〜プロローグ〜 逃げた少女
これは、メタナイト達が旅に出たのとほぼ同時にあった出来事だった。
「うっ…!!」
「いい加減、諦めたらどうだ?」
「誰が諦めるもんですか…!!」
「無駄だ…………。どうやったって……様には、叶わない。大人しく実験台になってもらう…!!」
「絶対に、嫌です…!!」
「抵抗するんなら…こうするわよ…!!」
「うっ! うわああぁぁぁっ!!!」
謎の少女は女性によって呪いをかけられ…少女は姿を変えられた。
「こんなときに限って…過去の姿に…!!」
「フッ…いい加減、諦めろ」
「絶対に嫌だッ!」
「なら仕方ない…やりなさい、シャドー」
「………………」
シャドーは正気を失っていた。
「!! あなたの友達が待っているのよ! 大人しく目を覚ましなさい!!」
彼に声をかけても何も聞こえない。今のシャドーでは…。
「…!」
「うぅっ…!!!」
強烈な攻撃を浴びてしまった少女は動くことがつらそうだった。
「とどめだっ!!」
???が少女にとどめを刺そうとしたその時、少女は城から飛び出し、空へと落ちてった。
「チッ………!!」
「逃げたか…」
「まあ、いい。また、探せばいいだけの話だ。」