予測不可能・抽選王
ここはブルブルスターのとあるカラオケ店。
・・・部屋が広めのところである。
ここでは7人の方がとある事を始めるのであった・・・
黒莨「はい、それじゃ王様ゲーム始めるよー。」
ミズクレ「唐突ですね黒さん」
ロウ「もしかしてキスとかそんな命令いきなりするんですか?」
シロカ「うわぁ・・・黒さんそれはないですよ・・・」
黒莨「ちょ、なんで俺責められてるの!?」
みど「まぁまぁ皆さん落ち着いてください。」
ミラ「そうですよ、せめて雷魔法で・・・」
ミズクレ「ミラさんそれ俺がダメなやつ!」
紅猫「それで、ただ普通に王様きめて命令してあんなこんなするんですか?」
黒莨「ふっふっふ・・・実はちょうど抽選のためだけに存在するものを手に入れたんだよ。」
ロウ「なんか存在理由が地味ですね・・・で、どんなやつですか?」
黒莨「抽選王という機械です。」
紅猫「それはいったい何なんですか?」
黒莨「なんとこの機械は」
説明がめんどくさいので、実際に「抽選王」と検索して
実際にDLして試してみることをお勧めします。
ちなみにボクが作ったものではありません。
黒莨「・・・という機械なのですよ。」
みど「説明のほとんどが省かれた気がしますが、つまり抽選するための機械なんですね?」
ロウ「でもこれを何に使うんですか?」
黒莨「これで王様から命令まで決めますよ?」
シロカ「なんかつまらないですねそれ」
黒莨「アナログよりデジタルです。」
みど「Oh…」
とまぁ、デジタルな事情を話しているうちに、
準備は既に整ったのであった。
第1ラウンド
ミズクレ「じゃあ、もう初めていいんですね?」
黒莨「そこの赤いボタンを押せば最初に王様が出るよ。」
ロウ「これですね、じゃあ・・・」
「「「「「「「王様だーれだ?」」」」」」」
ポチッ
王様:ミズクレさん
ミズクレ「いきなり俺かよ!死ぬフラグじゃん!」
黒莨「大丈夫でしょ、命令がまだ出てきてないし。」
みど「もしかしていきなりキスとか?」
ミラ「へぇ・・・」
ミズクレ「ミラさんやめてくださいよ!全部抽選王という機械がやってるんですから!」
ロウ「ちなみに命令は王様がいってもらうから」
ミズクレ「ロウさぁぁぁぁぁん!!?」
ミズクレさんが最初の王様となった。
しかしそこには喜びではなく悲しみが。
まぁ、命令の中にはヤバい命令あるからねぇ。
特に 二 人 用 とか・・・ね。
ミズクレ「えぇー・・・じゃあいきますよ・・・」
ポチッ
ミズクレ「・・・えーっと・・・」
紅猫「何ですか?」
ミズクレ「・・・4番が服部平治の真似をする。」
みど「それコナンの登場人物では・・・」
ロウ「で、誰なんですか?4番は。」
シロカ「わ、私やで工藤!」
黒莨「まさかのシロカさんであった。」
ミラ「言っては悪いですけどこれただの関西弁では。」
紅猫「それいっちゃダメですよ!」
シロカ「で、これいつになったら終わることができるんや?」
黒莨「えーっと・・・次の命令がくるまでですね。」
シロカ「なんやて工藤!!」
(((((( 誰が工藤なんだ? ))))))
第2ラウンド。
シロカ「ほな命令きてくれへんかなー」
ロウ「関西弁のシロカさんとはまたインパクトが・・・」
ミズクレ「さて、次いきますよ?」
「「「「「「「 王様だーれだ? 」」」」」」」
ポチッ
王様:紅猫さん
紅猫「あら、私ですか。」
ロウ「おぉう・・・これは何かまともな命令が来そうな予感。」
ミズクレ「逆にボクはやばい命令が来るんですか?」
ロウ「まぁ間違ってはいないですね。」
ミズクレ「えぇー・・・」
ミラ「さて、命令はどうなるんでしょうかね?」
謎の期待感をよせられた紅猫さん。
果たして命令はいったい。
紅猫「じゃ、いきますよー・・・」
ポチッ
紅猫「えっと・・・3番の大切なものを4番が没収する。」
これは精神的に来るものだなぁ。
・・・まぁ終わったら返してもらえるんでしょうけど。
黒莨「3番と4番・・・俺じゃないですね」
みど「私でもないですよー?」
ミズクレ「じゃあ一体誰が?」
シロカ「私が3番で・・・」
ミラ「私が4番です。」
これはビックリ。
ていうかまたシロカさんですか。
ロウ「ミズクレさんが3番なら面白いのに。」
ミズクレ「やめてよ!」
紅猫「シロカさんの大切なものって一体?」
シロカ「えーっと・・・母親の形見のリボンと父親の形見のクリスタルですね。」
ミラ「で、これはいつまで没収してればいいのですか?」
黒莨「王様ゲームが終わったらでいいかな。」
紅猫「短いのか長いのかわかりませんね。」
ミズクレ「ていうかこれまた没収することになったらどうするんですか?」
黒莨「その時は逆の立場になってもらえれば・・・」
ミズクレ「おい。」
第3ラウンド
「「「「「「「 王様だーれだ 」」」」」」」
ポチッ
王様:シロカさん
シロカさんが王様とは・・・
命令によってはマジで言いそうですね。
シロカ「私が王様ですか・・・どうしましょうかねぇ?」
ロウ「シロカさん命令はこの機械がやるんですから。」
黒莨「とんでもない強運ですごいの引いちゃうんじゃね?」
みど「シロカさんならできそうですね・・・」
果たして、命令はどうなるのか。
できればましなものが出てきて欲しいですよ流れ的に。
シロカ「さて、命令はなんですかねぇ?」
ポチッ
シロカ「6番がソーダカルピス(機械)と戯れる・・・ですね。」
ロウ「ソーダカルピスってもしかして、カルピスの希少種?」
黒莨「いや、あんたがこの前「ソーダカルピス作れ」っていうから・・・」
ロウ「あぁ、あれですか。」
シロカ「で、6番は誰ですか?」
黒莨「・・・俺やわ」
ロウ「じゃ、ソーダカルピスさんどうぞー♪」
黒莨「ちょ、待って待ってすごいスピードで追ってきt」
ギャアアアアアアアア!イタイイタイイタイイタイヤメロマジデ!
チョットマテオマエノシカカルナッテイタイイタ!アレチョットマッテコレイシキガマズイッテ
ナンカイキガデキナクナルレベルデヤバイッテ!!
チョ、マジヤメロガンタイヤメロガンタイヤメロオイ!ヤメロマジデ オンドラァ!
シロカ「おぉ、見事に抜け出せましたねぇ」
ミズクレ「で、大丈夫ですか?」
黒莨「眼帯とられかけた・・・」
紅猫「まぁ面白いもの見られましたよ。」
ミラ「ロウさんは大爆笑ですけどね。」
ロウ「あっはっはっはっはwww超wwwおもしろうぃwww」
黒莨「俺が王様になったらあんたに痛い目見せてやるわ・・・」
果たしてどうなるのか。
そしてセリフメインすぎてこれはひどい。
2話につづく