あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: おみやん/投稿日時: 2024/02/20(火) 19:34:28
投稿者コメント:
633文字。かなり短くなってしまい すいませんm(_ _)m
久しぶりの投稿の為、意味の分からない文章があるかもしれませんが、どうか温かい目でお読み頂けたら幸いです
はるかぜ
あかねと流星は遊園地を飛び回って、色んなものに乗った。

いつのまにか、お昼の時間になっていた。
「楽しかったね。一旦お昼ご飯で休憩しようか!」
あかねは流星にそう呼び掛けた。
「うん!」

あかねは、背負っていたリュックから大きなおにぎりを2つ出した。

「ありがとう!」
流星は言った。

おにぎりは、あかねが急いで作ったようで、ちょっと不格好だったが、雪降る遊園地で2人で一緒に食べるととても美味しかった。


午後も約束の2時まで遊び、遊園地のゲートの前で別れた。

「また遊ぼうね〜」
「うん、楽しみにしてるよ!」



あれからどれぐらい経ったのだろう。
あかねは帰宅して、カレンダーを見ると、2月後半になっていた。

「あぁ、いつの間にかもう3月が来るのか」

あかねは呟いた。
2月の半ばに大雪が降ったが、その雪も跡形もなく溶け切っていた。
何故だか寂しさを感じながら、あかねはベランダの窓を外を覗いてみると、あることに気づいた。

「あ!梅の花が咲いてる!」
思わず叫んだ。

咲いていると言っても、満開では無いのだが確かに咲いていた。

ベランダに出てみた。
すると、南の方から暖かい風が吹いてきた。
はるかぜだ。

「あぁ、もう春が来てるんだね。」

あかねは、空を見上げてみた。
綺麗な夕焼け空だ。
でも、1月と比べると太陽の位置が少し上で、日が伸びた気がする。

もうすぐ3月だ。

春の訪れを感じたあかねは、夕焼け空をバックに、ニコッと笑った。

この作品についてのコメント/評価 (4)
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