第11章予知魔獣マスターアイズ
来太「う、うーん…」
気づいたら、ベットの上に居た
ナチュレ「おっ、起きたかフリード」
来太「ナチュレ様!」
そこにはナチュレ様がいた。
ナチュレ「全く…回復の奇跡を何回使っても起きんから心配したわ」
来太「すいません…」
ナチュレ「まぁよいそなたは変身をしていなかったからの。そんなことより会議室に行くのじゃ」
来太「了解しました」
そして、僕はナチュレ様と会議室に行く。
メタナイト「起きたか」
来太「皆無事ですか?」
メタナイト「ああ、マスターハンド軍も兵を引いた」
来太「それで、今は何を?」
メタナイト「マスターアイズの攻略法だ」
ルイージ「でも、どれだけいい方法を考えたって、それを予知されちゃあね」
チェイス「しかし、対策は練っているのだろう?」
桜井「はい」
岩田「この不利な状況を最低限にするのにはシュルクさんの力が必要です」
シュルク「ビジョンですね」
岩田「その通り、ビジョンは未来予知ができますから」
マグナ「でもそれって、未来予知を未来予知されるんじゃねぇか?」
ピット「確かに」
クッパ「とんだ泥試合になるのだ」
シュルク「そうなんですよねー」
頭を悩めているとメタナイト様が気になる発言をする。
メタナイト「しかし、奴は奇跡的な技は予知できない」
来太「奇跡的な技?」
メタナイト「要するに誰にもできない技だな」
ルイージ「個性的な技って事ですか?」
メタナイト「いや、奇跡的に起こったものでないとだめだ」
ルイージ「まさか、オーロラグリーンですか?」
メタナイト「まぁ…あれは奇跡といったら奇跡だが、あちらからすれば見慣れてる技だからな」
ルイージ「さらっと予知されると…とほほ…」
来太「他に奇跡的な技を持っている人は?」
ファイター達「………………」
来太「いないか」
ワリオ「奇跡なんてそう簡単に起こせねーよ」
シュルク「…もしかしたら起こせるかもしれません」
シュルクのいきなりの「奇跡起こせます発言に」場の空気は凍りつく。
ファイター達「へ?」
シュルク「これさえあれば!」
シュルクはモナドを掲げる。
マリオ「モナドって奇跡起こせるのか!?」
シュルク「いや、3か月前の戦いでまたモナドが成長したんですよ」
桜井「それで?」
シュルク「そして、なんかモナドに奇跡の奇の文字が入ったんです」
マリオ「それ本当に奇跡か?」
ワリオ「奇怪の奇でもあるが?」
シュルク「でも!でもですよ?この文字は何度使っても反応しないんです!」
メタナイト「何!?」
ダンバン「いつもならすぐに文字が使えたのにな」
来太「これはワンチャンあるかもな!」
ルイージ「ワンチャン?…まぁいいか」
「ドーン!」
来太「あっ!」
僕達は外に出る。
桜井「フッ!」
兵士「ゴハァ!」
もう、桜井軍が感づいており、戦闘を開始していた。
そして、マスターハンド軍の方は前回登場した剣士型以外の兵がいた。
桜井「来太さん、あの砲台みたいな敵は?」
来太「あれはマスター兵タイプレーザーですね。極太ビームを撃ってくるから気を付けて」
「ドォオオオオオオ!!!!!」
説明し終えたら、いきなりタイプレーザーがビームを撃ってきた。
来太「おっと」
ルイージ「僕に任せて!オーロラサンダー!」
ルイージはオーロラグリーンのパワーが詰まった電気のエネルギー弾を繰り出す。
「ドォオン!」
レーザーは爆破した。
岩田「おっと、早いですがもうご登場のようです」
そこには、黒い雷雲とともに2つの黒い目が姿を見せた。
来太「マスターアイズ!」
マスターアイズ「貴様ガ来太カ…」
白カービィ「こいつ、喋るぞ!」
来太「言語を話すマスターコアはたくさんいるからね」
マスターアイズ「貴様ラガ何ヲスルカハモウ私ハ知ッテイル…掛カッテ来イ」
来太「無理に攻撃するのは奴の思うつぼだ。まずは相手の反応を見るんだ」
マスターアイズ「ソウカ…ナラ、ソウサセテモラオウ!」
マスターアイズはタイプレーザーとは比べ物にならないレーザーを発射する。
メタナイト「何!?」
デデデ「こんなものが当たったら一溜まりもねぇZOY!」
シュルク「モナドアーツ!守る!」
シュルクは防御力を高めて、ビームをモナドではじこうとする。
シュルク「はああああああ!!!」
マスターアイズ「私ハ知ッテイル。貴様ハソレヲ止メル事ハ出来ナイ」
シュルクはビジョンを発動させて未来を見た。
シュルク「本当だ…そんな未来が見える…でも!」
シュルクはモナドアーツを撃に変えた。
シュルク「未来は…変えられるんだ!」
シュルクはパワーアップしたモナドでビームをマスターアイズの方向にはじく。
マスターアイズ「オット。デハ、コレナラドウダ!」
マスターアイズはエネルギー弾小を4つ、大を1つ発射する。
シュルク「これは…」
シュルクはもう一度ビジョンを発動させ、誘導弾だという事を知る。
シュルク「モナドアーツ走る!」
シュルクは疾のモナドアーツを発動して、誘導弾から逃げる。
マスターアイズ「スバシッコイナ…」
シュルク「すばしっこいだけじゃないぞ!」
マスターアイズ「何?」
シュルク「モナドアーツ!飛ぶ!」
シュルクはモナドアーツを翔に切り替え、高く飛ぶ。
シュルク「喰らえ!」
マスターアイズ「ダカラ無駄ダト言ッテオロウガァ!」
マスターアイズは大きなエネルギー弾を仕掛ける。
シュルク「ビジョン!」
シュルクはビジョンでカウンターする。
マスターアイズ「フン!」
しかし、マスターアイズはカウンターをかわす。
シュルク「しかし…これじゃあいつまでたっても攻撃ができないな…」
???????「そうだな、これでは実力が互角だ」
シュルク「なっ!」
来太「現れたな」
マスターハンド「やぁ、そちらの未来予知者もすごいね」
来太「まあね」
マスターハンド「折角来たんだし、いっちょ大乱闘したいところだが…」
マスターハンドは赤いオーラを出す。
マスターハンド「受け取れ!アイズ!」
マスターアイズ「ウオオオオオオオオ!!!!!」
そのオーラはマスターアイズによって、分散され、ファイター達の所に飛んだ。
ファイター達「うわあああああ!!!!!」
そのオーラはほとんどのファイター達に当たる。
しかし、そのオーラはただのオーラではなかった。
マリオ「あああああ…か…体が…」
オーラを受けたファイターの体が石化してゆく。
残ったファイターはシュルクのみ…
マスターハンド「ハハハハハ!どうだ!」
マスターアイズ「形勢逆転ダナ…アリガトウゴザイマス、マスター様」
マスターアイズ「テイ!」
マスターアイズはビームを分散させて放つ。
シュルク「ビジョ…あれ?」
シュルクはビジョンの使いすぎでビジョンが使えない。
マスターアイズ「ビジョンが使エナイ貴様ナドモウタダの役立タズダ…ココデ散レ!」
マスターアイズは両目からナイフを飛ばす。
シュルク「ぐ、ぐはあああああああ!!!」
シュルクは大ダメージを受けた。
マスターアイズ「マスター様ノタメ二貴様ヲ殺シテヤルゥゥゥゥ!!!」
シュルク「く…そ…やっぱり…来太やルイージがいないと…」
『シュルク』
その時、シュルクを呼ぶ声がモナドから聞こえる。
シュルク「この声は…モナドなのか!?」
『シュルク!来い!』
そして、シュルクはモナドに吸い込まれて行く。
シュルク「うわああああ!!!!」
シュルク「う…うーん…」
シュルクの周りには今までシュルクのあつめてきた文字が浮かんでいた。
『気づいたか?』
シュルク「ここは…」
『私の体内だ』
シュルク「やっぱり…」
『シュルク、よく聞け。お前は「奇の文字」を使いこなせない限りここから出られない』
シュルク「なんだって!?」
『私がビジョンでお前の未来を見た。しかし、お前が「奇の文字」を覚える未来は見えなかった』
シュルク「そんな!」
『だからお前を試すんだ』
シュルクの目の前に金色の奇の文字が降りてきた。
『その文字を手にとれ。そして願え、皆を救いたいとな!』
シュルク「うん!分かった!」
シュルクは奇の文字を手にとり願いを込める。
(今まで一緒に戦ってきた仲間…)
(スマブランドで出会ったライバル…)
(僕は一緒に戦ってきた仲間を守る…)
(皆がマスターアイズに殺される未来を変える…)
すると、奇の文字の金色が光沢を放つ。
シュルク「奇跡を起こす!」
すると、光はシュルクを包んでシュルクをモナドの外へと導く…
マスターアイズ「シュルクがどこかへ行ったが…これはチャンスだな!」
マスターアイズは石化したファイター達に破壊光線を放とうとする。
そのとき!
シュルク「バックスラッシュ!!!」
マスターアイズ「うごお!?」
シュルク「帰ってきたよ!」
マスターアイズ「シュルク!無駄な事をするな!」
シュルク「おっ!機械的な声が直ってる!」
マスターハンド「聞き取りにくいから直したのさ」
シュルク「なるほどw」
マスターアイズ「私の未来予知は半永久的に効く。貴様のビジョンと違ってな」
シュルク「でも…」
シュルクはモナドアーツを開く。
シュルク「奇跡は予知できないんでしょ?」
マスターアイズ「何!?」
シュルク「はああああ…」
シュルクは金のオーラをまとうそこに斬・撃・翔・疾・盾のモナドアーツが集って奇の文字となった。
シュルク「奇跡を起こす!」
マスターアイズ「馬鹿な…そんな技があるなんて聞いてないぞ!」
マスターハンド「これは撤退かな。仕留めておけよアイズ」
マスターハンドはどこかへ消えてしまった。
マスターアイズ「なっ!マスター様!マスター様ー!!!!」
シュルク「見捨てられたね」
マスターアイズ「うるさあああああああい!!」
マスターアイズは大量のエネルギー弾を放つ。
シュルク「はぁ!」
シュルクはそのエネルギー弾をすべて跳ね返す。
マスターアイズ「ごわああああああ!!!!」
シュルク「エアスラッシュ!」
シュルクは飛び上がってエアスラッシュを放つ。
マスターアイズ「ぐわああああ!!!!」
またもや、マスターアイズは大ダメージを受ける。
マスターアイズ「誘導弾だ!」
マスターアイズは誘導弾を撃つ。
シュルク「よっ!よっ!おっと!」
シュルクはスピードアップして、弾を避ける。
シュルク「おらああああああ!!!!」
シュルクはマスターアイズを高速で斬りつける。
マスターアイズ「うぐああああああ!!!!」
シュルク「でも、石化をどうやって戻せば…」
ネル「シュルク!」
シュルクが悩んでいるとネルがやってくる。
シュルク「ネルさん!無事だったんですね」
ネル「情報担当だからね。それより、アイズの弱点が判明したわ。右目の網膜よ」
シュルク「はい!はああああ!!!」
シュルクはマスターアイズの右目に飛び込む。
マスターアイズ「ふん!無駄無駄」
マスターアイズは右目を強力な結界で隠す。
シュルク「なんのなんの!当って砕けろだ!」
シュルクはモナドを結界につき付ける。
マスターアイズ「き、貴様何を!」
シュルク「はあああああああ!!!」
シュルクは斬の文字の力を格段にあげて、結界を突き抜けた。
マスターアイズ「ぐあっ!何!?」
シュルク「おりゃあ!」
そして、シュルクはマスターアイズの網膜を斬る。
マスターアイズ「ぬわああああああ!!!」
ネル「やった!これで予知能力も使えないし、石化もとけるわ!」
シュルク「よかった、これで解決ですね!」
マスターアイズ「お、おのれぇ…」
シュルク「網膜が無くなっても見えるんですか!?穏やかじゃないですね」
来太「君こそ穏やかじゃないんじゃない?」
もう僕達の石化は終わっていた。
来太「ひっどいなー主人公よりも先に大活躍じゃん!」
僕はシュルクの背中を叩く。
シュルク「ハハハ…ごめんごめん。じゃあ最後はお願いしますよ先輩」
来太「おうおう!ゴーオン…変身!」
僕はゴーオングリーンに変身する。
ゴーオングリーン「はぁー…ていはぁ!せいやぁ!!!」
僕はブリッジアックスを軽快にふりまわし、マスターアイズを圧倒する。
マスターアイズ「こうなったらとっておきだああああああ!!!!」
マスターアイズは自分の体を引き換えに、闇のブラックホールを創る。
ファイター達「ぐう…うっ…」
ファイター達は吸い込まれそうになる。
ゴーオングリーン「一か八かか…はぁ!」
ロゼッタ「来太さん?」
僕はブラックホールに飛び込む。
ゴーオングリーン「うわあああ!?」
ルイージ「くっ…ら、来太!」
マスターアイズ「ヒャーハハハハハハ!!!馬鹿が!自分から闇には入りやがった!このままじゃ闇に喰われてスウォーム化しちまうな!」
ルイージ「そんな…!」
ブラックピット「来太…!」
皆絶望していた…
マスターアイズ「次はお前らd…ぐぶ!」
…だが
ファイター達「え?」
ゴーオングリーン「どおりゃああ…っとね!」
マスターアイズ「な…なんでっ!?」
ゴーオングリーン「こちとら、リュウガからダークドライブまでのダークライダーベルトを持つ。いわば闇の住民なんで。こんな闇なんぞには負けないよ」
マスターアイズ「ちくしょおおおおおおお!!!!」
「ドガーーーーーーーーーーン!!!!!」
ゴーオングリーン「…ふぅ」
ルイージ「来太!」
シュルク「かっこよかったよ!」
ロゼッタ「来太さんすごいです!」
来太「えへへー」
僕は変身を解き、ピースをした。
来太「でも、今回はシュルクの手柄だね」
シュルク「そうでもないよ」
シュルクは顔を赤く染めている。
ダンバン「いや、お前がいなかったら皆石化から戻れなかったぜ」
白カービィ「ふん、借りができちまったな」
シュルク「白カービィはいっつも借り作ってるけどね」
白カービィ「テメーそういうとこ直せよ!」
ルイージ「まあまあいいじゃない」
ファイター達「あはははははは!!!」
????????「…殺しがいがありそうだな。マスター」
マスターハンド「そうだろ?…クレイジーハンド」
次回予告
クレイジーハンド「ヒャアーハハハハハハ!!!皆殺し皆殺し皆殺しだああああ!!!!」
クレイジーハンド参戦!
シュルク「穏やかじゃないですね」
ルイージ「まさに狂気」
マスターハンド「私たちの所までたどり着く方を教えてやる」
マスターハンド軍本拠地までの行き方が明かされる。
次回#12狂気の手。クレイジーハンドと予言の書