ゼロとダークマターのちょっとした話
ゼロ「・・・あぁ!!無い!!やっぱり無い!!」
ダークマター「!? どうしました!?」
ゼロ「・・・あぁ。ダークマターか。いや、実はな、ちょっとお前に手伝ってほしいことがたった今できた。」
ダクマ「たった今!?は、はい!何でしょう!?」
ゼロ「さっき俺がカービィと戦ったのは知ってるな?」
ダクマ「はい。僕その前に倒されましたから。」
ゼロ「その時、俺が第二形態になったのも?」
ダクマ「知ってます。」
ゼロ「・・・その時に、あの白い殻みたいなの落としただろ?あれあの後いつもどうしてるか知ってるか?」
ダクマ「知らないです。」
ゼロ「毎回拾いに行って、この赤い目玉部分に付けてるんだよ。」
ダクマ「そうなんですか!?」
ゼロ「接着剤で。」
ダクマ「接着剤で!?」
ゼロ「アロ○アルファで。」
ダクマ「アロン○ルファで!?ってかそこ伏せ字要ります!?」
ゼロ「念のためだ。
・・・で、その殻なんだが、今回の落下地点がよりによってヨーグルトヤードでな・・・。」
ダクマ「ヨーグルトヤードということはもしや・・・。」
ゼロ「あぁ。見事にトゲに刺さった。そしてかなりバラバラになった。」
ダクマ「ヨーグルトヤードといえばトゲ地帯が多いことで有名ですからね。」
ゼロ「・・・なんだその説明的なセリフは。
まぁ大体は集めてつなぎ合わせた。だがな、なぜかひとかけらだけ足りないんだ!!」
ダクマ「え?でも今見た目普通ですよ?」
ゼロ「その位置からなら普通だろうな。ちょっと俺の頭上に来てみろ。お前空飛べるだろ。」
ダクマ「あ、はい。・・・・・・あ、本当だ。欠けてますね。しかもジャストで頭の頂点が。」
ゼロ「・・・何かハゲみたいで嫌なんだよ!!」
ダクマ「ハゲっ・・・www」
ゼロ「笑うな!!地味に困ってるんだ!!」
ダクマ「あ、すいませんww
あ、で、そのさっき言ってた手伝ってほしいことっていうのが・・・。」
ゼロ「そうだ。そのかけらを探してほしいんだよ。」
ダクマ「なるほど。なんとなく分かりました。ちなみにどのくらいそのかけら探してましたか?」
ゼロ「確か・・・30分くらいか?それからお前が通りかかったんだよ。」
ダクマ「・・・その30分を無駄にするようで申し訳ないですが、そのかけらの場所なんとなく分かるかもしれないです。」
ゼロ「え!?」
ダクマ「なんか、ゼロさんに会う前にダークゼロくんが持ってたんですよ。白い物。『それ何?』って聞いたら、
『これ?さっき俺の頭に落ちてきたんだよ。きっとこれは冒険の始まりだ。俺が主人公だ。ついに俺の時代が来た!』
とか言ってどっか行きました。」
ゼロ「俺の殻は『64』のクリスタルじゃねぇんだよ!!・・・よしあのヒトデ○ンあとでシークレットシーの藻屑にする。」
ダクマ「言葉遣いには気をつけてくださいよ。この作品は全年齢対象ですから。」
ゼロ「分かってる。これならまぁ大丈夫だろう。・・・にしてもあいつどこ行ったんだ?それが分からない限り取り戻せないぞ。」
ダクマ「あ、僕あいつ呼び出せますよ。」
ゼロ「マジか!!何でだ!?」
ダクマ「僕、最初の『ダーク』が付くボスで、なんか他の『ダーク』が付くボスは全員呼び出せますよ。」
ゼロ「なんだその特殊性能は!!」
ダクマ「ゼロさんもダークマター族の親玉なんで、ダークマター族の全員を呼び出せるはずですよ。」
ゼロ「知らねぇ!なんだそれ!
まぁそれは置いておこう。ということはお前はあのヒトデを呼び出せるんだな?」
ダクマ「はい。呼びますか?」
ゼロ「至急頼む。」
ダクマ「了解です。」
〜しばらくして〜
ダークゼロ「あ!ダークマターさん呼びました?」
ダクマ「うん、僕というよりゼロさんが。」
ゼロ「俺だ。」
ダゼロ「はいっ!?何ですか!?」
ゼロ「俺の殻どこやった。」
ダゼロ「殻!?」
ダクマ「あの白いやつだよ。」
ダゼロ「持ってますよ。ほら。」
ゼロ「チョットカシテクレ。」
ダゼロ「はい!?なんかおかしくなりましたよ!?」
ダクマ「・・・ゼロさんので間違いなさそうですね。」
ゼロ「あぁ。・・・ダークゼロ?」
ダゼロ「はい。」
ゼロ「ちょっと来い。」
ダゼロ「何ですか?」
〜再びしばらくして〜
ダゼロ「俺の・・・冒険が・・・・・・俺の・・・時代が・・・」
ダクマ「さて、あいつが無事ギャンブルギャラクシーの塵となりましたが・・・」
ゼロ「こっちは大丈夫だ。ちゃんとはまったから。」
ダクマ「あ、よかったです。」
ゼロ「迷惑かけたな。」
ダクマ「いえいえ。いつでも呼び出してもらって構いませんから。」
ゼロ「そろそろ次のカービィがくるから準備しろよ。」
ダクマ「はい。では。」