入れかわっちゃう話2
ざらざらとした感触の上でメタナイトは目を覚ました。そこは砂浜であれから海に落ちて流されたようだ。起き上がろうと、目線を自分の手に向けると
その手が異様にピンク色なことに気がつく。
( …っな!? )
このぷよぷよ感、装備のない丸裸な状態、結構開く口。間違いなく…
( 今の私はカービィの姿だ… )
するとメタナイトは何かを思い出したかのように辺りを見回す。すると、岩影に横たわる自分の姿があった。
( 死んでないよな…? )
メタナイトは自分の姿をした誰かを揺り起こそうとする。すると目がゆっくりと開けられる。
「 ふわぁぁ〜… あれ? ここどこ?
なんで僕が2人いるの? 」
その口調がカービィであることを確認すると、メタナイトは自分がこのぽよぽよしたやけに大食いでバカ丸出しの物体になってしまった怒りと屈辱を自分の格好をしたカービィにぶつけた。
「 おい! カービィ! お前のせいで私はこんな間抜けな姿になってしまっただろうが!! 」
「…ん? 何言っちゃってんの僕? いつもの男前じゃん? 」
発した言葉にさらに怒りが込み上げ自分の体に装備されたギャラクシアを抜くとそのギャラクシアの腹の部分で自分を叩きつけた。
「 っ! 痛っい!? 」
ようやく意識がはっきりしたようで金色の瞳に光が戻る。
「 カービィ、今の状況が読めるか? 」
「 …へ? え? 」
カービィは目の前で怒る自分に戸惑う。
「 貴様のせいでなぁ? ハルバードの一部は切り捨てることになるわ、こんなぷよぷよしてる妙な物体になってるわ…もう、最低だ! 」
「 わぁ〜僕が怒ってる〜♪ 」
「 カービィふざけるな! 私は本気だ! さっさとその食べることしか考えてない頭で元に戻る方法を考えろ! 早く戻らないと貴様が何をしでかすか分からん! 」
カービィは自分の状況下におかれているかその言葉で理解できたらしく、口の端を大きく上げ笑みを浮かべた。
「 …何が可笑しい? 」
「 考えるわけないでしょ、せっかく手に入れたのに… せっかくだしこのシケた面した仮面の下を皆に見せに行ってくるよ。 」
「 …っ!? おい!待て!カービ…ぐえっ! 」
慣れない体のせいか回復するのが遅いせいか走れずその場に転んでしまう。
「 …っ、 クソっ… 」
メタナイトは小さくなってゆく自分の背中をただ目で追うことしかできなかった。
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おぉっ…疲れた(クソ弱い
物語にそんなに動きがなくてサーセンww
物語考えながら書いてるからめちゃめちゃだぜ…
立場ひっくり返されるメタナイト可愛い…
…あ、眠気が……おやすみなさい…