あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/09/16(日) 09:29:51
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 もう12話ですか…いつも見てくださる皆様、有難う御座います!
ノート12群青色
 この世界には裏側がある。
 レイ達が街へと向かっている時、とある国では、とある盗賊達が問題になっている。
「はっ!」
「………グッッ……!」
 これで全員…かしらね、とも言わんばかりに、倒れた者達を見下ろしている人物がいる。
「親分!警察がそろそろ来ますぜ!」
 その人物に声をかけたのは薄汚い服を着た、男がいる。
 人物は、ボサボサの青い髪の毛を無造作に垂らしている。まだ、幼児だ。
「退散するよ…」
「はい!」
 その者は、メイ、と言う名だ。
 まだ生きてた被害者が立ち上がる。
 そう、この盗賊達は、とある銀行を襲ったのだ。従業員と客は、対処した。
 メイに、被害者の一人が、銃を構えた。
「親分!」
 とっさに振り返ると、銃口がつきつけられた。
「なっ………!!!!」
 子分は皆退出してしまうが、近くにいる。
「……………」
 ふっ、と被害者は、メイに銃をつきつけたままだ。
「………」
 被害者の背から、鉄パイプを持った者が現れる。
「!?」
 その者は、無表情で、被害者の頭を強く殴る。
 トサ、と被害者は、ゆっくりと倒れ、息を終える。
「助かったわ、4号」
「これが仕事です」
 メイが感謝すると、4号と呼ばれた者がそっけなく返した。
「親分、金は全て回収しゃした!」
 うん、とメイが返す。
「よし、帰るわよ」
 と言い、極悪な盗賊達は、逃げた。が、
「……指紋とかは残してないわね?」
 と言い、軽く、微笑んだ。

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