あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 沢庵/投稿日時: 2015/11/04(水) 18:29:10
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今回の小説について

作者「今回の小説の舞台は、前に執筆した、ニ重奏〜デュエット〜と同じ場所の学校です。さらに、若干、これも、前に執筆した、あの日あの時あの場所と少しだけ関係があります。是非ともその二つの小説をご覧になってからの方が面白いのかもしれません。それでは、ごゆっくりとお聴きください…」
序曲〜プロローグ〜 七不思議の夜の前に
A「お前、何しているんだ?こんなに使われない神社見てさ。学校、もう始めるぞ!」

B「神社のお賽銭の中見てみろよ。ビックリするぞ」

A「たくっ!しょうがね〜な(お賽銭を見る)なんだこれ?文字が書いてあるな…学校の七不思議?え〜と、ある日にちの夜に、特定の場所で穴を掘ると、タイムカプセルがある。それを、持って中身を見ようとすると、その持ち主に、地面の中に引きづり込まれる。
…おい、何だ、この具体性の無い七不思議は?」

B「さあな、でも、何か面白くないか。他のは、俺がもう、メモしておいた。ある日にちの夜と言うのは、何時なのか、分からないが、とにかく今夜から行こうぜ!」

A「…嘘を、本気で信じているのか?バカバカしい!」


俺の名前は、Aでは無く、クールスプークだ。

現在、俺は学校に通っている。いつもと同じ景色だ。ずっと変わらないと思っていた。あの時までは…



休み時間…

C「見てみて!今、流行りのゲームの『理想郷〜ユートピア〜』の有料コンテンツをダウンロードしたわ!凄いでしょ!」

クールスプーク「あ…そう。俺、そのゲーム知らないわ」

B「流行遅れだな。俺なんて、主人公のレベル、90越えだから」

クールスプーク「知らねえよ。B」

B「おいおい。何だ、いきなりBなんて呼んで。俺の〜名前は〜スターマン〜」

C「私の名前は〜バウンC〜」

クールスプーク「バウンシーな。C違いだな。…ボケ二人ってきついな…」

スターマン「はッはッは!なあ!ルサンチマンごっこしようぜ!」

バウンシー「私、ピンク!」

スターマン「俺は、黄土色!」

クールスプーク「ルサンチマンは一人で戦うんだよ!だから、戦隊と言うよりライダーの方なんだよ!と言うかピンクは分かるけど、黄土色って何だよ!お前らルサンチマン見た事ないだろ!」

解説 『ルサンチマン』とは?

そう…彼は、ヒーローだ。しかし、普通のヒーローではない。彼は、かつて、最強と呼ばれた程の実力があるスぺシャルヒーローだった…しかし!悪の組織によって、彼は、弱体化してしまった。そう、信じていた絶対的強さのエネルギーが、悪の組織によって奪われてしまうのだった!そして、悪の組織は、そのエネルギーを悪用した。そして、世界は、ほとんど悪の組織によって支配されてしまった。

ルサンチマンは、悪の組織に立ち向かうが、何度も倒されてしまう。
そして、ルサンチマンは、正義の為に拳を振るう者では無くなった。つまり、ヒーローを辞めたのだ。

それでは、何になったのか?…自分の力を奪った悪の組織の復讐の為だけに、拳を振るう者になったのだ。彼は、変わった。自分の復讐の為なら、町を、人を、全て破壊した。

ルサンチマン「弱き者よ。俺に絶対の服従を誓え!そして、俺の為に、あの憎き悪の組織を消せ。例え、お前がどうなろうともな…」

そして、ある一人の少年が言った。

少年「ルサンチマンのせいだ!こんな世界にしたのは!ルサンチマンのせいだ!」

ルサンチマン「俺に逆らう奴はガキでも、許さないぞ…」

少年「そもそも、お前、お前さえ、いなければ!悪の組織が、こんなに強くなるなんて事は無かった!お前が強い力を持っていなければ!悪の組織は、お前のエネルギーを悪用なんてしなかったのに…こんな世界にならなかったのに…お前が、本当の悪だ」

ルサンチマン「俺が…悪?」

彼は悩む。人生とは、常に選択だ。そして、それは、他人にも影響する。例え、自分が知らなくとも…

彼は、正義の為に再び立ち上がるのか?

それとも、復讐の為に悪に染まり、這いずり回るのか?

君ならどっちを選ぶ?











スターマン「何か重い作品だね。俺の好奇心が刺激されたぜ!」

バウンシー「上に同じ!」

クールスプーク「お前らのコメントが、軽すぎるんだよ…」

後、バウンシーは女性である。

D「お前ら…黙れ。勉強の邪魔だ」

スターマン「おっ!シミラ君!僕達に混ざりたいのかい!」

バウンシー「混ざりたいのかい!」

クールスプーク「ああ…ゴメン。ゴメン。いくら、休み時間でも、騒ぎすぎたな…申し訳ない」

シミラ「君は悪くない。まあ、僕も、別に怒っている訳じゃないから…ただ…彼女が…」

クールスプーク「どうした?」

シミラ「いや…何でもない。僕は、生徒会長。皆の手本にならないといけない。それじゃ!」

クールスプーク「お、おう。何か、頑張れよ!分かんないけど…」

E「彼…私の事…気になっているみたい」

クールスプーク「おおっ…いきなり近くに来るとビックリするな…どうした?ケケ」

ケケ「何でもない。ねえ…消しゴム取ってくれない?」

クールスプーク「ああ…分かった…(ちなみに、彼女も女性だ。そして、かなりの無口だ。後、若干不気味…と言うか消しゴムの位置は、今、立っている彼女のすぐ傍だ。自分で取れば良いと思うが…)」

ケケ「ありがとう(そう言って椅子に座る)」

スターマン「それでさ〜どうするよ!夜に学校に行くの!楽しみでしょうがないぜ!」

バウンシー「しょ〜がないぜ!」

クールスプーク「あ、やっぱり行く前提なんだ…これが、生徒会長シミラにバレたら、お前ら、反省文三枚だな」

シミラ「…(スターマン達を睨みつける)」

バウンシー「そ、それなら、止めた方が…」

スターマン「何事も!経験!大人になってからじゃ、学校なんて行けるもんじゃないぜ!」

クールスプーク「はあ…それじゃ、今夜だけだぞ。他に誰か連れて行くか?」

バウンシー「…それじゃ、ボクシィ呼ぼうよ」

スターマン「何で、あんな高飛車ツンデレを呼ばないといけないんだよ。俺達三人で良いだろ?」

クールスプーク「まあ、俺は何人でも良い。さて…休み時間が終わる。というかお昼休みだな」

ケケ「…七不思議」




七重奏〜セプテット〜 続

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