あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/09/28(木) 07:30:51
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スランプしそうで怖いっス…

「オイラをパクるなっス!」

BGM:戦闘力測定プログラム
第18話 闇に呑まれて
「え………えっ…!」
「…久しぶりだな。あのときの借りを返すときが来た。この私と、正々堂々と勝負しろ!」

__駄目だっ! 奴は!!!

メタナイトを操った人は軽々と受け入れようとする。でも、心の奥でダメタを心配する彼だったが…………

「目障りだ…君が!」
「うっ……!!」
「なっ…!! 何のためだ!」
「何の為? 見りゃ分かるさ…」

__ぐうぅっ………!!

「うああぁぁぁぁっ!!!!」
「っ!? どういうことだ!」

メタとメタナイトが蝕むような苦しさに抵抗し、足掻いている。

「言うのを忘れてたね。こいつとあの小さい子は2人で1人さ」
「2人で……1人! まさか!!」
「そのまさかさ…さっきからずっと抑えていたのさ。」
「だから、さっきから……」

ダメタがメタを心配しそうに見つめていた。

「ごめん………ずっと…耐えて…いたから………」

メタの息が荒らくなり、次第に瞳が少しずつ閉じていく…。

「まさか………!」
「奴が苦しめばあっちも苦しむ。とても愉快だ」

彼はダメタを見下すようにまた嘲笑う。

__誰…かっ

「助…けて………」ドサッ

メタナイトの意識は消え、メタは倒れる。それを見たダメタが怒りに狂いかけていた。

「…っ!!」

ダメタは少しずつ怒りを抑えているが…それが、彼を苦しめるようなものだった。

(私が…私が操られたのがいけなかったのだ………あいつを守るために…笑顔でいるためにも……)

ダメタは闇に呑まれたような絶望をしていた…。

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