あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 沢庵/投稿日時: 2015/10/12(月) 18:03:39
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カービィは出てきません。
予告電話 着信前
だいぶ前…


警察「待て!怪盗!」

怪盗「おいおい…これで待ったら、お前らの居る意味が無くなるだろ…言っておくが、俺みたいな奴がいるからお前ら生活出来るんだからな。感謝して欲しいぜ」

警察「おい!撃つぞ!」

怪盗「…撃ってみろよ。(警察に近づく)」

警察「え?…う、撃つぞ!本当に撃つぞ!」

怪盗「お前…ビビっているのか?警察のくせに!」

別の警察「今だ!確保!確保しろ!」

怪盗「ん?少し遊びすぎたか…」

少し前…

警察「…あれ?ガニョッキさん。何処に行くんですか?」

ガニョッキ「今日から、変な宗教団体の所にスパイをする。無駄にデデデが警察に警戒しろって煩いから、対策と言う事で俺が教団の所に行く事になった」

警察「ご勤め御苦労様です!」

ガニョッキ「ああ、本当に面倒くさい…」


現在

ウーウーウー(パトカーのサイレンが響き渡る)

警察「…本当に、事件なんて起こったんですか?信じられませんね」

ガニョッキ「ああ…しかも、体をぐちゃぐちゃにするほど、殺したらしい。何人も…これはプププランド始まっての大事件かもな…(もしかして、カルト教団が関わっているかもしれない…)」

警察「デデデ城に着きましたよ。さて…」

そこで見たのは恐ろしい光景だった。沢山の死体がデデデ城中に転がっていたのだ。一人を除いて…

警察「なんだ、このミートソースの大洪水は!?は、犯人現行犯逮捕!」


パトカーの中…

警察「ふう…何だ?もう騒がないか?」

犯人?「俺は…犯人じゃないんだよ!」

ガニョッキ「詳しい話は署で聞くから、あんまり騒がないでね〜」


そして、少し経ち…

警察「これって俺達、何か表彰とか貰えますか?」

ガニョッキ「貰えるも何も昇進レベルだよ!だってこの平和な国のプププランドで初めて起こった犯罪者を捕まえたんだぜ?そうだろ?この国は犯罪が今まで1つも起こらなかった国だからさ」

警察「また、隠蔽と言う事は無いと思うんですけど…」

ガニョッキ「何言っているんだ?そんなのある訳ないだろ?と言うか、またって何だ?この国には事件なんて起こった事ないだろ?」

警察「ああ…別の国の部署に所属していたなら知りませんよね。このプププランドの隠蔽された事件を…」

ガニョッキ「どういう事だ?」


遠い昔…

警視庁長官「引っ越したんだよ。彼らは…夜逃げでもする事情があったんだよ。平和だけど」

警察「そんな訳ないじゃないですか!家族全員、家や家具、お金を残して出ていくだなんて!何か事件に巻き込まれたんです!失踪事件として、捜査すべきです!」

警視庁長官「しかし、それだと、この国の平和が乱れるだろ。家出だよ。これは…失踪だなんて起こっていない。彼等の学校では転校と言う事にしているからくれぐれも余計な事はするなよ。した場合は懲戒処分にするからな」

警察「…それじゃ、その後に起こった二人の学生の行方不明は?これも何か関係あるじゃないんですか?!」

警視庁長官「その件は、ただの家出だろ?子供の家出は、親に任せればいいんだよ」


再び現代…

ガニョッキ「おいおい、これじゃ、また隠蔽されちまうじゃないか。俺の昇進は?!」

警察「それは、知りませんけど…とにかく、今回の事件の隠蔽は絶対に起こさせません!長官の所へ一緒に行きましょう!」

ガニョッキ「…まあ、行くしかないよな」


そして、長官の所へ…


警視庁長官「ああ、勿論、隠蔽なんてしないよ。というか、昔にも隠蔽なんてしていない」

ガニョッキ「確かに…ニュースに、デデデ城無差別殺人事件について流れていました」

警視庁長官「まったく…まあ、犯人の容疑が固まり次第、犯人についての情報を流すつもりでいる」

警察「…失礼しました」

ガチャーン… ドアの閉まる音

ガニョッキ「おい、本当に隠蔽なんてあったのか?あ〜長官から俺の評価が落ちていないと良いけれど!」

警察「どういう風の吹きまわしなんだ?どうして…」

ガニョッキ「長官が良い人だった!で良いよ。さて…俺は仕事に戻る。お前も頑張れよ」

警察「はい…」

分からない…あんなに見せかけの平和を守っていたのに、今回に限って…何故なんだ?


その後、犯人の容疑が固まり、犯人の情報が公開されプププランド中に届いた。
…私は相変わらず、見せかけの平和の中で生きている。



ある日

警察「さて今日もパトロールだな」

プルルルル…プルルルル… 私の携帯電話の音だ。

警察「はい…どちら様でしょうか?」



沈黙が続き、電話を切ろうとした瞬間だった。





謎の声「これから、10秒後に、この交番は爆発する。逃げた方が身のためだ」




電話は切れた。

警察「…どういう事だ?いたずらか?」

ピー!ピー!ピー! 何かの機械音だ。

警察「…!この交番から出よう!(そう言って交番から急いで出ていく)」

しかし、10秒経っても交番は爆発しなかった。

そして、私は機械音のする方に近づいて見ると何かのモニターがあった。

そして、急にモニターに映像が映し出された。






謎の声の主「やあ、君の名前は…ナックルジョー。たしか、そんな名前だったね。これが、いたずらだと思わないで欲しい。これから君には私の予告を阻止してもらいたい。阻止しなければ、大量の人が死ぬ。分かったね…これは君への復讐だよ」

モニターの映像が途切れる。

ナックルジョー「そんな、どういう事だ…」

予告電話 着信前 続

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