第13話 エリーの隠れざる秘密 part1
〜前回のあらすじ〜
メタナイトはシャドーカービィを操った謎の者を倒し、エリーを解放しようと思っていたとき、エリーの姿はなかった…。メタナイト達は、分かれてエリーを探すことにした。
「エリー…どこに行ったのだろうか…………」
メタナイトはエリーを早く探さないと何かいけないことが起こるかもしれないと思い、エリーを探している。
「……エリーちゃんで思い出したけど…」
「…?」
シャドーはエリーのことで思い出し、何かを口に出そうとしていた。
「キミは、エリーちゃんの知り合いなんだよね……」
「そうだが…それがどうしたのだ?」
シャドーはメタナイトの一言で沈黙になっていた。シャドーは彼に教えていいのかと思いながら話す。
「それが…………エリーちゃんは…女神 エイレーネなんだ…」
「…!」
「やっぱ、知らなかったんだね……」
(まさか、エイレーネがエリーとは……何となくそうと思ったが…まさか、本当に…)
キイィィィィン…………
「うっ……!?」
メタナイトはいきなり耳鳴りのような音が聞こえてきた。頭を抑えるくらいの耳鳴りだ。
「メ、メタナイト…!?」
__あなたのせいで、私のお母さんは死んだのよ!!
(うっ…なんだ………!!)
__あなたが…能力を使ったせいで…!!
「私が……エリーを…悲しませたことなど………している…はずがないと……いうのに……」
メタナイトはエリーの声が頭の中へと響いていく……。それと共にメタナイトの視界が揺れ、ぼやけるようになった。そして……
ドサッ
「メタナイト! しっかりしてっ!!」
メタナイトはいきなり倒れた…。シャドーが一生懸命メタナイトの体を揺らすがメタナイトは起きない……。