発動した
岩田「ぐお!?」
ルイージ「やったね」
岩田「喜ぶのはまだ早ーい!」
岩田はチャクラムという武器を投げて攻撃する
マリオ「よっ!」
ルイージ「はっ!」
マリオとルイージはチャクラムをどこかへ飛ばした
岩田「何…!?」
マリオ「どうだ?」
岩田「クッ…そう簡単にはわたしにはこうげきできませんよ!」
岩田はそう言ってジェットスタブを発動した
ルイージ「兄さん!」
マリオ「OK!」
岩田「何をしても無駄です!」
岩田はそのままマリオのほうに突っ込んでいく
マリオ「風のマント!」
マリオは横カスタマイズ技の風のマントを繰り出す
岩田「!?」
風のマントは風の力で相手を押すというものだった。
岩田はその風に押されたのだ。
岩田「なかなかだ…さすがニンテンドーの顏だ」
マリオ「へへへ…」
岩田「はっ!」
マリ&ルイ「うおぉ!?」
岩田は2人を切り上げた
岩田「ロケット下突き!」
岩田はそのあと急降下で2人を飛ばした
ルイージ「容赦ないなー…うわっ!」
ルイージがそう言ってる隙に岩田は疾風切りという飛び込みながら斬りつける技を繰り出した
ルイージ「ちょっと!斬る時くらい何か言ったらどうなんだ!?」
岩田が「フッ」と笑い、またルイージに攻撃を仕掛ける
岩田「ハッ!ヤッ!タァ!セイ!」
ルイージは岩田の攻撃をガードする
岩田「これでも…ガードできるか!」
そう言って岩田は横スマッシュ攻撃を撃つ
ルイージ「ぐわぁー!」
ルイージは攻撃を受けて崖から落ちそうになったが何とか崖に捕まっている
ルイージ「…駄目だ、起き上がる気力もない…」
岩田「1つストック…もらいましょうか」
岩田がルイージの手に剣を刺そうとした瞬間
マリオ「喰らえ!」
岩田「ぐわわわ!?」
マリオの巨大ファイアボールが岩田に当たった
岩田「何!?」
マリオ「俺の事も忘れんな」
ルイージ「…兄…さん…」
マリオ「ルイージ掴まれ」
マリオは腕を差し出した
岩田「させるかぁ!」
岩田はドルフィンスラッシュというマルスの技と似ている技を撃った
マリオ「うぐぅ!」
マリオとルイージの距離が遠くなる
岩田「今度こそ…」
岩田はまたルイージの手に剣を刺そうとする
だが…
ルイージ「でや!」
ルイージは起き上がって岩田を蹴る
岩田「ぐっ!」
マリオ「…ルイージ?」
よく見ると、ルイージの潜在能力はちょっと上がっていた
そしてそこにスマボが現れる
マリオ「来たか…よし!」
マリオはスマボのほうへ向かう
岩田「行かさん!」
マリオ「うお!?」
岩田はマリオを掴む
ルイージ「兄さん!」
ルイージはマリオのほうへ行こうとする
マリオ「何やってる!早くスマボを…」
マリオの声でルイージはスマボのほうへ向かった
岩田「チッ!」
岩田は舌打ちしながらマリオを蹴った
マリオ「うわっ!」
その間はルイージがスマボに何回かアタックしていた。
だが、スマボは岩田のほうへ行ってしまった
ルイージ「あ!」
岩田「…いただく」
岩田はスマボにアタックした。
岩田はオーラをまとっている。
マリオ「クソッ!」
ルイージ「遅かったか…」
岩田「切り札…発動」
岩田はマリオのアミーボを取り出す
マリオ(アミーボ?)
岩田はそれを地面に置いてマリオを召喚した
アミーボマリオ「イヤッフー!」
岩田「行くぞ…」
岩田「ハァー!」
アミーボマリオ「ヘインヤー!」
岩田はマリオに、アミーボマリオはルイージに最後の切り札を発動した
マリ&ルイ「ぐわぁー!」
2人は画面外へ吹っ飛ばされてストックが1減った
マリオとルイージは空中に浮く足場に戻されて場外へ戻る
そして、足場から降りてフィールドに足をついた
岩田「絶望的ですね。マリオさん、ルイージさん」
マリオ&ルイージ「はぁ…はぁ…」
岩田「ではそろそろ…私の本気を見せましょうか…」
マリオ「何?」
ルイージ「あ、兄さん!」
よく見ると岩田にはまだオーラが残っていた
岩田「お見せしましょう…私の更なる進化を!」
マリオ「何!?」
オーラが岩田を包んだ
ルイージ「何が起こるんだ!?」
岩田「うわぁ!」
岩田はオーラから出てきた
マリオ&ルイージ「!?」
しかし岩田の姿が変わっていた
顔は変わってないが
半分赤色半分緑色で、ニンテンドーと書かれたマリオキャラの帽子。
サムスのパワードスーツ。
リンクのマスターソード。
カービィのハンマー。
それは、ニンテンドーの4シリーズのキャラのパワーが詰まった形態だった。
岩田「安っぽい名前ですが任天堂岩田とでも名付けますかね…では始めますか!」
マリオ「ハァー!」
マリオは岩田にスライディングする
岩田「ふっ!」
岩田はそれを避ける
岩田「こちらの番です…ストーン!」
岩田はカービィの技のストーンを発動した
マリオ「なっ、うわー!」
マリオは攻撃を喰らった
ルイージ「兄さん!」
岩田「ふっ」
岩田は少し笑って
マリオの方へミサイルを撃つ
マリオ「マント!」
マリオはマントで返そうとするが、その前に岩田の方向へ飛んだ
マリオ「え?」
すると、ミサイルは岩田を避けてルイージの方向へ向かう
ルイージ「!?」
「ボン!」
ルイージ「え?」
ミサイルは距離が足らなかったため、ルイージの目の前で小さく爆破した
ルイージ「何の真似だ!」
岩田「…」
岩田は何も言わずマリオの方へ向かう
マリオ「巨大ファイアボール!」
岩田「ミックスボール!」
岩田はマリオとルイージのファイアボールをミックスしたファイアボールを繰り出す。
その技は巨大ファイアボールを相殺した。
マリオ「何!?」
岩田「てや!」
岩田はマスターソードでマリオを斬りつけた
マリオ「うわ!」
マリオ&岩田「うおー!」
2人は目の前の敵に向かって走る
マリオ「横スマッシュ!」
岩田「ぐっ!」
マリオ「どうだ?」
岩田「甘いな!ハンマー!」
マリオ「うわっ!」
2人の戦いは何時間も続いた。
岩田「フフフ…なかなかやりますね」
マリオ「お前こそ…俺の自慢の弟も近寄れないくらい戦力高いじゃねーか」
岩田「さて…終わりにしましょうか」
マリオ「巨大ファイアボール!」
岩田は巨大ファイアボールを避ける
岩田「のろまなファイアボールですねぇ!」
岩田はジャンプしながら高速ファイアボールを打つ
マリオ「うわ!」
マリオはダメージを受ける
岩田「風のブーメラン!」
マリオ「マント!」
マリオは風のブーメランをマントで跳ね返す
岩田「何!?」
岩田は風のブーメランにマリオの所まで引き付けられた
マリオ「これで終わりだ…岩田ー!!!!!」
マリオは岩田に横スマッシュを撃つ
その時…
岩田「変身解除!カウンター!」
マリオ「何!?」
岩田は任天堂ミックス形態を解除して、Miiファイター剣術タイプに戻り、横スマッシュをカウンターした
マリオ「うわぁーーーー!!!!!!!」
マリオが画面外に吹っ飛ばされてストック0になって脱落した
岩田「ふぅ、この変身がいつでも解除できるとは言ってませんでしたね」
ルイージ「貴様…」
岩田「次はあなたの番ですよルイージ。どうします?」
ルイージ「…………」
ルイージは下を向いたまま何も喋らない
岩田「いいんですよ、怖いなら。ノーコンテストができるんですからねぇ」
ルイージ「…怖いだと」
ルイージは小さい声で呟く
岩田「聞こえませんね!」
ルイージ「怖いだとぉーーーー!!!」
ルイージは緑色のオーラを発生させた
岩田「ぐっ!うわ!?」
岩田はルイージのオーラに押されて画面外まで飛ばされてしまい、ストック1になった
岩田はステージに戻った
岩田「すごい!これがルイージの潜在能力か!」
ルイージ「何?」
岩田は任天堂ミックスになった
岩田「さぁ、見せてください…あなたの力を!」
ルイージ「うわぁーーー!!!!!!!」
ルイージはオーラを増幅させた
ルイージ「ルイージサイクロン!」
岩田「ぐわ!」
ルイージ「ルイージロケット!」
岩田「ぐわぁー!」
岩田は2つの技を喰らっていきなり大ダメージを喰らう
ルイージ「ファイアボール!」
岩田「ミックスボール!」
ルイージと岩田は2つのファイアボールを同時に撃った
ルイージ「岩田ぁー!!!!」
岩田「うお!?ぐわーーー!」
押し合っていた2つのファイアボール。だがルイージのファイアボールが勝った
岩田「くっ…これがルイージのパワー…」
岩田はルイージのパワーに驚いている
岩田「ブラボーですルイージ、やはり大乱闘はこうでないと」
ルイージ「僕も自分の強さにビックリだよ」
そこにスマボが現れる
岩田「おや、スマボが来ましたね」
ルイージ「このスマボは…」
岩田「私が取る!」
ルイージ「僕が取る!」
スマボを取ったのは
ルイージだった
岩田「ふふ、降参です」
ルイージ「行くぞ!」
ルイージはオバキュームで岩田を吸い込んで
「カポン♪」
出して
ルイージ「喰らえやー!」
岩田「何!?」
オバキュームから大量の緑色のファイアが出てきた
岩田「うわぁーーーーーーーー!!!!!!!!!」
岩田は緑の炎とともに画面外へと消えた
岩田「いやーお二人ともいい活躍でした!」
マリルイ「いえいえ」
岩田「さて、では」
マリオ「ついに…」
ルイージ「Sの所へ…」
\ドーン!/
その音とともに壁が壊れる
ファイター達「な、なんだー!」
岩田「なんですかこれは!」
メタナイト「あなた達も知らないのですか!?」
ルイージ「これは…一体…」
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