第1話「バンワド死す…!?」
ハルトマンワークスカンパニーがここポップスターのキカイ化計画を実行している頃…デデデ大王がそんなことも知らない中、何故か黒い笑みを浮かべていた。
「もう、逃げられんぞワドルディ! 貴様はここで終わりゾイ!」
「だ、大王様……! お願いです!! 待って下さい!!!!」
バンワドはプルプルと怯えながら目に涙をためていた。
「待ってやらんゾイ!」
デデデは彼の言うことを全く聞こうとしていなかった。
「ボ、ボク…つい…うっかり、とんでもない失敗を…」
デデデは、黒い笑みで「後悔しても遅いゾイ。ワシの力を思い知るがいいゾイ!!」とバンワドを襲おうとしていた。
「ひ、ひいぃーっ!!!」
デデデは、雄叫びを上げた。そして………彼はバンワトに向かってハンマーを振り下ろそうと……………
しなかった!?
♪激突!グルメレース
「王手ゾイ!『待った』はなしゾイ。貴様の負けゾイ!」
「はっ…はい……ボクの負けです…。あそこでの失敗が負けに繋がってたんですね…」
デデデとバンワドは、駒を取り合うゲームをしていた。デデデは勝ったことに満足をしていた。
「大王様のセリフ、バンダナがしばかれる話だと思うような発言してたね」ボソッ
「しっ、静かに…。確かに、『バンワド死す』的な空気だったよね…」ボソッ
「ホントにしてたらボクたち逃げてたよね…」ボソッ
2人がゲームをしているところ見てたたくさんのワドルディがメタ発言をしていた。
「なら、もう1回してみるゾイ? だが、したところでワシの勝ちは変わらないゾイ!」
「それは分かりませんよ! いざ、勝負!! って。急に空が暗くなってきた? 洗濯物を取り込まないと…」
バンワドは、城の外に出る。すると、「あーっ!?」と叫ぶ。
「ど、どうしたゾイ!? ってなんじゃこりゃああああああああ!!!!!!!!!!」
ついでにデデデも叫んだ。彼らは知らなかった。まさか…デデデ城を壊して来るとは思ってもいなかった。