プロローグ
ある、銀色の月が薄い雲に隠れてきらきらと輝いている幻想的な夜の事。
メタ「う〜ん………あ………ま…って………」
その夜メタナイトは、随分昔の夢を見ていた。 それは、何百年も何千年も前の昔の夢を。
カビ「…あ……い、か………ない…でぇ………」
そして、それはなんとカービィも同じで、その夜は二人して昔の夢を見ているのであった。
〜次の日の朝〜
メタ「…で」
カビ「僕とメタが昨日全く同じ夢を見たと。」
二人は、昨日見た夢の話をしていた。なにせ全く同じ夢なもんなので、二人ともとても驚いているのである。
カビ「はぁ〜っ、まったく、こんな事もあるもんなんだねぇ…」
メタ「こんな事が起こるなんて、まだまだ世の中は謎だらけだな。」
カビ「だね〜…にしても、昨日見た夢は何か異様にリアルだったなー…」
こんな会話をしながらカービィとメタナイトが朝食をとっていると、突然ある人物がやってきた。
ガチャッ
????「よー!」
それは、
カビ「ドクター!?」
そう、二人のもとに現れたのは、ドクターマリオ(以下ドクター)だったのである。
メタ「一体こんな朝っぱらからどうしたというんだ…」
面倒くさそうにいうメタナイト。 なぜなら今の時間は午前4時30分。 こんな早朝にいきなり来られても困るんだけど… 仮面の下で不満気な表情をする。 しかし、
メタ「用件は何だ…さっさと言って帰れ」
結局どうしようもないので、不満オーラ全開で仕方無しに聞いてみる。
ドクター「実はねぇ…ちょっと君たちに実験もらいたいことがあるんだよねぇ…」
カビ「実験もらいたいことぉ?」
ドクター「そう。実はね…」
この後とんでもない事になるなんて、今のカービィ達には知る由も無いのであった