あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ふっきー/投稿日時: 2018/07/30(月) 09:26:06
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 カップ麺食べたら思い付いた駄文です。こんな世は認めない。っていうのと同時に進めます!
ノート1 こうなった。
 僕、に名前はあっただろうか。
 僕、に笑いはあっただろうか。
 僕、に助けなどあっただろうか。
 僕、にとって大切な人はいただろうか。
 僕に、僕、に……語りだしたらきりがない…
  
 僕、に幸せは、ないと思っていた。

 僕は、昔から親に叩かれたり、殴られていた。何でかは、解らない。僕の両親は酷く、いつも怒鳴りあっている。
 その腹いせに、僕を利用する。
 今、僕は地下室に幽閉されている。手を目の前に持ってくると、ジャラ……と、音がして手錠がしてある。体のあちこちには、痣が残っている。
「ふぐぅぅっ……」
 よくわからない、この感情。今すぐ、逃げだs
「ほんっとムカつく!!!!!」
「!」
 怒りながら、僕のお母さんが地下室に入ってきた。
「っっっっったく………!!」
 やだ、やめて………
 パシッ…
 嫌な音を立て、いきなり頬を打たれた。どうして……
 このままじゃ、殺される。嫌だ。まだ、生きたいのに。
 その時、お母さんが手錠を外した。
『今しかない!』
 お母さんが手錠を外した時は、大抵、煙草の残り火を押し付けて、僕が怯えるのを見て、楽しむ。
「!」
 僕は、お母さんの頭を蹴り、地下室から出た。
 見つかったらどうなるかも知らない。
 家の構造はよく知らないけど、近くの革製の鞄に食べれそうなもの、お金って言う物を詰める。
 そして、お父さんのコートを羽織り、薄い毛布を突っ込み、鞄の口を締め、外に出る。
 親の名前は知らない。警察に言っても無駄だ。この家の地区も知らない。
「待て!クソがっ!!」
 お母さんの罵声も無視した。

 さよなら。

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