あしかのらいぶらりぃ
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執筆者: ロウ/投稿日時: 2013/03/23(土) 17:23:19
投稿者コメント:
わっひょ〜い♪ども、ロウです!!!
この小説は以前掲示板にあったけど消えてしまった「永久物語」を元にしております。
あの時の話を元にしていますが、僕の曖昧な記憶によって結構変わってしまうことをご了承ください。
では!!
事件が始まる前
「腹減ったぁ…。」
太陽がギラギラと輝く空には雲一つない、まさに一面ブルーの空だ。
今日は何度も腹がなり、胃の辺りが痛くなる。
これはもう残りの体力1くらいだろう。
負因…空腹。
今まで色んな所で敵と戦ってきたけどこの空腹が結構強い。
「ウィスピーウッズの所行こうかなぁ…。でもここから遠いしなぁ…。」

『…ビィ!!!!!!!おぉ〜い!!!!!』
フラフラとしてる僕の耳には僕を呼ぶ声がかすかに聞こえる。
誰と一瞬思ったが自分と同じあの声の主はすぐに分かった。
「シャドーか…。」
シャドー。本名シャドーカービィ。以前鏡の国を旅していたときに、僕を勝手にライバルにした影だ。
影といっても邪悪なやつじゃない。今では鏡の国を守ってるらしいけど…なんでここにいるんだろう…。
シャドーは僕のそばまで走ってやってきた。
「何だよ元気ねぇなぁ。なんだ?空腹か?」
「当たり…。何でお前は僕の影なのに大丈夫なわけ?」
「ん?そりゃあお前の家にあったリンゴ2個ほど食ったからな。おかげ様で元気だ!!!」
「はぁ?あれ今日のおやつだったんだよ!!!!」
「いいじゃんかよ。減るもんじゃないし。」
「減るよ!!!!2個ほど減ったよ!!!!あぁ〜怒ったらますます腹減ってきた…。」
「じゃあ怒らなかったらいいんじゃねぇの?」
「誰のせいだと思ってるんだよ!!!あとなんでシャドーここいるの?鏡の国は?」
「あっ、言うの忘れてた。」
シャドーは記憶をたどる様に頭を整理している。
「簡単な話なら早く話してね…。もうお腹が限界だから…。」
「ちょっと待てよ。今何言うか思い出してるから。」
「じゃあウィスピーの森で話さない?シャドーは僕が食べている間に思い出すって感じで。」
「あぁ、いいなぁそれ。俺もそろそろ腹減ったし。」
「まだ食うの!?2個も人のリンゴ盗んだのに!!」
「ほら、甘いものは別腹って言うだろ?」
「いや、どっちもリンゴだよ!!!!」
笑顔で向かうシャドーとため息をつく僕。

「えっ、鏡の国が危機?」
ウィスピーの森にある切り株に向かい合わせで座りながら話している。
シャドーはリンゴをかじり飲み込むと話し出した。
「そうなんだよ。とにかくやばい状態。」
「やばいってどんな感じ?」
「とにかくドワーってなってシーンとしてるんだよ。」
「なんで擬音語で説明するかなぁ…。」
「とにかくやばいんだって。いっぺん見に行くか?」
「うん。百聞は一見にしかずって言うからね。行くよ。」
リンゴを空に頬リ投げて口の中に入れ、僕は切り株から下りた。
「私も行かせてくれないか?」
斜め上のほうから鋭い声が聞こえてきたので見てみると、枝の上にはメタナイトがいた。
「お前は…たしかあのときの…。」
「メタナイト!?なんでそこにいるの?」
シュッと枝からおり地面に着地すると顔を上げた。
「すまない、盗み聞きするつもりでは無かったが、少々気になることなのでな…。」
「気になるって何が?」
「鏡の国の危機のことだ。なにか嫌な予感がする…。」
「嫌な予感ってなんだ?」
「…ダークマインドの復活を意味しているかもしれない…。」
「ダーク…。」
「マインド…。」
僕もシャドーも言葉を失った。

「それは無いよ!!!」
とっさに声が出た。
「だってダークマインドは剣の力で封印したし、また復活なんて…。」
「…まぁまだ決まったというわけではない。取り合えず行ってみないと分からないしな。」
「うん…。」
「取り合えずシャドー、案内をしてくれ。」
「了解。」

僕とシャドーとメタナイト、この3人で鏡の国へ向かった。

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