プロローグ
これは、ある夜のこと。
ドクターマリオ(以下ドクター)は、研究室である薬を作っていたが、失敗して完成した薬は失敗作となってしまった。
その薬は、昔のことを、忘れていたことも全て思
い出せるというものだったが、どこかを間違えて
記憶だけでなく体まで昔に戻ってしまう、つまり
“幼児化”してしまうというものになってしまったのだった。
そんな薬をドクターは、ため息を一つ吐きながら不用心にも机の上において、明日どうにかして処分しようと考えながら研究室を後にしたのだった。
次の日の朝。カービィが、研究室にやって来た。風邪を引いたメタナイトの為に薬をもらいに来たのだった。
カビ「ドクター!ってあれ、いないなぁ… おっ?この机にあるのは…風邪薬かな?多分そうだよね!貰おっと。お邪魔しましたー(誰もいないけど…)」
カービィは、風邪薬と似ていたその薬をドクターに無断で持っていってしまった。 ドクターは、まだ朝早かったので来ていなかったのだ。
カービィは薬を持ってくると、早速メタナイトに渡した。
カビ「はい、これ(多分)風邪薬。」
メタ「む…、すまんな…って、いま、多分って言わなかった?」
カビ「え、いっ、言ってないよ〜?」(汗
メタ「(じーーーーっ)」<○><○>
カビ「(めっちゃ怪しまれてる…)ま、まぁとにかく飲んでよ。もし違うくっても、た・ぶ・ん、大丈夫だと思うし。」
メタ「本当に大丈夫なのだろうか…(ゴクッ)」
結果は…大丈夫じゃなかったようで。薬を飲んだとたんにメタナイトは幼児と化してしまった。
カビ「ぐはぁっ(鼻血ブーーーッ)」
メタ「な、なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁっ!? カービィっ!!やっぱだめだったじゃん!!」
カビ「で、でも自分の意思はまだあるからいいじゃん…(ドクドクドク)」
カービィは、次から次へと溢れ出す鼻血を必死にとめながら言った。 しかし、メタナイトの意思は次第に薄れていき、30分もたった頃には完全に幼児となっていたのであった。
カビ「ようやく鼻血止まった〜、ねーメタ〜、あれ、メタ〜?」
ようやくメタナイトが完全に幼児になったことに気づいたカービィ。
カビ「(。д。)ボーゼン」
とりあえず隣の部屋のアイクとマルスに事のなりゆきを言って、助けを求めることにしたようだ。
カビ「それで、かくかくしかじか…」
アイク「ふむふむ…、なるほど。」
マルス「ということは、今はメタナイト幼児なの?」
カビ「うん。すっごくかわいいんだよ!」
アイク「そうなのか」
マルス「じゃあ、見せて?」
カビ「いいよ。ねぇメタ〜!」
メタ「なにー、かーびぃ?」
そこへ、よちよちと歩いたメタナイトが登場。
アイク「確かにかわいいな…」(鼻血たらーん)
マルス「はい、テイッシュ。にしてもすっごいかわいいね!いつもかわいいけど、今日は倍かわいいよ!」
カビ「でしょでしょ〜って、話が脱線してしまった…とりあえず、どうしたらいいと思う?」
アイク「とりあえずドクターのとこにいって、解毒薬を作ってもらったらどうだ?まぁ俺はこのままでも全然いいけど。」
マルス「僕も、このままでもぜんぜんいいけど、やっぱりもとに戻さないと駄目なんじゃない?」
カビ「う〜ん、だよね〜…もったいないけど、ドクターのとこに行こうか…」
メタ「ねえ、かーびぃ」
カビ「じゃあ、ドクターのとこに行こう」
メタ「ねえ、かーびぃ!」
マルス「カービィ、メタが呼んでるよ」
カビ「え、あ、なーに?メター」
メタ「このおにいちゃんたちはだれ?」
カビ「あ、まだ言ってたかったね、アイクとマルスだよ。こっちがアイクでこっちがマルス。」
メタ「ふ〜ん、よろしくね!あいくおにいちゃんとまるすおにいちゃん!」
アイク・マルス「ぐはぁっっっ」(鼻血 ブーーーーーッ!!)
カビ「じゃあ、行ってくるね。おいで、メタ」
〜30分後〜
カビ「ただいま〜」
アイク「おかえり」
マルス「おかえり〜、どうだった?」
カビ「ん〜、何か、解毒薬を作るには、少なくとも10日間はかかるらしいよ。10日よりも長引くかもしれないって。とりあえず、素直に喜んどいたけど。」
マルス「そっか〜。まぁ、これは喜んでもいいのかな?」
アイク「いいんじゃないか?じゃあ、次は皆にこの事を言いにいくぞ。」
カビ「OK〜」
マルス「いちいち言いにいくのは面倒くさいから、一回放送をかけて全員集めて言おうよ。」
カビ「それはいいね。」
アイク「じゃあ、マスターとクレイジーに言いにいくか。」
〜話中〜
マスター「なるほどね〜、OK、分かった。いいよ、放送をかけなよ。いいよな?」
クレイジー「なぜ俺にふる…、別に、いいぞ。」
カビ「ありがとう!じゃあ、行ってくるね。」
マスター「あぁ。」
クレイジー「またな。」
メタ「ばいば〜い」
カービィ達が出ていった後
マスター「メタナイト、かわいかったな。」
クレイジー「そうだな。」
実は、可愛いものが好きな両手なのであった…
その頃カービィ達は放送をしていた。 やがて、放送が終わると皆が集まってきた。
カビ「…よしっと、これで全員かな?」
マルス「うん、全員いるよ!」
アイク「よし、じゃあ…」
カビ「かくかくしかじか…」
〜話中〜
話終えると、皆は早速幼児化したメタナイトを見た。鼻血を出さなかったものはいなかったという。
カビ「ーまぁ、そんなわけだからしばらくよろしく。」
皆「OK〜」
ゼルダ「にしても、本当にかわいいですわね〜」
ピーチ「本当にね。食べちゃいたくなるほどかわいいわ。」
カビ「オイコラ」
ピーチ「冗談よ。」(怖っ)
こうして、カービィ達の子守りが始まったのであった…
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〜あとがき〜
今回は、ここまでです。下手な文ですみません… 次回は、早速カービィ達が子守りを始めます。 では、ここまで見てくださった方がいましたら、ありがとうございました。