第16話 もろもろ決めの授業
前回、教室が焦土と化したところで、役割決めが再開された。
クラッコ「さてと、まずは掃除の場所決めでもするか。」
ペイロー「先生!何か前回の説教から2年ほど経っているような気がします!!」
クラッコ「気のせいだ。あの説教から5分も経っていない。」
マルク「でもなんか長い間放置されていた謎の感覚があるのサ。」
クラッコ「気のせいだ。」
バグジー「でもやっぱr」
クラッコ「気のせいだ。気にせず続けるぞ。」
ハルディ「お前らやめておけ。それ以上はこの世の禁忌に触れる。」
NZ「おい、何だそれ。」
ユーフォー「でも以前2018って書いてあったところが2020になってる気がします。」
バウンシー「それどこ見て言ってるの?」
ユーフォー「上の方にある『投稿日時』ってとこ。」
NZ「・・・それ俺たちは見えちゃいけない奴じゃないのか?」
キャピィ「なんのことだかわかんないや」
ワドルドゥ「分かんなくていいと思います。」
ハルディ「いいか?この世には複数の時間軸が存在する。そのうちの1つは我々が生きているこの時間軸。
そして君たちが感じている違和感は他の誰か・・・恐らく我々を創造した神々の世界がいる時間軸によるものだろう。
その神のうちのクズっぽい奴が我々を放置した結果できてしまったのが、この謎の時差ボケだ。」
クラッコ「仰々しいが要するに作者の長期放置だな。」
バグジー「あーあ、言っちゃったよ。」
クラッコ「それは置いといてさっさと始めるぞ。俺たちの時間軸に戻って来い。」
生徒たち「「「「はーい。」」」」
クラッコ「んじゃ、まずは班決めからするか。
・・・と言いたいところだが、こちらで勝手に決めておいた。」
ダークゼロ「マジかよ。」
クラッコ「もう席近い同士にした方が楽だしな。
というわけで、
1班がペイロー、マルク、バグジー。
2班がハルディ、ノディ、ワドルドゥ。
3班がキャピィ、NZ、ダークゼロ。
4班がユーフォー、ワドルディ、バウンシーだ。」
ペイロー「見事にこの班仲良しがそろったな。」
バグジー「もう安心なのか不安なのかわかんねえなこの班。馬鹿ばっかだし。」
ハルディ「この班は実質2人班みたいなものか。」
ワドルドゥ「まあ、ノディさんなかなか来ませんからね。」
ダークゼロ「俺がこの班を黒く染めてくれる!」
NZ「なあ、こいつの目にコンパス投げていいか?」
ユーフォー「何か当たり障りのない班で安心しました。」
ワドルディ「悪く言えば無個性ってことッスけどね・・・。」
クラッコ「よし、じゃあ次掃除場所決めるぞ。
うちのクラスの担当場所はこの教室、廊下、中庭、1〜2階の階段だ。
どれがいいか班員で決めてくれ。
あとついでに班長決めとけ。」
ペイロー「俺中庭がいいな。」
バグジー「んじゃ、そうするか。」
マルク「ボクもそれでいいのサ。」
ハルディ「どこが一番サボれそうかね?」
ワドルドゥ「その発想やめなさい。
とはいえ、うちは基本2人っぽいので人数少なくてもよさげなところにしましょうか。」
ダークゼロ「俺様が班長をやるぞ!」
NZ「うん、やれば?勝手に。」
キャピィ「よくわかんないけどいいと思う。」
NZ「で、場所どこにするよ?俺移動面倒だから教室か廊下がいいんだが。」
ダークゼロ「いや、中庭だ。その方が面白そうだしな。」
NZ「は?移動が面d」
ダークゼロ「異論は認めん!俺こそが絶対だ!」
NZ「・・・後でつぶすか。」
キャピィ「はなしにはいっていけないや・・・」
ワドルディ「どこにするッスか?」
ユーフォー「まぁ、正直どこでもいいし、誰もやりたがらなさそうな階段あたりにしときますか。」
バウンシー「私も別にどこでもいいわ。」
ワドルディ「じゃあ決定ッス。」
クラッコ「よし、班長はどこがいいか言ってけー。」
ペイロー「中庭です!」
ワドルドゥ「廊下でお願いします。」
ダークゼロ「中庭だ!」
ユーフォー「階段でお願いします。」
クラッコ「よし、じゃあ2班と4班は決定だな。
1班と3班はジャンケンなり話し合いなりして決めろ。」
バグジー「俺らは全員一致で中庭ということになった。
そっちはどうだ?」
ダークゼロ「ふん。こちらも全員一致d」
NZ「教室の方がいい。」
キャピィ「どこでもいいやー。」
ダークゼロ「・・・。」
クラッコ「じゃあ1班中庭な。3班は残った教室で。」
ダークゼロ「貴様ら余計なことをォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!」
NZ「知ったことか。」
キャピィ「ゆずりあいはたいせつだしー。」
バグジー「あそこ仲悪いなおい。大丈夫か?」
クラッコ「まあ、本人らでどうにかしてもらうしかない。
よし、とりあえず掃除場所はこれで決まったな。今日から頼むぞ。」
生徒たち「「「はーい」」」
クラッコ「んじゃあ、次は・・・」
ペイロー「おいおい、まだあんのかよ。」
バグジー「まあ、そんなもんだろ。」
ハルディ「もう俺は何でもいいかな。」
クラッコ「学級委員を決める。」
その言葉が放たれた瞬間、教室内の空気が変わったのであった。
続く。