あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋桜/投稿日時: 2018/02/10(土) 16:41:02
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長さは本編の1/2弱くらいかもしれませんのでご注意。
#0.5 私が女神になる前…-願い編-
「…ここ……は?」

私が見た景色は、周りが灰色の感じだった。

「………………………」

辺りを見渡し、後ろを振り向いたとき…

「えっ……………!」

何かが押してきた。まるで、あそこに行ったら二度と帰れなくなりそうな感じだった。

「うわあっ…!」

私はダッシュをし、追い付かれないようにしていた。すると、奥の方でさっき私が見た次元の裂け目のような物があった。

「あそこに入れば………!」

私は、次元の裂け目へと突入していった。

*

「んっ……うん…?」

目を覚ますと、そこは…私が本で読んだのと同じ、異空間ロードだった。

「着いた…! あ、ギャラクティック・ノヴァは!?」

私はギャラクティック・ノヴァを探す。私の目的はまず、ギャラクティック・ノヴァに会うことだった。

「どこだろう…ギャラクティック・ノヴァはどこにいるんだー!」

私がそう叫ぶと……

『ワタシヲ…呼ビマシタ?>』
「大きいっ……!」

後ろを振り向かえるとギャラクティック・ノヴァがいた。生で見るから意外と大きいとは思えなかった。

『アナタノ…ネガイヲ……叶エテサシアゲマス>』
「えっ…あっ、私の願いは………」

ギャラクティック・ノヴァの大きさに私は肝心の目的を忘れかけていた。危ない危ない……;

「私はお母さんに会いたい!」
『OK…> 3…2…1……』
『GO!』
「えっ…え、えっ!?」

私は何が起きているのか分からず、戸惑っていた。しばらくすると、私の方に向かって光が輝く。

「ま、眩しいっ!」

私は目を覆い隠すような動きをする。そして、いきなり……意識が…薄れ始めた………。

*

「…ここは」

目か覚めると、本当にどこだったのか分からなかった。

「お目覚めになりましたね…」

え、誰?

「私はテミスと申します。あなたは…平和の女神エイレーネですね?」

え? 女神エイレーネ?

「はい、そうです…。」

って、何言ってんの私!? 私はエリーだよ! しかも、何で敬語になってるの!? あ、でも…女神様にタメ口はないか………

私は本当に何がどうなっているのか理解出来なかった。確か、私はあのギャラクティック・ノヴァにお母さんに会いたいと願って…意識失って……。

「テミス様、お目覚めになった女神はこの人ですか?」
「ええ、そうです」

まるで…お母さんみたいな感じ……。いや…そんな訳がない、お母さんはもう……。だけど、何故こんなとこへと? もしかして、その姿で探せってこと?

もう何が何だか分からなくなってきた。それより、テミス様と話していたのは一体…?

「えっと…どなたですか?」

私がおずおずと話しかけてみる……。

「これは、失礼しました。私は秩序を守っているエウノミアです。」
「初めまして…私、エイレーネです…」
「よろしくお願いしますエイレーネ」

はぁ、敬語ってこんなにつらいもんなんだなあ……。

「何か元気ないよー?」
「ひゃあっ!?」

って、今の叫び声おかしい!? というか、いきなり出てきてびっくりしたよ!

「…あなたが元気過ぎですよ」
「そうかなー?」

エウノミアが代わりに突っ込んでくれて助かりました…;

「あ、紹介が遅れたねー。ボクは正義のことならなんでもやるディケーだよ!」
「よろしくお願いします。ディケーさん」「ディケーでいいよー」

気が軽いなあ…。これから、私はここで過ごすのかな………。

「では、エイレーネ、エウノミア、ディケー。あなた方はこれから3人で世界を見守っていきますよ」

「「はい!」」

えっ、えぇー!? 一体、何をすればいいのー!?

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