14日目:ニュースキャスター
リセン「はいどうも〜、ツッコミのリセンです。」
エナム「ボケのエナムで〜す。」
リセン「2人合わせて、」
エナム「『こちら、アメフト場ですが、おかしなことに、静かでございます』、略して『KAOS』で〜す」
リセン「いやそんな略じゃないだろ。それ試合してないだけだろ」
エナム「アメフト場のど真ん中で選手が寒いギャグ言ったらしいよ『俺らのスクラムは無量大数グラム!!』って」
リセン「それで雰囲気しらけてたのか・・・
というか『無量大数』っていう言葉を使ってるところも何か子供っぽいというかなんというか・・・」
エナム「てなわけで毎度のごとくやりたいことがあって、」
リセン「はいはい何でしょう」
エナム「ニュースキャスターになりたいんだ。」
リセン「・・・一応先に釘は刺しておくけど、『しっくりこないニュース』のパクリネタはダメだからな。」
エナム「・・・」
リセン「おい目そらしやがったぞ」
エナム「ま、まあ、ニュースキャスターになって『熱盛』を明らかに違うタイミングで出したい」
リセン「放送事故を意図的に起こすな。あとそれはニュースキャスターの仕事じゃなくて裏方の仕事なんだよなぁ。」
エナム「あと、ニュース読んでる途中に唐突にジャイ〇ンの歌を大音量で流したい」
リセン「テロじゃねーか。世界中のテレビぶっ壊れるって」
エナム「というわけでニュースキャスターやるからテキトーにツッコミ挟んどいて〜」
リセン「指示が雑!」
エナム「え〜、午前3時になりました。『ニュース エナエナ〜ム』のお時間です。」
リセン「深夜帯の誰も見てない時間じゃねーか」
エナム「まずは、こちらのニュースから。
道路の真ん中でブレイクダンスをする若者が急増しているとのことです。」
リセン「クレイジーすぎるだろ」
エナム「また、先日高速道路上でブレイクダンスをしていた22歳の男性と、トラックの接触事故があり、けが人が1人出ました。」
リセン「トラックにはねられたのか・・・
いやまあ自業自得だけども」
エナム「この事故でトラックの運転手の男性(34)が突き指で救急搬送されました」
リセン「いや怪我したの運転手の方かよ!そのブレイクダンサーつっっよ!!!!」
エナム「次のニュースです。
自称売れっ子ミュージシャンを名乗る男性が違法薬物所持・窃盗の疑いで現行犯逮捕されました。」
リセン「ミュージシャン・・・いやまさかな。某アルバム売れなかったミュージシャンは関係ないよな・・・。」
エナム「逮捕されたのはエナ太郎(自称8歳)氏。」
リセン「やっぱりお前かよ!!!何やってんだ!!!!」
エナム「全国の小学校の教室に夜な夜な忍び込んでは、黒板消しクリーナーから怪しい白い粉を盗むなどの行為を繰り返していたとのこと。」
リセン「怪しくねーよチョークの粉じゃねーか!!!
というか何でそんなもん盗んでんだあいつ!?」
エナム「事情聴取を行ったところ、『3rdアルバム「幼児退行のジョージ代行」の作成のために必要だった。
チョークを食べると声が高くなるという噂を聞いて、試してみようと思った。』とのこと。」
リセン「ガッツリデマに踊らされてるなおい!!」
エナム「次のニュースです。エスカルゴンには骨がないことがププビレッジ生物研究所にて発覚しました。」
リセン「そりゃあ軟体動物だからな」
エナム「エスカルゴンには長らく骨が存在すると信じられており、デデデ大王陛下の『軟体動物に骨折はないZOY!』の発言は虚偽であるとされてきましたが、
エスカルゴンと同種であると考えられるマイマイカブリには骨がないという研究がなされ、エスカルゴンには骨がないといった結論に至りました。」
リセン「エスカルゴンとマイマイカブリは明らかに別種だろ!!!
軟体動物と節足動物じゃねーか!」
エナム「これについてエスカルゴン氏は『はぁ〜、今更でゲスか。この村には陛下含めて脳が溶けてるやつしか住んでないのでゲスか?』と申しておりました。」
リセン「毒強いな〜」
エナム「ここで速報です。エスカルゴン氏が極刑に処されることが確定いたしました。」
リセン「何でだよ!?」
エナム「極刑を決めたデデデ大王陛下によりますと、先ほどの発言を受け、『お前今ワシのことをノータリンのスカポンタンと言ったZOY!?極刑ZOY!!!』とのことです。」
リセン「そこまでは言ってないな」
エナム「極刑の内容は、塩で満たされた風呂に1時間浸かるです」
リセン「死ぬね!?エスカルゴンが浸透圧で死ぬね!?」
エナム「今から極刑の様子をライブで映します。」
リセン「おいおいおいおいおいおいおい!!!
そんなグロ映像電波に乗せるな!!!」
エナム「こちらの映像になります。」
エスカルゴン「助けてくれでゲス〜!まだ死にたくないでゲスよ〜!!」
デデデ大王「うるさいZOY!ワシのことを『3日間塩漬けにしたグレープフルーツ』呼ばわりした罰ZOY!」
エスカルゴン「いやそんなことは言ってないでゲス」
デデデ大王「黙って塩の海に沈むZOY!」ドンッ
エスカルゴン「ギャアァァァッァ!!!悪魔!鬼!人でなし!デブ!サディストォ!!!」
バサーッ
エスカルゴン「あぁ、体中の水分が吸い取られて干からびていくでゲス・・・
・・・いやこれ塩じゃないでゲスな。何かふわふわしてきめ細かくて学校の教室の匂いがするでゲスな・・・」
リセン「じゃあそれ塩じゃなくてチョークの粉じゃねーか!!
いい加減にしろ!!!!」
エナム「どうもありがとうございました〜」
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<補足コーナー>
・スクラム
ラグビーで選手たちが肩を組み合ってぶつかってるやつ。アメフトは関係ない。
もちろん質量という概念もないため無量大数グラムなわけもない。
・しっくりこないニュース
うごメモでやってたやつが有名な気がするが(世代による)、元々はコメディアンの浅越ゴエ氏のネタ。とても面白い。
・熱盛
ニュース番組の報道ステーションでプロ野球の盛り上がったシーンを称えるときに使う効果音というか言葉。2回ぐらい明らかに関係ないところで『熱盛』が出る放送事故があった。
・エナ太郎
ついに幼児退行して8歳を自称し始めた。ただし8歳は幼児ではない。
こいつが3話連続で出てくるときは大体作者のネタが詰まりだしてきたとき。
・黒板消しクリーナーから怪しい白い粉を盗む
チョークの粉を効率よく集める方法。ただ集めたところで何に使うねん。
・3rdアルバム「幼児退行のジョージ代行」
幼児退行したジョージの話についての歌が収録される予定だった。
高音多めのつもりだったらしい。
・チョークを食べると声が高くなるという噂
童話『オオカミと7匹の子ヤギ』の作中でオオカミが、子ヤギたちの母親に成りすまそうとしたときにチョークを食べてた。
当初幼かった作者はチョークを食べると声が高くなる理由が理解できなかった。
23になった今もなお、未だに理解できていない。調べりゃ出るけど。
もちろんデマなのでチョークは食べてはいけない。
・エスカルゴン
アニメカービィに出てくるキャラで、デデデ大王の側近。口が悪い。でもそこがいい。
・軟体動物に骨折はないZOY
アニメでデデデがエスカルゴンをハンマーで殴り、エスカルゴンが「ほ、骨が折れた・・・」と言ったのに対する返答。デデデの珍しく知能のある発言である。
・マイマイカブリ
昆虫。カタツムリとは程遠い・・・とも言い切れないかもしれないけど決して近くはない種族。カタツムリを食らう。
・軟体動物と節足動物
軟体動物(カタツムリ)と節足動物(マイマイカブリ)。
確かにどちらも無脊椎動物だが、だからと言って同種とするのは暴論すぎる。
・塩で満たされた風呂に1時間浸かる
カタツムリに対してこれは拷問どころか死刑である。
カタツムリが塩に触れると浸透圧によって体内の水分が塩へと吸い取られてしまうため、カタツムリ及びナメクジは縮んでしまう。
・『3日間塩漬けにしたグレープフルーツ』
見たことも聞いたこともないけど多分悪口。
・悪魔!鬼!人でなし!デブ!サディストォ!!!
アニメカービィの『はだかのエスカルゴン』の回で殻を思いっきりかち割ったデデデに対してエスカルゴンが放った台詞。なお、デデデにはこの程度の罵倒はノーダメージである。
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