あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ロウ/投稿日時: 2013/04/28(日) 20:14:54
投稿者コメント:
どーもロウです!!
絵茶でミズクレさんたち5人に承諾を得て作成しましたボクゥゥゥ!!!
話の都合などで性格変えたり承諾を得ていないオリカビも出してしまったことを深く反省します。
ではごゆっくりお読みください。
上 寒いけど熱い星
「もらったぁぁぁぁ!!!!!」
剣を振り上げて彼は空から降ってくる。狙いは僕だ。
回転を利用して後ろに下がる。
この無駄な動きは僕の癖である。
彼が振ってきた。僕がいない地面で空(くう)を切る。
「また避けられたか!」
「ふっ!この僕に切り傷を与えるなんて2年早いんですよ!!」
「くっ…。ならこれならどうだ!!!!」
「じゃあこっちも本気で!!!!」
剣と剣がぶつかり合い剣と目から火花が出る。
「あの〜…」
「今日こそあなたに勝つ!!!!負けばっかりの俺ではないですよ!!」
「それはさせません!!僕も負けたくないんでね!!!!」
「二人とも〜…。」
「「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」」
「俺の話を聞けぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!」


改めて
ここはブルブルスター。
年中冬のような気候で花も咲かない不毛地帯が多々ある星である。
しかしこの星は雲の上に街があったりデパートや工場もある。
今そんな寒いブルブルスターが熱いのである。
えっ?2組のカップルがいるからって?
まぁそれもそうなんだけどそれはまた別の話。
そう、今バトルの真っ最中なのだ!


「なんすか?クロさん。戦いたいんすか?」
僕の名前はロウ。
人をいじるのが好きな少年だ。
寒色系の姿をしているが寒がりという体質を持っている。
わざわざ動きをかっこつけているのが嫌な癖だ。
「戦いたいんならいつでも割り込んで来てくれていいんですよ!!相手できますから!!」
僕の剣を受けて火花を散らしているのはミズクレさん。
名前の通り水がエネルギーの青年である。
ストレートなツッコミが評判で頭も良い。
リップルスターの実家で妻と2人の子供と一緒に暮らしている。
「いや、戦わねぇよ!!!場所だよ場所!!!」
怒りながら僕たちの戦いの様子を見ている彼は黒莨さん。通称クロさん。
左目にいつも眼帯してる。中二病ではない…と願いたい。
僕と同じく人をいじるのが得意で僕よりもボキャブラリーのレベルが高い。
この星にある工場の工場長をしている。
「場所?」
「なんで俺の工場の前で戦ってんだよ!!!」
「大丈夫です。危害は与えないつもりなんで。」
「つもりって、確定してくれよ!!!!」
「それは無理な願いだクロさん!!!」
「隙あり!!!」
「ぐはっ!!!!」
話に集中しすぎて水剣の攻撃に当たってしまった。
「こうなったら遠距離戦だ!!」
剣を銃に変形させて僕は弾を撃つ。
「は、早い!!!うわっ!!!」
水剣で防ぎきれずミズクレさんの足に命中させた。
「じゃあこっちも遠距離で!!」
ミズクレさんは水剣をしまうと2H2O砲を構えた。
「ちょっと待て二人とも!!!」
「ん?なんすかクロさん。やっぱり戦いたいんですか?」
「だから違うって!!!流れ弾が工場に当たったらどうするのかを聞きたいんですが!」
「そのときはそのときですね。」
「えっ!」
「まぁ工場に当たらないように配慮はしますよ。安心してください♪」
「安心って…。」
そういうと2人は戦いの続きを始めた。
「じゃあ気を取り直して行くぜ!!シューティングスター!!!」
「5個か。じゃあ守れる!フォールフィールド!!!」
5つの弾丸を防御魔法で無効化にした。
「さっすが強化版フォースフィールド!!!6回になって結構難しくなりましたね!!!」
「ふっふっふ…。」
FFを解除し拡散でウォーターレーザーを撃ってきた。
わずかな隙間を見つけて僕は回避する。今回も回転や跳んだりしている。
「くっ!!じゃあこれならどうだ!!!」
2H2O砲から銃口と同じ大きさくらいのミサイルが飛んで来た。
「おぉ!!!!久しぶりのフォ、フォト…フォットントピード?まぁいい!!!何かに当たらない限り壊れない追尾制ミサイル。よし、壊そう。」
フォットントーピドーを銃弾で破壊するとすごい煙が立ち込めた。
「!?何も見えない!!!」
「今だ!!!!」
煙からミズクレさんが水剣を構えながら突っ込んできた。
あいにく不意打ちは避けられないのである。
「うわぁぁぁあああ!!!!」
「まだまだ行きますよ!!!」
ミズクレさんは再び2H2O砲を構えるとチャージを始めた。
「やっべ…!!!」
起き上がりながら策を考えた。
「よし…逃げよう!!!!」
必死で逃げる僕と溜めながら追いかけるミズクレさん。
僕は近くにあった"穴"に入った。
「逃がすか!!!ファイナルウォーターレーザー!!!!!!!」
これが僕たちの戦いの最後である。


「まったく、なにやってるんだよあんたらは!!!!!!!!!」
怒るクロさんの前で正座する僕とミズクレさん。
「ミズクレさん怒られてる〜ww」
「一番悪いのどっちかというとロウさん、あんただからな…。」
「はい…すいません…。」
僕があの時逃げ込んだ"穴"、それは工場の裏口だったのである。
裏口から僕が工場に入り込みミズクレさんが工場内へファイナルウォーターレーザーを入れた。
工場内の機械はショートして工場は爆発してしまった。
「工場の方向から煙が出てたんで私も急いで来ちゃいましたよ。まさかこの二人が原因なんて…。」
クロさんの横で座り込んでいる少女はみどさん。
とてもしっかりしていてマイペース。
最近この星に引っ越してきた。
クロさんの彼女である。
「すいません…つい勝負に真剣になってしまって…。」
「あそこまでなるとは思ってませんでした…。本当にごめんなさい…。」
「まぁ誰も死んでなくて不幸中の幸いってことですね…。」
「みどさんは優しいんですね。」
「えっ?」
従業員と混じって狐を撫でている女の子がみどさんに話しかけていた。
彼女はネトさんで狐のほうはウィルコ。
僕の仲間の天敵で通称リアルウィキペディア。
可愛い顔してかなり怖いんだよ、この子…。
「だって工場長のことを心配してここまで走ってきたんですよね。顔に描いてますよ。」
「えっ!?」
突然のことだったのでクロさんもみどさんも顔が赤くなっている。
「じゃあそういうことで…。」
「了解…。合図はお願いします…。」
「何こそこそ話してるんすか?」
「「はっ!!!!!」」
こそこそ話していた僕たちににらみを利かすクロさん。
「い、いや、何もないっすよ!!」
無理に笑顔を作り手を振る。
「あっ、クロさん!!従業員がサボってます!!!」
「マジかよ!!!!」
「「今だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」」
クロさんがミズクレさんが指差す方向に振り返った瞬間に僕たちは全力で走った。…様な気がした。
走ろうとした瞬間クロさんに腕をつかまれたのである。
「残念ですね。俺の右目は誤魔化せませんよ。」
「うぐぅ…。」
「とりあえず二人とも弁償してくださいね。」
「じゃあミズクレさんよろしく!!」
「えっ、なんで!!!!!!」
「折半です!」
「はい…。」


そんな時にクロさんの携帯が鳴った。
「誰だ?こんなときに…。」
「よし、逃げるぞ!!!」
「みどさん、捕まえといてください。」
「はーい。」
「なっ…。」
みどさんに捕まえられながら2分くらい。クロさんは携帯を戻した。
「誰からだったんですか?」
「シロカさんから緊急要請。」
「えっ!!!!」
「ん?どうしたんですかロウさん。」
「なんでクロさんがシロカさんのアドレス知ってるんですか!?」
「えっ、だって3DSのフレンドだから。」
「で、緊急要請ってなんだったんですか?」
「あぁ、ウルルンスターにでっかくて気持ち悪い怪物が出たんだって。」
「えっ、ウルルンスター?」
「どうしたんですか?ミズクレさん。」
「実は今ミラさんが姉妹でウルルンスターへ旅行に行ってまして…!!」
「なんというバッドタイミング!!!」
「…どーせ俺は3DS持ってない変体ですよ〜だ…。」
僕を無視して3人の会話はまだ進む。
「とりあえず俺は緊急要請を受けたから行くとしてミズクレさんはミラさんの無事を見に行くために行くんですよね。」
「えぇ…。ミラさん大丈夫かなぁ…。」
「あのっ、クロさん。」
「どうしたんですか?みどさん。」
「いや、迷惑でしたら別にいいんですけどぉ…。私も行ってもいいですか?」
「えっ、来るんですか?」
「あぁ…すいません…。やっぱり迷惑ですよね…。」
「そんな迷惑なんて。その代わり安全な所にいてください。」
「はい。ありがとうございます。」
「よし、じゃあ3人でウルルンスターへ…」
「ちょっと待ったぁぁぁ!!!!!!!」
準備を始める3人に声をかけた。
「あれ?ロウさんまだいたんですか?」
「はい。それより俺も行きます!!俺抜きで誰が彼女を守るんですか!!」
「自分の身は自分で守るのでは?」
「そうだね。シロカさん強いし。大丈夫でしょう。」
「ちょ、酷くない?みんな!!!」
「はっきり言ってくださいよ、ロウさん。」
「…彼女を助けに行きます。だって緊急要請ってことはピンチってことなので。」
「その言葉を待ってましたよ。」
「じゃあ4人でウルルンスターへ向かいましょうか。」
「えぇ。ミラさん…待っててください…。」
ウルルンスター行きの電車に4人は乗り、向かったのであった。



続く。

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