あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: 沢庵/投稿日時: 2015/09/26(土) 17:18:49
投稿者コメント:
カービィは出てきません。カプセルJ、カプセルJ2、バブルヘッド、バブルスの出演のみとなっております。
四人家族の長い一日
私の名前はカプセルJ2
4人家族の長男だ。学校に通っている。家族構成は、
[父、カプセルJ]

[母、バブルヘッド]

[弟、バブルス]

[私、カプセルJ2] 
そして、今、私はある計画を実行しようと思っている。それは

親殺し

理由は、私達に対しての虐待が原因だ。関係は数年前までは好調だった。
しかし、父親が、急に浮気症になってしまい、母親が激怒。
その八つ当たりが私達に向けられたのだ。さらに、父親が浮気女性と駆け落ち、蒸発。そして母親は私達に虐待をしてくるようになった。
暴力、悪口は当たり前。私達は家にも入れず、暗い車庫に監禁
ついには食事が三日に一回になってしまった。

カプセルJ2「…と言う訳で、バブルス。殺そう、私達の自由を奪った勝手な親達を!」

バブルス「そう…だね。何時に…するの?」

カプセルJ2「いや、それより私達が犯人だと確実にばれないようにしないといけないんだ。そう、完全犯罪だ…」

バブルス「父親を…犯人に…仕立て上げるのは?」

カプセルJ2「ナイスアイデア!あ、後、父親じゃなくてカプセルJだ。あんな奴父親じゃない!(バブルスの頭を殴る)」

バブルス「ごめ…んなさ…い」

カプセルJ2「いや…私が興奮しすぎた…すまない。それじゃ明日実行に移る」

私達の作戦はこうだ。
父親は、実はガンマニアだ。それも生粋の。しかし、バブルヘッドに反対され、没収されていた。しかし、父親は一部の銃を隠していた。そのうちの一丁の銃はなんと車庫の工具箱の中に隠されていた。私達はそれを食える物を捜している際、偶然見つけたのだ。そう、その父親にしか隠した場所が知らないはずの銃で母親を殺し、その銃を置いていく。そして、いずれ警察が来る。そして、父親しか存在を知らないはずの拳銃を見つける。そうすれば、犯人は父親だと勘違いする。しかし、銃だけで犯人を決めつけられない。なので、私達が嘘の証言を警察にする。
カプセルJ2『いきなり、お父さんがやって来てお母さんを撃ったんだ!』
こう言えば、完全に父親を犯罪者に仕立て上げられる。状況証拠、物的証拠が十分にあるからな。明日は長い一日になりそうだ。

次の日

カプセルJ2「よし、行くぞ…(銃口をバブルヘッドに向ける)」
今私達は母親の部屋に行き、ようやく、母親の眠っているベットの前にいる。
カプセルJ2「死ねエエエエーーーー!!」

拳銃を引こうとした時、

バブルス「危ない!(窓から急にカプセルJ2に向けて現れた銃弾に向かっていく)」

カプセルJ2「うわっ!…バブルス!どうしたんだ!」
私は思わず大きな声を発してしまった。いや…その前にガラスの割れる音で、もう…

バブルヘッド「…何、勝手に私の部屋に入ってきてるのよ!子供の分際で!(銃を装備し、カプセルJ2に銃口を向ける)」

カプセルJ2「う…ウワぁアァああーーー(バブルヘッドを撃つ)」

バーン!バーン!バーン!

バブルヘッド「グフッ…(仰向けに倒れる)」

カプセルJ2「フフフ…私はついに…敵を倒した。……はっ!
バブルス!バブルス!大丈夫か!?…死んでいる。私のために
…」
私は内心、バブルスの事が嫌いだった。何故なら、父親が浮気症になる前は、親にも愛情があった。しかし、その愛情は私ではなく、バブルスに注がれていた。
腹が立った。…私も愛を感じていたかった。一瞬でも!

カプセルJ2「しかし、バブルス。君は私を守った。ありがとう」

後は被害者面をして、父親を犯人に仕立て上げるか…
ん?待てよ…さっきの銃弾は何だ?まさか…父親が?
何故?何故家族を捨てた奴がここに来るのだ…

私は、家を飛び出し、銃弾が現れた方向に向かった。

カプセルJ2「…カプセルJ!」
そこにいたのは、父親。

カプセルJ「息子よ。随分遅かったじゃないか、ほら朝日がもう顔を出すぞ」

カプセルJ2「何故、ここに来た!」

カプセルJ「こうしないと、私が死ぬからだ」

カプセルJ2「どういう事だ!説明しろ!」

カプセルJ「私はある人物によって実験台にされた。実験内容は、緊張状態はいつまで保てるのかという事だ」

カプセルJ2「仮にそれが本当だとして、それとここに来た事と何の関係がある!」

カプセルJ「緊張状態を解くと、私の脳内物質に悪影響を及ぼすウイルスを流し込まれた。この状態が続くと、死ぬ。つまり、私は常に緊張状態を保ってないと生きていけないんだ。」

カプセルJ2「それじゃ…浮気相手との駆け落ちは?」

カプセルJ「嘘だ。妻が勝手にそう思い込んだだけだ。そして、ついにこの実験の解放を私は許された。条件付きで」

カプセルJ2「まさか…その条件って!」

カプセルJ「家族全員皆殺し。じゃあな、息子よ。(カプセルJ2を撃つ)」

バーン!バーン!バーン!

カプセルJ2「…希望を持った…私が…馬鹿でした…父さん…」

カプセルJ「…片づけたぞ。条件は達成した。さあ、私を解放して自由にさせてくれ」

???「クックック…まだ、残っているぞ。家族全員皆殺し。
その中にお前も含まれているんだよ。今まで御苦労様。ゆっくりお休み」

カプセルJ「グアァァァァァアアアァァーーーー(仰向けになって倒れる)」

???「おお、完全に朝日が昇ったな。これから始まるね。何がって?死人家族の長い一日が…」


死人家族の長い一日 完

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