あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: おみやん/投稿日時: 2024/01/16(火) 20:16:22
投稿者コメント:
もう面倒くさいので小説本文は敬語抜きです。
すいません。
小説完成予定日は、3月21日です。
何の意味だか、お分かりですよね…?
銀世界
あれからしばらく経った。
あかねは寂しさを常に感じていて、ともは学校に来なくなってしまった。

そんな心にぽっかり穴が空いていたあかねに、嬉しい日がやって来た。
6時半にあかねは目を覚ます。おじいちゃんとおばあちゃんはもう車で仕事場まで車で行っているようだ。
なんと、雪が降ったのだ。
「あっ!雪だ!わーい!」
休日だったため、適当にジャンバーを着て、外にすっ飛んでいった。


ドアを開けたその先には、、、

銀世界。あたり一面の。
しかもオレンジ色の朝日が当たって雪がきらめいていた。
あかねは驚きで目を丸くしていた。
こんな綺麗な雪を見た事がなかったからだ。
「やっぱり早起きした価値があったなぁ!」
思わず呟いてしまった。
本当はそこで雪だるまを作ろうと思ったけど、やめた。
せっかく綺麗な雪を台無しにしてしまうと思ったからだ。

「とにかく朝ごはんを食べるか」
そう言って、食卓へ向かった。
テーブルの上には、

「あかねちゃんへ
今日は仕事が早いんだ。
だから、朝ごはんを用意しておいたから食べてね。冷蔵庫にはホットケーキがあるよ。」
と、おばあちゃんの丁寧な文字で書いてあった。

「やった〜、好物だ!」
ホットケーキはあかねの好物の一つでもあるのだ。
いただきますをして、おばあちゃんの用意した手料理を食べた。


食べ終わると、食器を自分で洗った。
おばあちゃんは仕事で大変だから自分でやろうと思ったからだ。

時計はいつの間にか7時半。
したくをしている時に、ふとある約束を思い出した。
「流星と遊ぶこと」だった。

「やばい!約束してたんだったな!」
急いでは
歯を磨き、したくをして、ソリとかばんを持って外に飛び出た。

銀世界の上を、ゆっくり歩いてみた。
雪がちらちら降っている。

「こんな体感初めてだ……。」
あかねは呟く。

だけど、流星との大切な約束を思い出して、歩いて15分程度の公園に向かって走った。


その時間は幸せだった。

雪が日光できらめいて、走っていくあかね、、それはとても神秘的な光景だった。


公園に着いた。
同時に流星も公園に入るところだった。
2人で笑い合った。
「おはよう。」
流星も言葉を返す。
「おはよう。あたり一面銀世界だね。」
公園にはあかねたちが一番乗りだったので公園も銀世界が広がっていた。

「えっと、遊園地は8時からだから……。それまで、銀世界を探検しよう!」
「うん!そうだね」
相変わらず2人で笑い合って、開園前の遊園地を門から覗いてみた。
なんと、みたところジェットコースターと観覧車は乗れないようだ。

だけど、まず銀世界を探検することにした。



遊園地の開園時間だ。
遊園地のゲート前で、あかねと流星は5分程前から待っていたのだ。
あかねと流星は入園料を払って、中に入った。
「ご入園ありがとうございます〜、ごゆっくりどうぞ〜。」
遊園地のゲートの管理をしているお姉さんが言った。
どうやらあかねたちが一番乗りのようだ。

「まず定番の観覧車見てみる…?」
「そうだね…。やってるかわからないけど…。」
2人で相談して、観覧車の場所まで向かった。


期待ハズレだった。
「『塗装工事のため、3月21日までお乗り頂けません』だって……。」
悲しそうに流星は言うが、あかねは少し悲しかったが、別に良かった。

だって、あのSDXの発売日だから。

すぐさまそのことを流星に伝えた。
「あの、3月21日はSDXの発売日だよ!」

それを聞いた瞬間、流星はびっくりして、こう言った。

「そうなの!?じゃあ、3月21日になったら行こうよ!」
「うん!」

でも2人は嬉しそうだ。

「次はマルクのサーカス会場行こう!」
「そうだね!」

そして、あかねと流星は銀世界の遊園地の中を駆けていく。



遊園地には、あかねと流星の楽しそうな笑い声が響いていたのだった。

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