サブメモリー 記憶復活の翌日
「そろそろお昼ご飯の時間…! ミラさんの料理が楽しみ… じゅるり」
ついついよだれがでそうになってしまった。
もうすぐお昼。
分身さんはミラさんの料理だけに夢中になってた。
あれから記憶が戻り1日が経った。
「そろそろできますよ」
ミラさんの愛妻料理ができた!
そのとき、そとで遊んでた子供たちが騒ぎ立てながら帰ってきた。
「おとーさんとって!」
クレラちゃんにいきなり飛びつかれたのでちょっとびっくりした
「く、クレラちゃんいきなりどうしたの?」
するとちょっと涙目になって
「クベルの帽子が木に引っかかったの…」
「なるほどね… じゃあいまからそこの場所につれてって」
「わかった!」
クレラちゃんはそういうとクベルの帽子が引っかかってる木のところに案内した。
「おとーさん、あれ!」
「ごめんなさい…」
クベルが謝ってたのを聞いたあとにうえを見上げると帽子があった。
「あー。あれね…」
高さはいがいとある。
分身さんは懐から水剣を取り出した。
「さてと、頑張って落としますか」
風はそんなに吹いてないので、頑張ればいける。
「よし、いこうか」
神経を研ぎ澄ませ、帽子のちょっと隣の枝を狙う。
全ては合わさった。
「おうりゃぁ!」
水剣は枝に向かってとんでった。
そして、見事に帽子を落とすことに成功した。
「いっちょあがり!」
無駄にかっこうつけようとジャンプで取ろうして、取れたのはいいが、着地がうまくいかず落ちてしまった。
「いてて…w 着地は失敗したけど、はい、クベル、帽子」
クベルの帽子をクベルに渡した。
「ありがとう!」
クベルは礼をいって
「そろそろご飯たべよーよ」
2人につられ、分身さんはミラさんの愛妻料理を食べに、家に帰っていった。