第1話「工場の日常」
「よし、従業員0293、お前は課長に昇格だ。」
「あ、ありがとうございます工場長!!」
「お前は大変いい働きをしてるからな。昇格は当然のことだ。」
「は、はい!これからも頑張ります!」
・・・ふぅ。
工場長の仕事も楽ではないな。
一見、従業員に全部やらせて、工場長は
ただ1人サボっているようにみえるが、実はそうでもない。
新規従業員面接・従業員の昇格や降格・資材調達
など・・・
普通従業員がやるような仕事でもあるが、
この3つは従業員にはできない。
まず最初の2つは当然俺がやらないといけない。
次に資材調達。
これは主にデンジャラスディナーや、コレカラスター、
そして意外と鉱山資源の多いウルルンスターから取らなければならないし、
従業員にまかせると大抵のやつらはマグマで燃えたり
誰かを盗撮して仕事をサボるとかがオチだ。
それでもとってくるやつはいるのだがな・・・
おっと、そんなこと話してるあいだに、事件が。
「おいおい、どうしたんだお前ら・・・」
「た、大変なんです!従業員0429と1032がピコハンに潰されて・・・!」
「・・・お前新入りか?まぁまだなれておらんからし方ないけど、
この工場でピコハンや壁プレスに潰されるのはよくあることだ。
あまり気にしない方がいいぜ?」
「・・・えーっと・・・気にしなくていいんですね?」
「ま、そういうことだ。 俺はまた書斎にでもいるから、何かあったら呼べよ」
「あ、はい。わかりました!」
・・・とまぁこのように、従業員が
ヘマして潰れちゃったり、熔鉱炉に落ちるのはよくあること。
これはあまりないが、バーニスに遊ばれたりもある。
・・・ちなみにバーニスはうちの熔鉱炉の管理人だ。
まぁこの工場で偉い方であり、俺のペットと考えたほうがいいのかな。
この工場は、より優秀な従業員を育てていたりもする。
ドジなやつや盗撮犯、そしてこの工場に関しての
文句を1つでもいえば即処刑か追放か。
追放なら刑は軽い。
だが処刑はとても重いものだ。
おっと、そろそろ資材調達をせねばな。
では今日の文はここまでだ。
次は「工場の製品について」を話すとするかな?