第9話
璃菜「今日瞳桜ちゃんと隆翔休みは終わった…。話し相手いない…」
璃菜(ん?でも八重先輩と句亜先輩と妖花ちゃんいるからッ多分!大丈夫…?)
璃菜(あ、八重先輩とかいるけど…瞳桜ちゃんみたいにコミュ力高くないんだよーっ)
八重先輩「あっ!璃菜ちゃーん!!」
璃菜(ひぃっ!!)
璃菜「こっこんにちわっ!さようなら!!!」
八重先輩「あっ瞳桜ちゃんはー!?」
璃菜「休みですー!!すみませんっー!!」
八重先輩「分かったー!ありがとーっ!」
句亜先輩「高嶺さんにも逃げられてますね。ねっようかんー?」
妖花「え、はい。」
妖花(アパートに妖怪居た人だったよね…?まだ大丈夫なんだ…)
璃菜(はぁッ学校着いたッ…。思わず逃げっちゃたな…)
璃菜(っ!!)
人にぶつかる
璃菜「すみませんっ怪我ないですかっ?あ?あれ隆翔!?と弟くん…?隆翔ごめん。隆翔休みじゃないの…?」
日執「そだよー日執って呼んで〜」
隆翔「こっちもごめん、散歩しないと落ち着かなくて〜」
日執「休んでてよ兄ちゃん…。症状悪化しちゃうよ。部屋で看病するからー…」
隆翔「えー、ごめんー。歩いたりしないと…。外に出ないと…」
璃菜「うちにランニングマシーンあるから来る?私学校休みたいし…。センセー、高嶺璃菜です。学校休みますー。急に熱出てしまいました…。すみません…」
先生「高嶺さんですね、分かりました。ゆっくり休んでくださいね〜」
璃菜「ありがとうございます…!」
ピイイイイイイッ(は? 一応電話を切る音です
璃菜「じゃ、隆翔と日執くん行こー!あと枯々芭いるけど良い?」
枯々芭(ここは) は璃菜の妹です。日執と同じ学年で同じクラスです。(4年生)
隆翔「良いよー、あと成績とか。いいの?」
璃菜「あ…、ま!もうセンセーに言っちゃったから!」
日執「枯々芭ちゃんいるのっ!?あと兄ちゃん走るのほどほどにね…!」
隆翔「おーん。ほどほどにする。」
日執「ふー。枯々芭ちゃんかよっ……好きなのは兄ちゃんだから。枯々芭ちゃんうちの兄ちゃんに手だそうとしてるから嫌ー」
隆翔「あーうん。どーでもいいいい〜」
璃菜「うざいなーw。あとお母様とお父様は居ないからー。仕事〜。今家枯々芭だけー。枯々芭は普通の熱。そのためにも私は家に帰る。」
隆翔(日執可愛いな。…てかなんか視線感じるな…)
モブ女A(なんで…?松井さん…高嶺さんと女の子と一緒にいるの…?)
モブ女A「ねーっ!松井さん!今から遊ぼうー?」
隆翔「無理です、これから高嶺さんと弟と遊ぶんで。てか学校行ってくださいよ」
モブ女A(?女の子じゃなかったのか…。弟か。ならましだね。遊ぶのは納得いかないけど。)
モブ女A「そっか!ごめんね〜、!また今度!」
枯々芭「はぁ…寒い…璃菜まだかな…お母…様…」
璃菜「ただいまー、枯々芭ー、大丈夫?隆翔と日執くん来てるよー。」
枯々芭「は?璃菜帰ってきたん?意味わかんない。日執くん来たのー?嬉しい!それだけはありがと璃菜ー。隆翔兄様はちょっと邪魔だな。」
璃菜「なんでよー。てか日執くんにいい加減正直になりなよ。あと隆翔かわいそー」
枯々芭「いいでしょ…ただの感想…結局日執くんは隆翔兄様の事…好きなんだし……意味ないよ。」
日執「枯々芭おっすー!!!」
隆翔「こんちゃすー。枯々芭ちゃん。」
枯々芭「日執うるさいっ。こんにちわ!隆翔兄様!」
日執「はー。。本当に兄ちゃんの事好きだよね。」
枯々芭「は?好きなわけないよ?」
隆翔「そっか〜。日執良かったね」
日執「まぁうん。そだね。」
璃菜「ランニングマシーンあっち。」
日執「ありがとーっ!ぎゃ!何?枯々芭…」
枯々芭「待ってよ…なんで学校行ってないか。聞かせて」
璃菜「さ、先に隆翔行こ?ね?」
隆翔「おっけー」
璃菜と隆翔はランニングマシーンがある部屋に行く
日執「だって看病しなきゃ行けないじゃん。両親は海外出張。」
枯々芭「そか。じゃーさ。日執って隆翔兄様好きすぎだよね。」
日執「なんか悪い?ブラコンでも良いでしょ?それに対して枯々芭は兄ちゃんに色気使わないでよ?」
枯々芭「そんな訳じゃないけど…。隆翔兄様のことすきじゃないし。年上とはあんま話せないし。」
日執「あーうん。枯々芭ってやっぱ分かりやすい。」
枯々芭「は?それってどうゆう。。。?」
日執「いやさー。。俺に対して脈アリっぽいっていうかなんというか」
枯々芭「はっ?!そんなわけないし!!」
日執「じゃあ、学校行かない理由言ったのになんでまだ話してんの」
枯々芭「なんでそれだけで脈アリになるねん」
日執「あと授業中めっちゃ枯々芭から視線感じるし」
日執「それにめっちゃ話されるし話の途中結構他の人と比べてめっちゃ笑ってるし」
日執「さ・い・ご・にめっちゃ恋バナしたがるし」
枯々芭「はー?!そんなよっ日執の思ぃ込みしゃないのッ…?」
日執「めっちゃ噛んどるやん。なんか嫌がってるからやめとくわ」
枯々芭「そうしとけー。あっちの部屋行ってきなー」
日執「一人で大丈夫なん?」
枯々芭「なんで?大丈夫だけど?1人がいいし…」
日執「ほーん。強がりやねー。1人がいいなら1人にするね」
枯々芭「そうして…」
隆翔「疲れたー」
璃菜「頑張れー!」
日執「兄ちゃん!ファイト!」
隆翔「あ!日執!ぎゃ!」
日執「兄ちゃん?!」
隆翔「ははは〜油断しちゃった〜」
日執「も〜。休憩しなよ〜。ガチで症状悪化するよー?」
璃菜「どんまいどんまい〜。枯々芭の看病してくるね」
日執「でも一人がいいって言ってた」
璃菜「そっか、でも行ってくる。」
日執「うん。おっけー。兄ちゃん。頭撫でてー」
隆翔「いきなりなんだよー。分かったー。なでなぁぁぁぁでででで」
日執「なぁぜなぁぜみたいで嫌なんだけど…。ナデナデは嬉しいけど…ありがと」
枯々芭「すーすー…」
璃菜「あ、ゆっくり寝てる…おでこもあんま熱くなくなってる。一応冷えピタ貼っとこう…。」
枯々芭「すー…」
璃菜「ふー。良かった…。熱も下がった。」
枯々芭「ん?璃菜?!なんで居んの?!」
日執「枯々芭、もう帰るねー。また行けたら学校で。」
隆翔「じゃーねー璃菜と枯々芭ちゃん!」
枯々芭「あー、はい。さようなら。」
璃菜「じゃーねー!」
枯々芭(もーっ脈アリというか好きなの当てられそうになった!!怖っ!!)
璃菜「いやどした」
隆翔「日執ー疲れたねー」
日執「あ、うんそうだね…!」
日執(もーっなんであんな奴に脈アリでぽいとか言っちゃったの!?僕は兄ちゃん一択なのに!?あーもう僕頭おかしくなった!?もーやだー!)
隆翔「日執ー大丈夫ー?」
日執「はい!!大丈夫!!」
隆翔「あーおう。」
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終わりです!じゃ!