私もゲームが欲しい!
〜この物語の中ではおみやんはあかねという名前で登場します〜(本名じゃないです
はじまりはじまり〜(は
あかねは玄関を出ました。
それからあかねはあることを思っていました。
それは、
「ゲームが欲しい」 と。
あかねはゲームをしたことがあるのですが、それはいとこに貸してもらっているだけで、時間が過ぎるといとこに返すことになっていました。そしてクラスのあかね以外、ゲームを持っていたのでした。そんなことで、ゲームが欲しいと思っていたのでした。
学校につくと、友達に自慢して騒いでいるともがいました。
ともに聞くと、3DSを買ってもらった とのこと。
あかねは思っていたことの、
「いいな。私もゲーム欲しい。」 と返しました。
実は、ずるいと思っていたのでした。
そう思っていると、あることを思いついたともが言いました。
「今日休み時間一緒に遊べない!ごめん!また今度遊ぼう!」
「あ、…」
あかねが答える前に、ともは自分の席に戻ってしまいました。
あかねは思いました。
なぜ最近ともは一緒に遊んでくれないのか… と。
休み時間の終わり頃のこと。あかねは1人で絵を描いていました。
「ん…?何か聞こえるぞ…」
あかねは耳を傾けました。
「マルクなのサ!マルクなのサ!」
本物のマルクの声に聞こえました。階段から聞こえます。
でも、本物のマルクではありませんでした。階段を上がって教室に戻る間、ともが騒いでいたのこと。
教室に戻ってきたともにあかねは聞きました。
「ともくん、なんでマルクの真似してんの?」
ともが答えました。
「最近マルクごっこが流行ってるんだ!あかねちゃんも入る?」
あかねはよくわからないながらも答えました。
「あ、入るわー…」
あかねは「マルクごっこ」のせいでともが一緒に遊んでくれない、ということに気づいたのでした。
でも、一体マルクごっことはどういうごっこ遊びなのでしょうか…
続きます…!