あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/08/22(水) 15:46:55
投稿者コメント:
 なんか書きたかったんですよー!絵本みたいなストーリーを!
ノート0.5ある国のおとぎ話
{今日はこれでおしまい…}

 優しげな顔をして、美しい金髪を結った、お母さんがいます。その横で、お母さん似の女の子が言いました。

{さいご、おーかみさん、死んじゃったの?}

 読んでいたのは、3匹のこぶた。
 ふふっ、とお母さんは笑い、答えました。

{さあね……キャメル、もう寝なさい}
{はぁい}
 その子は素直にベッドにつき、お母さんに頭を撫でてもらい、眠りに就きました。

{キャメルなら、あの子達を助けてくれるわ……}

 お母さんは、呟きながら、女の子の部屋を出ました。
 
 女の子は月明かりに見守られ、スヤスヤと、眠っています。

 独りになる心配は、この時はなかったのです。

 

 数年後____¨女の子の部屋は荒らされていました。
 犯人は、女の子。
 その子は、笑っているような、泣いているような、でも、笑っているような顔で、濁った空を見上げていました。
 
 いつまでも、見上げていました。

 いつまでも。

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