第二次対ゼロツーリップルスター防衛戦争後半
「よぉ。表の俺」影が僕に話しかけてきた。
「僕の影か…一体なにしにここに来たんだい?」僕が問いてみた。
「そりゃあ表の俺を潰しにな」影が答えた。
「何故僕を?別に潰す目的なんてないのでは?」また影に問い直してみた。
「この世界に俺が2人いるのもおかしいと思うからな。お前を潰せば1人になるだろ?」影はこう答えた。
「なるほどな… けど、僕はここでやられるわけにはいかないがな」僕はこう言った。
「お前には家族っていうのがいるらしいからな… まぁ、なににしろ、お前は家族にはもう2度と見れなくするがな。」
影はこういうといきなりレーザーを放ってきた。
「おおっと!? しゃがんでなかったら頭ぶち抜かれてたぞこれ…」レーザーは帽子を打ち抜いていた。あと0.5秒遅かったら命はなかった。
「ち、帽子が… ん?影はどこいった…」僕は影を見失ってしまった。
その時だ。
後ろから迫っている音が聞こえた。
「そこかぁ!」見切った自分は後ろにウォーターレーザーを放った。
影はいきなりの攻撃にかわせず、レーザーを喰らった。
「ぐほぉぉ… くそう、表め…」
「完璧に油断してたな。僕は音も聞き取れるから後ろをとっても無駄だぞ?」
「そういやそうだったな… ならば」影は覚醒してきた。
「覚醒か、、よしこっちも」僕も覚醒しようとしたときである。
「ぐぅぅ!?… よ、横腹がぁ…」さっきの刺された激痛がまたでてきたのである。
「くくく、、、w隙あり!」影が剣を持って接近してきた。僕はさっきの激痛でそれどころではなかった。
ブスッ! 剣は僕の腹の真ん中に見事に刺さった。
「…! ぐはぁぁぁ…」あまりにもの痛さにうめき声をだした。もう2H2O砲がなければろくに立つこともできなくなっている。
「もはや表が死ぬのは時間の問題だな…! ふっふっふ…」この言葉に僕はただただ影を見つめるだけである。
決着編へつづく