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小説「
夕日の綺麗な家
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作者名
おみやん
タイトル
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内容
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続きイイイイ(え あかねは言うと、部屋に戻りました。 3時50分。 ちょっと高いところにある夕日に、あかねの影が写りました。 その時、あかねの持っていたマホロアのキーホルダーが光りました。 「そうか……この時代には、あのWii初登場のマホロアもいないのか……。」 そう考えると、あかねは悲しくなりました。 実は、あかねがマルソに1996年に連れて行かれるときに、寝もとに置いたマホロアのキーホルダーを握ったまま来てしまったのです。 あかねは、悲しくなりました。 「家に帰りたい…また家族に会いたい…。」 そんなあかねは、階段を下り、仏様の場所に行きました。 そして、お祈りしました。 「どうか私を、…現代に帰らせてください……。」 手を合わせ、丁寧にお祈りしたあかねは、部屋に戻って行きました。それから、部屋に戻って暇つぶしできることを探しました。 あかねは言いました。 「なんだろう…これ……」 少し丸みを帯びたデスクトップに、大きなファンが2つ。そしてちょっと黄ばんだマウスが。 それは、パソコンなのでした。 あかねはスイッチを押してみました。 1分ぐらいして、ロゴが出て来ました。 『Windows 95』。 「うぃんどうず……?なんか聞いたことある!」 あかねは、パソコンをいじり始めました。 しばらくして、パソコンに飽きたあかねが時計をみました。 時計は4時35分。 夕日が見えます。 そのときです。 玄関の戸が開く音がしました。おじいちゃんおばあちゃんが帰って来たのです。 「あ、おかえりなさい!」 あかねは機嫌を変えて言いました。 「ただいま。留守番ありがとう!」 おじいちゃんおばあちゃんは笑顔で言いました。 そしてあかねは、あることをはっと気がついたのでした。 そしてこうつぶやいたのでした。 「…現代に帰ったら…おばあちゃんには会えるけど、おじいちゃんに会えなくなっちゃう……。」 あかねの目に涙が浮かびました。 ここで泣くわけには行かないと、あかねは自分の部屋へ駆け上がりました。 そして、布団を抱いて、顔が涙でびしょびしょになるぐらい、泣きました。 「現代に帰れなかったら、家族に会えない…そして、、帰っちゃったらおじいちゃんに会えない…うぅっ……」 1分ぐらい泣き続けたときです。 夕日が沈みかけていました。 あかねは顔を上げました。 そこには、さっきより沈んだ、オレンジ色の 夕日が見えたのでした。 そして、その光がさっきより窓からさしているのでした。 あかねは泣くのをやめて、玄関に行きました。 そして、靴を履き、外に出たあかねは、夕日を見ながらこうつぶやいたのでした。 「夕日…綺麗だし、…もう少し、1996年にいてもいいかなぁ……。」 実は、現代のあかねのおじいちゃんの家は、建て替えで夕日が綺麗に見える角度を見つけるのが難しいのでした。 そうつぶやいたあかねの顔には、さっきの涙は消えたように、夕日のような優しい笑顔が浮かんでいました。 〜続きます〜
投稿者コメント
感想ください(TT) あかねは一体、どんな決断をするのでしょうか…。
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