メタナイトになにが?…
デデデ視点
とても涼しい夜。もう皆寝てしまったが、なぜか眠れない。胸がドキドキして、なんとなく、良いことも、悪いことも起きそうな予感がしている。だからと言ってはおかしいが、少しだけお菓子にかじりついていた。
すると突然、部屋のドアが開いた。
メ「へぇか…」
何故かメタナイトふらふらになってよちよちとこちらに歩いて来る。
デ「へ?…どっ、どうしたっ!?」
何があったのか全然わからないが、仮面が半分以上ずれてるし、片手にはギャラクシアを持っている…。
考え直すと、簡単な事だった。
あ、こいつ酔ってるんだ。
メ「へぇか…まじゅう…がきてるの だから、ここにかくれ、る…」
そう言ってマントの中に入って来た。
デ「おい、大丈夫か?…」
何故かわからないが、こうやって甘えられると、どうしても可愛く思えてしまう。
すると、廊下から小さな声が聞こえてきた。
「卿、一体どちらへ?…」
「外に出ていたらどうしようか、あんなに酔ってたら何するかわかんないからな。」
すると今度は下の方から声が聞こえた。
メ「まじゅう、だぁ………かくれろぉ…」
そんなこと言って、出てって行っちまった。
あーあ、かわいかったのに、もう少し居てくれてもよかったんだが。