小説の書き方とショートストーリー
1.小説がうまくなりたい
「やあ、秋桜」
「あ、お久しぶりですべノ」
「そう言えば思ったんだけどさ」
「なんですか?」
「どうしたら小説うまくなれるのか?」
「そういうことですか、なら教えましょう!」
*
「と…このように、上のような物はやめましょうか」
「いきなりすぎないか?」
「まあ、その方が身の為かと思いまして」
「そ、そうなのか…。な、なら今度こそ教えてくれないか?」
「分かりました、お教えしましょう」
*
「これは、さっきよりかは多少マシになったと思われます」
2つの例を比較してみると「確かにそうだよな」と納得をするべノ。
「こういう多少の文章でも、なんとなくそんな感じしますよね」
「確かに…そうだよな…ん? 秋桜どこにいった?」
「ここですよ」
「い、いつの間に!」
べノは秋桜のとこへと駆けていく。本気を出したから少し息切れをしていた。
「はぁ…はぁ……な、なんで…そこに…行ったんだよ……」
「べノ、今のでお互いが離れているということが分かりました?」
「あ、そう言えば確かにそうだな。秋桜と俺に距離があったように感じた」
べノが腕を組む動作をする。
「やっぱ、そうですよね? 私からしては、この改行を使うと多少分かりやすくなるはずです。」
べノが改行を使用するのとしないので、比較をすると圧倒的に、改行したことによって、話が掴みやすくなっていた。
「あ、ただし。改行を使いまくると最初の例えみたいになって分かりづらくなるので、そこは注意して下さい」
べノは「ふむふむなるほどー」とメモを取っていた。本当にメモするとは思えていなかったことと、いつの間にかメモしていたことに秋桜は「メモしていたのですか!?」と驚きを隠さなかった。
「そりゃあ、師匠だからな」
「あー、まだ引き継いでたんですね;」
秋桜が溜め息をついて呆れていた。
「まあ、私から言いますと、小説をうまく書くコツには、練習は必要ですね。あと、色んな人の作品を読んでいくって感じですね」
「それもいいのか…」
「まあ、ちょっとした説明をつけると更に分かりやすくなったりしますが」
べノが1文字1文字間違えないようにメモをしていく。
「↑の説明で大事だと思ってメモしていると思いませんか?」
「まあ、分からなくはないな」
「あとは、難しい言葉を使ってみるとかともいいですね」
べノが「へぇー、そんなことも必要なのか」と思い込む。
「まあ、例えばこんなものとかですね。落ちるを落下という言葉に変えたりとか」
「普通そうな言葉だな」
「要は、言葉を変換させるんですよ」
秋桜がやけくそになったのかべノが「説明雑だな;」と呆れていた。
「ちなみに、私(リアル)は、文章が苦手なのでクオリティが低めです」
「んじゃあ、なんで書いてんだ」
「ただの趣味です」
「もし、秋桜が書いた話が凄すぎて、小説家になれよと言われたら?」
「あくまで趣味なので、小説家にはなりません」
秋桜が即答していく。それが、凄いことだったらと考えてべノが「もったいなそれ」と呟いた。
「私が言えるのはこれくらいしかないですが、参考になるのでしたら幸いです」
「今日はこれだけなのか?」
「いいえ、今回はもう1つありますのでそちらをどうぞ!」
2.ショートストーリー 国語であった出来事
秋桜達はいつものように授業を行っている。今の時間は国語で古文をやっているようだ。
「『僧たち、笑ふこと限りなし』とあるが、僧はどうして笑ったか、分かる奴はいるか?」
デデデ大王ことが生徒達に問題を問う。一同は悩みに悩む。その中たった1人だけ手をあげていた。
「はいっ!」
エリーが自信満々気に手をあげる。デデデがエリーを指名し、答える。
「僧達が笑ったのは、そのぼたもちを作るということから最初から演技であったことに気付いていないという児に笑ったのではないかと」
「それは、つまり…児が寝たフリをしていることが最初から分かっていたということか?」
エリーが「はい、そうです」と即答していた。
「「「「(´^ω^`)ブフォwww」」」」
一同が吹いてしまう。確かにそれは不可避だと思うデデデだった。
「他にはいるかー?」
「あっ、ボク分かっちゃった!」
「よし、カービィいってみよう」
カービィは自信満々気で「それは」と呟く。
「「「「「それは………?」」」」」
「当てずっぽ!」
「「「「「(´^ω^`)ブフォッスwww」」」」」
「せめて、まじで寝てたパターンですよ!」
「それ、その人達阿呆ですよね?」
「どうしてこんなに雰囲気がぶち壊れるんだ」