あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/08/01(水) 13:05:59
投稿者コメント:
 かっこよくない!疲れますた。死亡。するな!皆、脱水と熱中症、気をつけて下さい!
ノート2一人じゃない。
「はぁ、…は、あぁっ………!」
 あれからずっと走り続けていた。足がどうしようもない程に痛む。
 どうやら、森に来てた様だ。
 すると、近くにあった、茂みがガサッ、といい、動めいている。熊か?そう思った瞬間、
「助けてっ……!!」
 と、声をあげ、僕に飛び付いてきた者がいる。
「ぅわっ」
 自分でも情けない声がでる。
「あっ、ご、ごめんなさい!」
 と、謝ってきた子供は、僕と同じくらいの年齢に見える女の子だった。
「は……?」
 その子は、長い髪を2つにわけ、左右でむすび、目は左が白く濁っていた。
「あなた、お城の人じゃないよね!?」
「お、お城の人ォ!?違うよ!」
 と言うと、その子は笑い、良かった、と言う。
「あのね、私はキャメル!家から逃げてきたの!」
「えっとー…家出みたいなの?」
 その子キャメルは、元気よく、頷いた。そして、僕に問いかける。
「あなた、何て名前なの?」
 ズキン。僕に……
「名前なんか、ないんだ」
「…えっ……ごめんね、変な事聞いちゃって。」
 キャメルは、申し訳なさそうに謝る。
「大丈夫だよ」
「うん!名前ないんでしょ?私がつけてあげるよ!えっとねーレイってどう!?」
「レイ……!!」
 初めての名前だ。
「うん、ありがt」
「!!レイくん、隠れて!」
 そういい、キャメルは僕と一緒に茂みに隠れた。
「どーかしたの?」
「シッ!お城の人だ…!!」
『キャメル様はいたか?』
『いえ、見当たりません』
『くッ、この辺りを全て探せ!』
『はっ!』

 どうすればいいか、分からない。でも、子供だからと言い訳できるはずがない。
「メル!こっち!」
「う、うん!…?メルって何……?」


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