これは、遥か古の時代のお話。

ある町に、たくさんの人々から好かれ、慕われていた剣士がいました。

彼は皆から好かれる性格をしており、笑顔がとても素敵な青年でした。

また彼は、より強くなるために特訓を重ねている努力家な一面もありました。

ちょっと、お人好しすぎたりしますが、彼はたくさんの人々と幸せに暮らしていました。

…あの日が、やってくるまでは。




ある時、敵が攻めてきました。敵の親玉と思われる者は、とてつもない力を持った魔獣を召喚し、人々が住む平和な町を壊していきました。

彼は、罪のない人々を殺していく魔獣、そして__敵の親玉、“ナイトメア”を許しませんでした。

平和を取り戻すため、白き騎士は戦い続けました。

ところがある時、一人の女性を庇い__

彼は、犠牲となってしまいました。




__ところが。

彼は、むくりと起き上がり、火の粉が飛び散るなか、立ち上がりました。

…ですが、様子がおかしいです。

薔薇色のランスを振り上げた彼は、敵を一瞬にして斬り裂いてしまいました。

どうやら、彼の様子がおかしいです。

普段のいつも通りの彼…に、見えますが、その彼の瞳には一切の感情がこもっていませんでした。

それから彼は、幾度となく破壊を続け…

彼がいた町の人々を皆殺しに…そして、彼が住んでいた星も、彼自身の手によって、滅びてしまいました。

それから、長い時が経ち、彼は封印されました。

後の人々は、こう語りました。
彼は、“銀河最強の戦士”と。

その戦士こそ、現在の“ギャラクティックナイト”、なのです…