あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ヴィーナ/投稿日時: 2012/11/07(水) 23:57:05
投稿者コメント:
あははっはははははははははh((ry

読んでくれてる方、ありがとうございます!
ナマエ・・・
「…えーと、いろいろ調べたけど、やっぱり記憶喪失みたい。いつ戻るかは…わからない。」

チエリさんがそういう。

「…そうですか。」

しばしの沈黙。

「ねぇ、君、名前決めない?」

名前…

「そういえばなかったですね…」

うーん…と考え出す。だが僕はふと気付く。

「…あの、なんで僕なんかのためにそこまで…?」

すると女の子が笑ってこういう。

「え?あたりまえじゃないの?困っている人を見逃すわけにはいかないよ^^」

僕の中で、なにかが動いた様な気がした…。なんだろう…と考える。

「あ!!!」

いきなり女の子が叫ぶ。

「え、な、なんですか…」

「いやいや、君が住む家ないじゃん!」

あ…そういえばなんかいろいろあったから忘れていた…。

「なにいっているの?ここに住んでもらえばいいじゃない?」

そういったのはチエリさんだった。

「え…と、いいんですか??」

「「もちろん!」」

神様、僕、このままでもいいかもしれないです…

「お。」

今度はチエリさんだった。

「えと、なんでしょう?」

「ヴィーナ、あなた自分の名前教えた?」

…ヴィーナ?

「あ、そっかぁ。な〜んか忘れてた☆」

…軽っ。
いや、それより・・・

「私はね、ヴィーナっていうんだ!これからよろしくね!」

…ヴィーナさんとチエリさん…か。

「あ、はい。…よろしく…です。」

二人が笑う。ああ。暖かいな…。

「お。」

またもチエリさん。

「こ、こんどは何事ですか…。」

「あ、名前、これならどうかなーって。」

そうして紙に書く。

“カッチェ”

「おぉ。いいジャン!…でもさ、カッチェって何よ?」

「ん?カッチェっていうのは、ドイツ語で、『猫』って意味よ。なんかみため猫っぽいからw」

…単純…でも。

「カッチェ…か。うん。いいね…。」

僕も気に入った…。

にっこり笑ってもう一度二人が言う。

「「よろしくね!“カッチェ”!」」

こうして、僕の名前はカッチェになった。






「そういえばさ、カッチェのもってるその鞄にはなにがはいってるの?」

ヴィーナさんのこの一言で、僕はヒトツ、オモイダス。


『コレハナニ?』

これは君が________
ときに役立つと思うよ。

『______ノトキ?』

そう。だからそれまではあけないでね、_______________。



「…ウァ。ウ・・・ぐぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!」

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