前回のあらすじ
クラッコ先生のtmittorのアカウントがハルディによって公にバラされた。
それはともかく、なんやかんやで学級委員を決めることになった。
果たして、学級委員はまともに決まるのか？


クラッコ「さて、意気込み発表を始めるか。候補者は順番に、学級委員になりたい動機とマニフェストを言ってもらう。」

ハルディ「tmittor垢は言わなくていいんですかクラクラっ子先生？」

クラッコ「言わなくていい。というか傷口に塩を塗るなやめろ。」

バウンシー「フォローしました！後でフォロバください！」

クラッコ「おいやめろ。
で、ハルディ。ライブの準備はできたか？気は進まんが。」

ハルディ「バッチコイです。」

クラッコ「んじゃ、さっさと始めるk」

？？「ちょっと待った！！！」

ペイロー「何だ誰だ？」

ユーフォー「『？』の数的に２Ｙ先生だと思われます。」

２Ｙ「ご名答！でもメタい！！！」

クラッコ「何だ何の騒ぎだ？」

２Ｙ「今から呼ぶやつはちょっと実験台代わりに来い。」

ワドルドゥ「早速物騒なことを...」

２Ｙ「というわけでペイローとマルクとダークゼロとハルディは用務員室までついてくること。」

クラッコ「それ後でじゃだめか？こっちは今から重要な役決めがあるんだが。」

２Ｙ「こっちも急ぎの用でね。こっちをさっさとやっとかないと足止めを食らっちまう方がいてだな。」

クラッコ「...それ、深掘りするとメタ事情になるやつか？」

２Ｙ「イエス。というわけでユーフォーがメタ読みする前に今呼んだ4人は早く来てくれ。」

4人「「「「へーい。」」」」


そう言って、四人は用務員室へと向かった。


クラッコ「...ただでさえ過疎ってる教室がさらに過疎ったな。」

バグジー「しかも騒がしい奴がほとんど言っちゃったしな。」

キャピィ「何であの人選になったんだろうね？」

ユーフォー「騒がしいキャラの方が呼び出し甲斐があるからじゃないですかね？」

クラッコ「これが需要と供給だ。来週の公民でやるからなー。」

ワドルドゥ「で、どうしましょうか？
このままでは選挙出来ませんが？」

ＮＺ「ついでにライブのコメント欄もうるさくなってきたぞ。」


『あれ？始まらんな』
『ダクゼロ呼び出し食らってて草』
『メタ事情に通じてるユーフォーたんマジ推せる』
『↑ちょっとなに言ってるかわかんない』
『ＮＺ君に中指立てられたいんだけど同志いる？』
『わかりみが深い』
『俺だってバウンシーちゃんの踏み台になりたい』
『おい誰かあいつ通報しろ』
『通報した』
『↑ぐう有能』
『ワドルディ君に一発ギャグの無茶振りしたい』
『ワドルディ君の一発ギャグまであと3秒』


ＮＺ「だとよ。ほら、何か言ってやれワドルディ」

ワドルディ「何もネタないんスけど！？」

ＮＺ「安心しろ。こいつらIQ低そうだから、つまんないネタでもそれなりの反応もらえるぞ。」

ワドルディ「...仕方ないッスね、こうなったらとっておきのをやるッス！」

ＮＺ「ネタあるじゃねーかよ。」

ワドルディ「ワドルディ！一発ギャグやるッス！」

バウンシー「いよっ！待ってましたぁ！」

ワドルディ「動物園の人気者になったバンダナワドルディ先輩ってなーんだ！？」

ＮＺ「知らんわ」

ワドルディ「パンダなワドルディ。」


シーーーーン



数秒の静寂が流れた。
そして、




ＮＺ「くっそくだらなかった。」

バウンシー「ごめん、さすがにこれはウケないわよ。」

ユーフォー「何故そんなに自信満々に言えたかが不思議なレベルですね。」

キャピィ「えっと、どゆこと？」

ワドルドゥ「・・・ノーコメントでお願いします。」

バグジー「ま、まぁ、そんなこともあるだろ。ははは・・・」

ワドルディ「だーからやりたくなかったんスよーーー！！！」

バグジー「落ち着け！ライブ見てる人ならワンチャンウケてる人一人はいる説あるぞ！」

ワドルディ「そ、そうッスね、見てみるッス。」


『極☆刑』
『これは極刑だわ。』
『全員感想辛辣で草w』
『これはバンワド先輩に刺されますわー』
『強く生きろワドルディ』
『おもしろかったです（棒）』
『おもしろかったです（真顔）』
『おもしろかったです（白目）』
『山田君、あの人の座布団全部持っていって！』
『ギャグよりその後の静寂と辛辣コメントの方が面白かった。』
『ある意味天才』


ワドルディ「誰にもウケてないじゃないッスかーーーー！！」

キャピィ「でも面白かったって言ってる人いるよ？」

バグジー「それそういう意味で言ってないぞ絶対。」

ＮＺ「極刑は草生えるな」

ワドルディ「お世辞でも面白かったって言ってほしいッスよー！」


ワドルディの悲痛な叫びが響いた。

続く