あしかのらいぶらりぃ
はじめにお読み下さいこの小説を修正する最近のコメント・評価キーワード検索
設定メインページに戻るサイトトップに戻る
大 中 小
執筆者: 秋桜/投稿日時: 2017/09/07(木) 23:33:50
投稿者コメント:
閲覧数150はびっくりしたなあ…
久しく更新

BGM:伝説の戦艦ハルバード-参上!ドロッチェ団より-
第10話 救え! 邪悪のボール!! 後編
「メタ…どうする……」
「これは…厄介だな…」

冷静であるメタナイトですら悩んでいた。それだけ苦労するのだろう。

__助けて…

「!! 今のは…」

メタナイトは誰かの声が聞こえてきた。まるで、閉じ込められてるところから出たいようなそんな感じだった。

「くっ……!! 邪魔をするなァ!!」

__うああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!

シャドーは抵抗をしていた。さっきメタナイトが聞いた声はもしかしたらシャドーの本心だと思う。それが分からないカービィには首傾げ。

「……間違いない」
「どうしたの?」
「奴はまだ……意識がある…」

メタナイトが言う言葉に対し「良かった…」と安心するカービィだったが、そんな2人に不意打ちを突かれていた。

「!!」ゾクッ

メタナイトは不吉な予感をしてカービィを守ろうとしていた。危ないと思ったカービィはリーフのコピー能力を得ていたため『木の葉隠れリーフ』をしていたが…

「甘いな…」ニヤリ

シュッ…………!!

「ッ!! うあっ……!!」

リーフで防御をしていたカービィだったが、みんなと同じように触手に締め付けられていた。それと同時に能力も解除されていた。何をしてもこの触手からは逃げられない感じだ…。

「カービィ……!!」
「うっ…うぅ……!」
「やっぱキミは抵抗するよね。でも、無駄だよ。」
(口調がだんだんシャドーに……。やはり、洗脳されているんだな……奴の意識はまだ、消えていないはず)

冷静に考えるメタナイトだったが……

「何を考えているのかな。ボクを助けようとするなんて無駄だよ」
「!!」

メタナイトの考えていたことが見事に読まれた…いや、悟られた感じだった。メタイトは違和感を感じたのではなく納得のような感じだった。

「言っとくけど、この触手に抵抗すればするほど痛みが酷くなるよ」
「うっ……うあああああっ!!!」
「カービィ!」

メタナイトはカービィがやられるのなら自分は敵わないと思っていた。

「ぐああああああっ!!!!」
「うぅっ…うぅ…!!」

みんなが苦しんでいるとき…メタナイトは、違和感を感じてきた。不安な気持ちから何かが引き出される…そんな感覚だった。

(くっ………!! まさか…私の…中に……眠っていたあいつが………!! いや、そう言ってる暇じゃない………私はどうしたら…)

メタナイトのもう1人の自分、闇が再び暴れようとする。メタナイトは抵抗するが困難な状態だった。それでも、シャドーを助けたい気持ちは強かった。

「何をする気なのかは知らないけど………」

ズズズズズズ…………

シャドーは闇のボールをメタナイト目掛けて撃とうとする。

「じゃあね…。お前は消えて貰う! 死ねぇー!!!」
「くっ…駄目だ…これ以上は……!!」

チュドオオオオォォォォン!!!!

「!!」
「それじゃあこいつは貰うぞ……」
「いっ………!!」

シャドーがエリーを連れさらおうとすると………

ゴオオオォォォォォ………!!!!

「なっ………!?」

あの強大な攻撃を受けたはずがメタナイトは普通だった。そして、周りには闇を纏っていた。しかも、強烈な風が吹き荒れていた。シャドーは目を閉じようとするが…目を細くして見ていた。その時のメタナイトの瞳は赤くなっていた……。

この作品についてのコメント/評価 (0)
 前の話へ  次の話へ 
(c) 2010, CGI Script by Karakara