第11話 図書館へ
「んで、どこに行くの?」
「あーそれはですね…」
エリーがどこへ行くか訪ね、秋桜が答えようとした時、カービィが邪魔をしてくる。
「決まっているだろうカス! まずは、情報収集だ」
バンワドがそのネタを知っているかのように「今、カスって言ったわーなんだこいつ」とスルーしていく。
「俺の名はジャッk「え? あ、そう」
テロテロリン
「↑このSE音なに?」
「エリーさん突っ込んではいけませんよ!;」
モンスター(スカーフィー)が現れた
「えっ!? も、もう何この状況!?」
こんな状況が全く理解できないエリーだった。
「どうするの!?」
「悪魔さん、吸いこんで下さい」
「嫌だああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
「あの、スカーフィーさんマキシムトマト持ってましたよ!」
「えっ!? マジで!? よぉーっし!」
「「「「「チョロいな…」」」」」
一同がニヤリ顔をする。「トマト出せぇー!」とカービィが吸い込みをするが、スカーフィーが豹変し、可愛さが消え、まるでみんなのトラウマレベルになる怖さになっていった。
「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!! くるなくるなくるなあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
一方その頃、一同は外へと脱出していた。
「秋桜いいの? メタの乗り物が例のC〇PC〇Mの乗り物みたいな扱いになっちゃうけど」
「大丈夫ですよ! ペンダントで何とかして…」
「今、無理じゃなかったんゾイ?」
「「「「「あっ………」」」」」
*
「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
カービィがスカーフィーとハッタリするタイミングでメタナイトはとある発言を言うのをスタンバっていた。
「これも…宿命……か…」
チュドオオオォォォォォォン!!!!!!!!!
♪人類滅亡のBGM
\デデーン/
「私のハルバードはいつものすぎる…。どーせ『ノルマ達成』とか『い つ も の』や『またかよw』、『m9(^Д^)プギャーwwwwwwざまぁwwwwww』とか言う未来が見えている…モウナニモコワクナイ…」
「メ、メタあああぁぁぁぁっ!!! 逝くな、逝くんじゃないあああい!!!!」
ここにいるほぼ全員が「カオスすぎる…」と思っていた。
「いたたたたたたたた…ボクが何したってんだ」
「「「日頃の行い」」」
「酷くない!?」
「「「いつものだよ」」」
カービィは「知 っ て た」と言う以外何もなかった。
*
「んで、気を取り直してどこに行くの?」
「えっと、図書館で色々と調べようと思いまして…」
「それもそうだな。色々と情報が見つかりそうだし」
「なら、今すぐそこに行こっか!」
カービィは何も知らないかのような口で現実逃避をしていた。
「おい、メタナイト様のハルバードどうすんだよ…」
「「「「「!?」」」」」
秋桜がついにガチギレしたことに一同がフリーズした。
「あ、あの…秋桜、そのことなのだが、バル艦長に任せているのだが……」
「あ、そうですか『あひえぇぇぇ! この艦はもうだめだぁ!! わしは逃げるぅ! じゃ、わしは逃げますぅ! 悪く思わんで下さい!』とか言っている鳥がメタナイト様が大事にしているあのハルバードを完全完璧に直せるんですかねー? 簡単なことで逃げる鳥さんがそんなこと出来る訳ないですし、それにみんなから名前を覚えてくれてないですよね。少なくともパルメザンチーズと言われている、ザン・パルルティザーヌさんの方が少なくとも覚えてらっしゃるでしょうねきっと!」
「 」チーン
「もうやめて下さい! この鳥っぽい奴のライフはもう0です!;」
少なくともバンワドがフォローするが、どっちにしろ名前を忘れていた。
「忘らるるバル艦長だね」
「「「「「誰がうまいこと言えと言った」」」」」
なんだかんだで図書館へと向かって行くことにした。
*
それからして、30分が経った。
「ここが、図書館です」
テロテロリン
「ま、まさか…」
一同はデジャブを感じていた。
「よくぞ来た勇者よ」
「ボク達勇者じゃないですよ! というか、まだ続くのか!」
「いや、なんでみんなスカーフィーなんだよ!」
デデデが突っ込みをするとカービィが「捨てた怨念でしょ」とか言う。
「アニメカービィじゃねぇわ!」
「それより、こいつが中ボスか!?」
「それはないだろ」
「ボクが中ボスさ!」
「「「「「えっー!?!?!?」」」」」
もはや、何がなんだか分かっていなかった。ただし、バンワドは別だった。
「よし、勝負だ! おらぁっ!」
「やられた〜」
「「「「「弱っ!?」」」」
「所詮雑魚だからな」
「くっ…最初の魔王を倒したか…」
状況が分からなさすぎてなんていえばいいか分からないバンワド以外一同だった。
「いや、あれ雑魚だし、こんなんで体力消耗しすぎです」
「はっ!? 6つのアイテム忘れた!」
「マジか! どこにやったんだ!」
「きっと、夢の泉で置いてきたんだ!」
「道理で空っぽだった訳か」
「急ぐぞ」
「おう!」
カービィとスカーフィーの謎会話でどこかへと行ってしまったが、一同はスルーしていった。
「ワドちゃんこれ、何ていうネタですか?;」
「言うのがめんどくさいです」
「それより、図書館へと案内してくれ」
「分かりました」
こうして、カービィを抜いた一同は図書館へと着き、中へと入っていった。