あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: カビリン/投稿日時: 2015/03/18(水) 21:03:10
投稿者コメント:
どうも!カビリンです。
めっちゃ中二の小説作ってしまいましたw
アドバイスなどどしどしください!
第1話 弟にも自由があるだろ!
★キャラ紹介
フォル・・・「ヨビゴエ」の一人。
人間界からやってきたが、その事を知るのは四戦士とテレンスのみ。
本人も自覚はなく、記憶は消し去られている。
剣使いになるため、日々修行に励んでいる。

テレンス・・・「ヨビゴエ」の一人。
フォルとは幼なじみで、人間界からやってきた。
実は自分が元人間だということも覚えていて、タイミングを狙って教えようとしているが、うまくつたわらない。
魔法使いをめざし、日々賢者の元で修行を積んでいる。

アオイス・・・フォルの弟。
迷惑兄貴に振り回されるも、しっかりしている。
今回ではけっこうかわいそうな目に・・・。


遠い遠い記憶の中。何も無い闇。
何だろう、宇宙に似たこの感じ。
そこに何かを忘れてきてしまったような。
友情とか愛とかそんなかっこつけた物じゃない。
大事な、大事な記憶。
まぶたが重い。意識も遠のいてきた。
ああ、もうダメだ・・・。


「はっ!?」
勢いよくベッドから起き上がると、少し笑ってしまった。
何この漫画みたいな起き方。

ふと見ると、とても汗をかいていた。
「毎日毎日、何なんだよ・・・。」

こんなんじゃ、剣修行よりも起き方寝方の修行だな・・・。
そんな事を考えてたらチーン、といい音がした。
その瞬間、いいにおいがしてきた。

気づいたら、俺はもうテーブルでパンを食べていた。
「ちょっと、どうしたんだよ、急に降りてきてさぁ」
アオイスに呼び止められたが、
「本能的にね・・・」
と適当に返した。

それからは2枚パンを食べ、ジンジャーティーを飲んだ。
「ごちそうさま〜。」
「早ええんだよ兄ちゃんは。喉詰まるよ?」
そう言った時、ドアがバタン、と閉じる音がした。
「・・・もう遅かった」
すると入れ違いに、テレンスが入ってきて、

「アオイス、フォルは?」
「兄貴ならとっくに修行行ったよ」
「あ〜もう!伝えるチャンスが〜!」
ビシャン、とフォル以上の音でドアを閉めて行ってしまった。

「・・・伝えるって、何を?」


                        Stay tuned for next time・・・

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