あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/07/16(日) 20:15:11
投稿者コメント:
そう言えば、カービィBGMを聴きながら、小説を読むのって結構楽しいですよね!特に“戦闘力測定プログラム”は最高。私は聴きながらこれを修正したりするんです。
文才さえあればいいのに……

は、話が長くなりました!;

過去の話を読んでから読むことをおすすめします。
では、本編を…!

-追記-
2017.7.16に修正しました
第16話 限界に向かって突き進め 中編
「何故だ……何故、貴様はくたばらんのだ!!」
「私には、共に戦う仲間がいる。仲間がいるから私は、更なる上へと目指せる!」

この発言にダメタは「意味が分からん! それなら、私にも仲間がいるというのに!!!」と否定をし、メタナイトを斬りつけようとした。

「そなたは、利用されているだけだ。」

彼はかわしながら冷静に答えていた。

「利用されてる…だと? ふざけるな、私にはちゃんと仲間がいる!」
「なら、何故シャドーがいないのか?」
「!! 黙れッ!!!!!!!」

ダークメタナイトは怒りで我を忘れている。しかも、瞳は血のように赤く、光を失っていた。一気に攻めたとき、メタナイトは吹き飛ばされていた。

「くっ!」

「メ、メタ!!」
「カービィ! これはメタナイトの真剣勝負でゲス! 邪魔したらダメでゲスよ。」

エスカルゴンの一言でカービィはハッとし「……分かったよ…」と呟き、ソッと見守ることにした。でも、焦りは消えなかった。

「これは…やばいことになるゾイ;」

デデデがビビるだけで現状はやばそうだ。ダメタから漆黒のオーラもまとっていたからだ。

「………」
「ワドルディ?」

みんなが焦る中、バンダナワドルディだけ落ち着いていた。

「ボクたちは…メタナイト様を信じましょう…。今は、それしかないです…」
「…そうだね! メタを信じよう!」

一方…メタナイトは、警戒をしていた。そんなとき、彼は変な感覚を感じた。いきなり何かに飲み込まれたような感覚だった。そこは、彼の精神世界だった……。

「メタナイト…」

聞き覚えのある声が彼に声を掛ける…それは、もう1人の彼だった。

「…!! な、何故そなたが…」

警戒しかけるメタナイトだが襲ってくる気配はなかった。

「警戒しないでくれ。私はただ……力を貸そうと…」

ダークメタナイトの意外な発言にメタナイトはやはり警戒をする。

「それは、本当なのか?」
「あぁ。それに力を貸す理由は貴様に頼みがあるからだ」
「頼み…?」
「シャドーが連れ去られた」
「…!?」

シャドーというのは、シャドーカービィのことであり、カービィの邪悪な存在である。カービィより強い彼が何故、連れ去られたのだろうか。

「何があったかは分からないが…そういうことなら……助けよう…」
「すまない…。では、闇を少し分けてやる。苦しいかもしれないが、我慢をしてくれ。これで、新たなチカラを手にできるからな……」
「…その前に。何故、そなたは…私にこんなことを…」

邪悪なメタナイト=ダークメタナイトが何故、手を差し伸べるのか、それは、あのときのダークメタナイトは本来のダークメタナイトではなかったからだ。

「……と言ったとこだ。そろそろやるが…準備はいいか?」
「あ、あぁ…」

ダークメタナイトが闇のチカラを解き放った。

「はぁっ!」
「ぐうっ……!!」



__ねぇ…ボク呑まれるの?



「…!! これは…過去の私……!!」

意外な発言を聞いただろうか。今さっきの声はなんと昔の彼だと。何故、そんなことが今、こんな状況に影響をもたらしたのか……それは彼の過去のことが影響を及ぼしているだろう。そんな中メタナイトは彼の言葉を耳に澄ましながら耐え続けた。

力を取り込み終えると過去の彼の声は消えた。






「これで…新たな力に…目覚めたはずだ…。後は…使いこなせるか次第だ…。頼んだ…ぞ…………」

ダークメタナイトの声は薄々と消えていった。そして、精神世界じゃなく、元の世界に戻ってきた。

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