僕の一日@
〇月◇日
誰もいない路地裏に赤ちゃんの泣き声がした。
いやな予感して泣き声のほうへ行ってみると、そこには小さな赤ちゃんが放っておかれていた。
可哀そうに雨の中寒そうに凍えている、自分は見過ごせず家に連れて帰ることにした。
それが間違いだとも知らずに
〇月□日
朝が来た。この前拾った赤ちゃんはすっかり元気だ。
一時期どうなるかとヒヤヒヤしていたが、もう安心だ。
その子は真っ赤なc00lkiddという男の子だった。
拾った周辺を見てみてもc00lkiddの両親らしき人はいなかった。
こうなったら僕が育てるしかない。
大変だと思うが、小さな命をほっておくわけにはいかない。
これから頑張っていこうと思う。
〇月◆日
とても疲れてしまった。元気すぎる....。
だが、ほっておくわけにはいかない!かわいそうだからね…
少しわがままなところはあるが、根はいい子なのだ
受け止めていかないと
◆月■日
....。もう、僕は生きていたくない。
借金抱え、生きるのはもうさんざん
c00lkiddに振り回されている今、苦しい以外何物でもなかった。
だけど、それでも…僕はお父さんなのだ。ちゃんと責任もって育てなければ…。
これ僕の責任なのだ
そうに決まってる。
…
666月666日
c00lkiddが失踪した。
月 日
…
僕は死ぬ
大切に育てた無邪気な殺人鬼によって
…
これで終わりかと思った。
でも、そうじゃなかった。
pi!pi!pi!pi!
…ん?
「ここはどこ…?」
気づいたら、丘の上にいた。