劇場版名探偵カービィ 怪盗マルクとの決戦前編
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜プロローグ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「フッ。俺の視界の広さから逃げられると思ったか。全然大違いだ!」
ワドルディ「うっ……」
ワドルディ「(僕はこの人の名前を知っている。この人は……怪盗マルクだ……世にも知れず、一晩に何個も高額なものを盗み取る、名怪盗だ。だけど、やっぱりこんなことをするんじゃなかった……)」
「今夜も俺は最高な高額ものを盗んで見せる!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜OP〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜カービィ「劇場版名探偵カービィ 怪盗マルクとのイマジネーション」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜本編〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、ワドルディが捕まった日の夜……
慶五郎「今夜は、イマジネーション宝石(ジェム)に狙いがつけられたか……怪盗マルクめ。今日こそ絶対に捕まえてやるぞ!」
キービィ「慶五郎さん、昨日も怪盗マルクを捕まえられなかったじゃないですか。そんなまぐれで、捕まえられるわけないですよ。世界にも誰も捕まえた人はいないんですよ?捕まえれるわけないじゃないですか。……まぐれ以外」
慶五郎「う、うるさーい!」
キービィ「ところで、マルクからの予告状とは…?
予告状
今夜、あるものに変装し、隙あらばイマジネーション宝石(ジェム)をいただく。 怪盗マルク
慶五郎「怪盗マルクのマークもしっかりある。これは、間違いなく本物の予告状だ。」
キービィ「そうですね。」
慶五郎「皆の物、しっかりと対策をしておけ!」
全員「おっすっ!!」
一方……
マルク「(今日の変装は、警官だぜ。警官だったらシステムにも当たらないし、怪しまれずに侵入できる。こんなことも考えないのか。警察は)」
「ねえねえ、大怪盗マルクの予告状が出たのは、ここ?」
慶五郎「!?」
キービィ「ああ、名探偵カービィじゃないか。久しぶりだな。」
カービィ「キービィ、去年の六月中旬以来だね。」
マルク「ああ、あの様々な事件を解決している、名探偵カービィじゃないですか!!慶五郎部長、これは心強いんじゃあないでしょうか!」
慶五郎「ああ。これは誠に心強い。」
キービィ「その言動に誠ってつけますかね?」
マルク「そうなんじゃない?」
キービィ「まあそうかもね。」
カービィ「今日は何を盗むと予告状が出たんですか?」
慶五郎「それが、イマジネーションジェムなんだよ。」
キービィ「そして、隙あらば盗むってさ。」
カービィ「変装してくるんだよね?」
慶五郎「ああ、そのとおりらしいな。」
カービィ「多分、この中にマルクはいるよ。」
マルク「(なぜバレた!?俺は何もしていないぞ……?)」
カービィ「一番高いのは、警察に変装している可能性だね。これまでの事件のうち、75%が、警察に変装して盗んでいるからね。警察なら、警備システムを知ることができるから、警備システムを解除する。そして、警察の変装なら、怪しまれずにすむでしょう?」
慶五郎「確かに、そうだな」
キービィ「じゃあよるになったら、アレをしましょうか。」
マルク「(アレ……とは?)」
カービィ「これで誰がマルクか、わかりました。」
慶五郎「!?」
キービィ「まあそりゃそうだね。だってカービィは、どんな事件も、犯行の前に犯人がわかっちゃうからね。この前プププランドで起きた、サメが盗まれる事件で予告状が出た時に事件解決しちゃったもん。そりゃ実力者でしょ。」
カービィ「犯人は………」
慶五郎「(;゚д゚)ゴクリ…」
カービィ「マルクは、あなたです!」
マルク「(……おれがさされている……ここは姿を明かそうか?ま、そうしたほうが読者さんにクオリティが高いと思われるでしょ※)」
マルク「フッ。そうだ!よく見破ったな!!」
慶五郎「捕まえろーー!!」
カービィ「むやみに捕まえないほうがいいよ。もっとチャージャーみたいなものでじっくり狙って捕まえないと」
慶五郎「はっ!?」
マルク「じゃあな〜〜〜」
慶五郎「くそっ。逃げられた」
カービィ「多分、あれ立体映像でしょ。」
その場にいた、キービィ、いや、カービィ以外全員が唖然とした。
カービィ「だって、逃走していくときに、微妙に足がゆがんでいたでしょ?だから、まだこの中に怪盗マルクはいるってことだよ。」
慶五郎「ええええええっ!!!??????」
中編へ続く!
あとがき
この作品では、カービィが名探偵になって、怪盗となったマルクと戦うようなシチュエーションです。この作品を応援してくださると、誠に光栄です。最後に。この画面の前の読者様、本日は、たくさんの作品の中から、この作品を選んでいただき、ありがとうございました。次はいよいよマルクの犯行になります!次回もお楽しみに!