地球からの支配者
「た、大変です!侵入者がこちらに向かっています!」
悲鳴と共に、焦ったような感じで皆を避難させている少女一人。彼女の名は「スージー」。ハルトマン・ワークスカンパニーの美人秘書である。
皆をデデデ城や、本社へ避難させている。
セキュリティマシーンも動き始めた。
カービィは呑気(のんき)に昼寝をしていた。
謎のUFOが着陸し、それに乗っていたロボット達がそこから降りると、急に暴れ始めた。
カービィ以外全員を避難させた後、窓から外を見ているスージーには、沢山のロボットが目に写っていた。
ふと、何かを思い出したかのように涙を流す
「…パパ!」
その頃、地球に住む正義のヒーロー「ロックマン」は、何かを察し、博士に愛犬「ラッシュ」を改造させ、小さな惑星「ポップスター」へと向かった。
カービィが起きた頃には、もう既にロボット達による破壊活動が進んでいる
「一体…何が?」
カービィは、ひとまず先にデデデ城へと足を運んだ。
「デ、デデデ大王!プププランドが大変なことになってるよ!」
「ああ、わかっとる。今は、謎のロボット軍団によるポップスターの破壊活動が…これはポップスターの危機だ…!」
ふと、窓を見上げると、メタナイトの戦艦「ハルバード」が飛んでいた。
しかし…
「フハハハハハハ、壊せ壊せ!」
と、声と共に、時限爆弾に破壊され、惜しくも落とされる。
もしかしたら、プププランド…いや、ポップスター丸ごと破壊されるのかもしれない。
カービィは、デデデ城を出た。